ただでさえ#3つに加えて臨時記号がついてるのに、それ
レッスンは明日である(^^;
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「難しいというか」が良いなと思ってくださいましたら、
こちらを ぽちっとm(_ _)m
ただでさえ#3つに加えて臨時記号がついてるのに、それ
レッスンは明日である(^^;
1月28日、表参道クラシックスペース(OCS)の「OCS室内楽レッスン」に参加しました。
先日書いた1月6日のハイドンOp.1-1が楽しかったのです。
今回はモーツァルトSQ1番が題材。
和音の響き、豊かな響き、華やかな響き、落ちついた響き、、、。
その響きに合わせて音程を取る。揃ったときの音の広がりを感じられるか、感じながら弾いているか。
同じ響きの間、その響きを維持する音色になっているか。
たとえば、ビオラがアウフタクトでストバイが小節の頭から入るところはビオラから音色を作って(ストバイが歌いやすくなり、より音楽の幅が広がる)。
同じ和音なのだけどチェロが主音の場合とそうじゃない場合。
同じ和音なのだけどチェロがオクターブ上の音に変わっている場合。
どう感じるか、譜面と逆パターンを弾いて聴き比べられるようなこともしました。
時間をちょっと延長して2時間近くの間、最初の30小節ほどを使っての、響きの探求(大げさ?)。
何調とかいう知識よりも感じることが大事。感じることができてから、これは何だろうと知識を身に付けるのならば良いけれど。音律の話とも違う。
僕にはあらかじめちょっと低めにとるなんてことはできないけど、音を出してみて自分が響きから外れた音になってるかどうかを感じて修正していくようなことはできました。
日ごろ、アンサンブル曲の練習をしていても、自分の音を出しながら漠然と周りの音を聴いていることがほとんどなので、1月6日、1月28日と、こうした実践的な体験ができて、とてもありがたいです。
友人知人のあの人たちとかこの人たちとか、こういうレベルで演奏してるのかー。
しばらくVn2重奏ユニットが3つ(同時には最大2つかなー)走るので、2重奏で響きを聴くことにチャレンジしてみよう。
昨日
「あれ? こないだ自己紹介で「ばよりん歴8年半です」って言ったけど、9年半だった(笑)」
とつぶやいたのですが、今朝になって
「あれ? 9年目だから8年半でいいのか・・・。」
と、さらにつぶやくなど。。。
数え直してみます(^^;;;
2009.7 1年目 46歳
ヤマハグループレッスン開始
2010.7 1周年 2年目 47歳
8月今の教室に
10月篠崎2巻開始
翌年2月カイザー開始
2011.7 2周年 3年目 48歳
2012.7 3周年 4年目 49歳
2013.7 4周年 5年目 50歳
12月篠崎4巻修了
翌年4月カイザー修了、ドントOp.37開始
2014.7 5周年 6年目 51歳
2015.7 6周年 7年目 52歳
2016.7 7周年 8年目 53歳
2017.7 8周年 9年目 54歳
ドントOp.37修了、クロイツェル開始
※いまここ(8年半)
2018.7 9周年 10年目 55歳(予定)
毎日弾いてるわけでもなく、1週間に10時間ぐらいのペースで弾いてきて、年40回以上のレッスンを受けてきて、いまは、2017年8月18日に書いたように
> 前にどこかで書いたかもしれませんが、これまではずっとヴァイオリンという楽器に慣れるフェイズだと思っていました。
> ここで言う「慣れる」というのは、この楽器でできることを、とにかくひととおりやってみる、という意味です。
>
> まる8年かかってしまいましたが、今、ここまでくれば、基礎を学ぶ準備ができたと言えるんじゃないかなと、思えるようになりました。
という段階です。
まだまだ伸びますよ(^^)
だんだん年数関係なくなってきたけど、この先、何年前にやったこの曲を、という曲が増えていくと思うし、何年目にこんな曲をやったという記録は続けていきたいと思っています。
今年最初と2回目のレッスン。
■音階:3オクターブ
328:曲に合わせてイ短調
いや、Wikipediaによれば、曲は、イ短調からイ長調、ホ長調、ハ長調なのだけれど(よくわからん^^;)、とりあえずソロの最初のイ短調。
→調が変わっても安定している。音階1回目で不安定なところが2回目で修正されている。アルペジオではレの音がわずかに高い傾向あり。
329:エチュードに合わせて変ホ長調
