今日は私の誕生日です。45歳になりました。
お祝いの言葉などお贈りいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
今年はふと思い立ち、自分宛に「Vista自作マシン(マシン名:フェノム君)」をプレゼントすることにしました。
ずっと昔、何かの懸賞アンケートで「あなたのパソコンレベルは?」という設問がありました。いくつかある答えの選択肢のうち1番レベルが高かったのが「自作したことがある」、2番目が「メモリやHDDを交換したことがある」でした。
私はその頃、月刊アスキーの記事に載っていた「Mac LCシリーズ基板のチップ抵抗を付け替えることでクロックアップする」というアブナイことはしてましたが、自作はしていませんでした。なので、2番目の選択肢を選んだわけです。
その時から、いつか作ったろ、と思っていたのですが、自宅では基本的にMacユーザーなので、なかなか機会がありませんでした。今回はロボットのモーションデータやプログラミングのベースマシンとして+CADを動かるスペックをイメージして作ることにしました。
ちゅうことで、初のPC自作です・・・って言っても、部品買ってきて線つなぐだけですけどね。
構成は以下の通りです。
■CPU
AMD Phenom 9600 BlackEdition 3.1万円
3次キャッシュの扱いにバグがある(^^;。
普通の使い方なら問題ないらしい・・・。
■マザーボード
BIOSTAR TA780G M2+ 1.3万円
グラフィック内蔵型です。
GIGABYTE GA-MA78GM-S2H の存在を見逃して
ましたが、型番はこっちがシンプル(負け惜しみ)
■グラフィックボード
玄人志向 RH3450-LE256H/HD 0.6万円
マザーボード内蔵グラフィック機能と合体して
ハイブリッド(クロスファイア)になります。
こういう機能を試してみたいのは本能(^^;。
■HDD
Seagate ST3500630AS (500GB 7200rpm) 2台で2.1万円
マザーボードのRAID機能でRAID1にします。
めんどくさがりなのでバックアップ代わり。
■RAM
DDR2-800 SDRAM PC6400 1GB 2枚で0.5万円
■DVDドライブ
LITEON DH-20A3S バルク 0.4万円
■マルチリーダー
3.5インチFDD+カードリーダー一体型 0.4万円
■ケース(MicroATX)
セルサスCS-MC04BK 400W電源付き 0.8万円
■電源
ケース付きの400W
■OS
Vista Home Premium 32bit 日本語 (DSP版)SP1
AI将棋が32bit版にしか対応していないので32bit版
あれ?いくらだったっけ
■ディスプレイは手持ちの
三菱RDT154H(1280×1024)D-SUB15ピン
真ん中に赤しか出ないドットがあります(^^;。
■キーボードも手持ちの
Elysiun ELPK106BL USBタイプ 青
■マウスも手持ちの
エレコムのレーザマウス 青
本体のみで10万円弱の構成となりました。
マザーボードのBIOSを最新版にアップデートして、設定などわからないなりに適当にやりつつ、なんとなくRAIDの設定もうまくいったようです。
Vistaのエクスペリエンスインデックスでは3.7
プロセッサ:5.9
メモリ:5.9
グラフィックス:3.7
ゲーム用グラフィックス:4.1
プライマリハードディスク:5.9
でした。
内蔵と外付けのグラボでのハイブリット効果ですが、外付けのグラボ単体使用とハイブリット利用で変化なしです。試しにFFXIのベンチマークで確認してみましたが、ハイブリットのほうがほんの少しですが悪い・・・。
内蔵だけとの比較は、内蔵の出力が出なくなってしまったので、よくわかりません(^^;。
ちなみに、参考文献は、
・日経WinPC10月号臨時増刊「パソコンの自作」秋号
・週刊アスキー増刊2007/10-16号
・マイコミムック「ゼロからはじめる自作パソコン完全ガイド2008」
・週刊アスキー増刊2008/4-8号
※あとネットあちこち(情報に感謝)
仕事にも使えるように、Office系をインストール・・・さみしー(^^;。
うわ~・・・・
書いてあることがほとんど理解できない私のレベルは?
(計測不可能 orz )
遅ればせながらお誕生日おめでとうございま~す♪
Jemさん、ありがとうございます。
いや、実は書いてる本人もよくわかってないので大丈夫です(何が)。
メモ::::
http://ja.wikipedia.org/wiki/AMD_Phenom#.E5.95.8F.E9.A1.8C.E7.82.B9
L3キャッシュのエラッタ
K10マイクロアーキテクチャでの最初のリビジョンであるB2では、全CPUモデルでL3キャッシュ内容が特定の条件で破壊されるというエラッタの存在が指摘されている。AMDによると高負荷の状態で異常が発生しやすいとしている。このエラッタを回避するには、L3キャッシュ操作を訂正する外部からのマイクロコードのアップデート(性能が約2割低下する)、またはL3キャッシュを使用しない(性能が約1割低下する)の二択しかない。この致命的なエラッタはPhenomだけでなく同じマイクロアーキテクチャのOpteronでも発生し、高価格で販売できる新製品の出足をくじいた。特にOpteronを大量に搭載するCray XTを 発売しているクレイコンピュータはこの問題に対して、矛盾するプレスリリースを何度も発表するなど混乱を呈している。のみならず、AMDは競合するIntelとの競争を優先するあまりこのエラッタの存在を知っていながら発売したと見る向きもあり、AMDの製品に対する品質保証の姿勢にも疑問を呈する事となった。AMDは公式の席でこのエラッタの問題を2007年最大の失敗であると認めた。修正したリビジョンB3は2008年第2四半期に出荷すると発表している。それによりPhenomのモデルナンバーは性能の向上はほぼ無いものの50だけ増加するとされている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080130/292427/
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080130/292427/
●現在の「B2リビジョン」(半導体のバージョンの1種)のPhenomには、キャッシュを構成する機構の一部に「エラッタ」(不具合)がある。このエラッタを修正するBIOSが提供されているが、修正を適用すると処理性能が落ちることがある。CPUには大なり小なりエラッタがあるのは理解できるが、それが原因ですぐに止まるようなら不安だ。改善版の「B3リビジョン」が登場するまで、Phenomは買わない方がいいのか。
エラッタがあるのは事実。インターネットの一部のニュースサイトや掲示板でうわさされているように2.4GHz以上で現象が起こるのではなく、B2リビジョンのすべてのPhenomが抱えている。元々は、Phenomと同じ基本設計のサーバー向けCPU「クアッドコアOpteron」で発見された。このエラッタによる問題は仮想化を利用しているときに起こる。
ただ、一般的なクライアントPCの用途だとエラッタによる問題が発生する確率は低い。海外では、仮想化機能を使わずにエラッタによる問題を再現できたら懸賞金を出すとしているWebサイトもあるくらいだ。メーカーとして100%起こらないとは言えないので、修正BIOSを提供しているけれども、自分自身で使っているPhenomのシステムでは修正していない。
本当に困る人はBIOSにより修正してほしいが、(自作PCでは)ほかの要因でシステムが止まる確率が圧倒的に高いので、気にしなくてもいい。クライアントPC用途で本当にまずい問題ものなら出荷していない。安心して使