エチュードがなんだか指が戸惑っていて、あ、♭3つの短調は弾いたことがあるけれど、♭3つの長調はたぶんおそらく初めてだと気が付いたので、音階でもやってみました。
→ファの音程が不安定。(全体的にまだ自分で音程感がつかめていない)自分で自分の音を聴きながら確認するように弾いてみる。
■エチュード:クロイツェル
328:4番
・スラースタッカート。1音1音弦をしっかり捕まえて弾くように。
(前々回)弓のどこをどのくらい使うか、二分音符のスタッカートの長さ、音色。
(前回)小節をひとくくりで見て弾けるように。
→練習時よりも転調部分で音色を変えるのは思うようにいってなかった気がするのですが、合格(^^)/
329:5番
・パターン2で。
→右手はよくできている。音程が不安定。特に主音(^^;;; 主音を安定させて、そこを足掛かりにすると全体が安定する。
■曲:ヴィオッティ コンチェルト第22番第1楽章
328:初回はちょっと頑張って2ページ目の重音に入ってから3小節までみていきました。
329:先生の指示で、重音の手前から2ページ目TUTTIの前までをみていきました。
「最初の出だしもやってみましょう。」「あー、1回だけでも直前に弾いておいて良かった(笑)」
メモ:
・出だしのアウフタクトからのミドラミはひとつのフレーズであるように。
・8分音符4つ並びもたっぷりと。
・オクターブ下のミドラミ。出だしのE線の音に対して、こちらはD線。D線の響きを出すように。
・練習番号Aから、スラー内で弓をだんだん長く使うような弾き方で。
・連続トリル、まずはひとつ。
・pで半音ずつ上がるところ、弓は少なく。
・2ページ目のでだしからはフレーズを大きくとらえる。
・2ページ6段目のpp重音、スラーはスラー感を出す。
・練習番号Cの手前の裏拍スラーは拍をしっかりとる練習を。
・練習番号Cからの各小節で4拍目が3拍目までの動きにつられやすいところ、3拍目までは4拍目に向かっていき、4拍目は別ととらえる。
*****
譜読み中(ΦωΦ)
1月14日(日)、空音舎で行われた「ストリングス クリニック Vol.3」に参加しました。
コーディネーター:丹野めぐみさん (通訳・ピアノ伴奏)
ジャーナリスト:北村昌陽さん
鍼灸師マッサージ師:大野晶子さん
スペシャルゲスト:アドリアナ・アルカイデさん (ヴァイオリン)
1年半ぶりの参加で、スペシャルゲストのアルカイデさんとは初対面です。レッスンと言うよりは、いろいろ実験(?)をしながら何かしら気づきを得るための時間です。今回は、
> 受講対象曲: バロック、古典派の弦楽作品 (それ以外の作品も可)
とあって、ちょうどヘンデルのソナタ第4番に取り組んでいるところだったこともあって、これも何かの縁と思い、エントリーしました。
ビフォー:
丹野さんから、前回よりも音に豊かさが加わったと言っていただきました。自分なりに1年半、楽しく弾いてきたからなぁ。嬉しい言葉でした。
にこやかで明るい雰囲気の中、真面目な話あり・・・
今回、鈴木教本なので、おそらく学習用にシフトが使われてますが、解放弦で全然OKなどなど、バロック音楽の弾き方について、いろいろアドバイスをいただきました。
また、レッスンでも言われている
・左手に意識が集中してしまっている
・右側に広い空間をイメージ
・最初の音の入り方
などなど。
そして、ときに爆笑あり・・・
弾いてるうちに身体がふわふわ浮いてしまうことや、骨盤をもっと立てないと重心が丹田にこないとか、前回も指摘された点です。
紐のたすき掛けやクッションの上に立つ、などなどは、姿勢や重心を意識することに役に立ちます。
そしてアフター:
いろいろいっぺんにはできないので、左手に行きそうな意識をとにかく逸らして弾くことだけを心がけました。
最初と比べて、どうでしょうか。
1時間弱の短い時間でしたが、他ではできない面白い体験ができました。ありがとうございました(^^)
空音舎で明日行われるストリングス・クリニックに向けて、ヘンデルのソナタ第4番第1楽章をさらい直していました。
ピアノ伴奏音に戸惑わないように、鈴木教本6巻CDのピアノ伴奏(Vnが小さく入っています。旧版にはなかった。)に合わせて弾いていたのですが、だんだん自分がどう弾きたいのかがわからなくなってきました(^^;
自分がどう弾きたいかよりも、上手に弾こうとしてしまうのだな。。。
本末転倒なので、練習止めて(楽器練習は20時までだし)、あとは明日の朝にしよう。
今年のうちに、どこかの発表会で、教室の妹弟子とバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲第1楽章を弾かせていただくかもしれません。
妹弟子と言っても間違いなく兄妹デュオじゃなく親子デュオだけど(^^;
同じ曲で複数の出版社の楽譜を買うことはそれほどないのですが、バッハのドッペルだけは、ベーレンライター、ブライトコプフ、ペータース、IMC、DOWANI、さらにはFC MUSIC版も持っています。第1楽章だけでみれば、さらに、鈴木教本の4巻5巻×2(新旧教本)が加わるわけです。。。
しかし、その彼女が購入した楽譜は、ヘンレ版でした・・・。
というわけで、ヘンレ版もコレクション(?)に加わりました。
ちなみに、第2楽章のごく一部ですが、ベーレンライタ(Andrew Manze)、ペータース(David Oistrach)、IMC(IVAN GALAMIAN)の比較をした記事があります。
興味のある方はどうぞ(^^;
https://mt.slan.tokyo/cdefgahc/2013/08/hnms135.html
アンサンブル アコルト Vol.4.5
冬のソナタ会『みんなでソナタ!』
2018年1月7日(日) 13:30開演
サルビア音楽ホール
ブラームス ヴァイオリンソナタ 第2番
J.S.バッハ 無伴奏チェロソナタ 第2番
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第1番
ベートーヴェン チェロソナタ 第2番
シベリウス ヴァイオリンソナチネ
ブラームス ヴァイオリンソナタ 第3番
これまで Quartet Keynz はじめ、室内楽アンサンブルの演奏を聴かせていただいたアンサンブル アコルトですが、今回はソナタ。アコルトとしては初めて、とのことです。
それで、Vol.4.5 なのだな。
それぞれ、演奏前に奏者自身がひとこと語る趣向。
1曲目のブラームスで「ソナタ3曲、いや、3曲と4分の1」と仰ってましたが、その4分の1が以前僕がチャレンジしたF.A.E.ソナタ(スケルツォ)なので、ちょっと嬉しくなったりもしました(^^;
前日に音色に対するこの先の遠い道のりにためいきをついたわけですが、どの演奏も素晴らしく、あらゆる音が奏者に選ばれた音なのだなぁと思いながら聴いていました。
特に、最後のブラームス3番は圧巻でした。
前半が知ってる方の演奏、後半が知らない方の演奏で、次の用事もあって、最後のブラームスを聴くか帰るかどうしようかなと迷ったのですが、聴いて良かった・・・。
前日とは別の、称賛のためいきが出てしまいました。
アンサンブル アコルト、次回 Vol.5 は、5月20日ということです。
また聴きに行きたいと思います。
1月6日は、先に書いた交響楽団たんぽぽ演奏会の前後に、表参道クラシックスペース(OCS)のイベントに参加していました。
午前に「落ちてもいいよ!譜読み会」
久しぶりのモーツァルト・ディベルティメントK136。新年初落ちを楽しみました。
いつもはダブルカルテットなのですが、2ndVnは僕だけだったので、あの第1楽章のみんなが嫌がる「うにょうにょ」なところは雰囲気だけで許していただきました(^^;
(ここで、中野まで往復。)
夕方から「OCS室内楽レッスン」
ハイドンOp.1-1 ダブルカルテットで、Quartett HymnusのVa松井先生のレッスンです。
OCSでは何度か開催されていて、これまでなかなか参加するタイミングが合わず、ようやく参加できました。
ひとことで言うと「音色をとことん、明るく楽しく追求する」内容でした。
フレーズをイメージして、そのイメージに合った音色で、フレーズ内で1音1音気を抜かずにその音色で弾き通す。それをフレーズごとに妥協なく何度も繰り返します。
噂ではなかなか先に進まないと聞いていましたが、その通りでした(^^;
でも、僕はこの曲自体を仕上げたいわけではなく、比較的弾きやすいこの曲を題材に、何かをつかめれば良いので、全く不満なし。
そうやって合わせていくと、全体の響きが格段に良くなっていく不思議。
いや、不思議でもないのか、これが合奏の最低限のレベルということか。。。(ためいき)
交響楽団たんぽぽ 第14回演奏会
2018年1月6日(土) 14:00開演
なかのZERO 大ホール
指揮:藤田 淳平
【前半】
ニューイヤー・プログラム
剣闘士の入場/ユリウス・フチーク
春の声/ヨハン・シュトラウス2世
軽騎兵/スッぺ
シャンパンポルカ/ヨハン・シュトラウス2世
トリッチトラッチポルカ/ヨハン・シュトラウス2世
美しき青きドナウ/ヨハン・シュトラウス2世
【後半】
交響曲第1番/マーラー
あまりなさそうなプログラムの組み合わせですが、このオケでは不思議じゃないです。
不思議じゃないというのは、以前だったら「また面白いことやってるなぁ(笑)」という意味でした。しかし、年々演奏レベルが上がってきて、今やその組み合わせでも聴きごたえのある演奏をしてくれる、という意味になりました。
一方、現時点で
http://dandelion-orch.org/aeayasaefa/
に載っている事前の「演奏会情報」にはない「剣闘士の入場」。
開演前にプログラムにこれを見つけて、あ、やるかもと思ったら、やっぱり、管楽器が演奏する中、弦楽器が入場するというオープニング。ニューイヤーの楽しい気分が盛り上がりました。
どんなに演奏レベルが上がっても、こういう遊びを忘れないところが彼らだなぁと思います。
実際の演奏では、特に弦全体での表現力が素晴らしいと感じました。マーラーではそれが最大限に出ていて、気持ちよく聴けました。
マーラーの交響曲で自分の好みを持っているのはこの第1番だけなのですが、中でもこだわっているのはあそこ(どこだよ^^;)の一瞬のタメ。
そこが僕の好みに合っていたので、さらに嬉しかったです。
ニューイヤーは徹底してニューイヤー、マーラーは徹底してマーラー。別のオケのコンサート2つをはしごしたかのようなお得(?)な演奏会でした。
あいにく、次の予定があり、アンコール曲が聴けなかったのですが、もし花の章とかやってたら悔しいな。
ヴィオッティの協奏曲第22番、Wikipediaによれば
> なおカデンツァはヨアヒムやイザイのものが有名。また、クライスラーやヴィェニャフスキも残している。 演奏者が自作のカデンツァを弾くことも多い。
とあって、ひとまず、ヨアヒムとイザイの両方のカデンツァがついたIMC版をポチっと購入したのですが、YouTubeで弾かれているものにはまた別のカデンツァが多いようで。
それが誰の作ったカデンツァなのかを知りたく、今日、ヤマハ銀座店へ行き、ヴィオッティのコンチェルト22番の楽譜を確認し始めたら、楽譜の入った袋に書かれているメモ内容(出版社等)と実際に袋に入っている楽譜が違う・・・。さらに、22番と書かれた袋に23番が入っていたりと、もうことごとく見事にばらばら。
これは、楽譜を引っ張り出したあげく、ちゃんと戻さなかった不心得者がいたってことだな。
そういう人間が出す音って、どんなに上手くても汚いだろうなぁ。
普通は店員さんに教えてあげるところですが、ちょうど引っ張り出して確認しているところだし、すべて正しく入れ直してから棚に戻しました。袋に書かれた出版社名の略号ってこうなんだ、こっちは楽譜番号か、じゃ、この袋だな、、、など、けっこう楽しかったです(^^)
結局、ヨアヒムやイザイのほかには、ペータースが違う(でもYouTubeで弾かれているのとも違う)のはわかったけれど、クライスラーやヴィェニャフスキのカデンツァは見つからなかったのでした。
検索して見つけたカマクラムジカ
http://www.kamakura-musica.com/shopdetail/000000002704/
によれば、クライスラー編曲版の楽譜については、ピアノにも新しいい旋律や対位法も加えられていて、バイオリンのボウイング、フィンガリングも上級者向け、とのこと。
・・・なるほど。
今回はヨアヒムのカデンツァで頑張ろう。
最初から重音で鍛えてくれそうだし。
その前に、まずはカデンツァまでたどり着かねば(^^;
今年の抱負
「本番は昨年の教室の発表会のようであるべし。」
昨年の教室発表会での演奏は、それまでになく充実した内容でした。
動画で聴いてくださった方にはおわかりのように、音を外したり拍がずれたりしていて、決して上手ではないです。しかし、後日の発表会の打ち上げ兼忘年会では皆さまから良かったと言っていただきました。
音楽を通じて知り合った方々のご協力で、事前に迷いや恐れや見栄(^^;から吹っ切れていたので、本番では思うがままの思い切った演奏ができ、それが音になっているからだと思います。
ということで、本番で「楽しい」と思えるレベルが上がってしまいました(笑)
老後の楽しみのために始めておこうとレッスンに通うことにしたバイオリンも、今年の半ばで丸10 (後日記:正しくは9)年になります。
そうした節目でもあり、毎回の本番で、その吹っ切れた段階に至るような準備ができるようになりたいと思います。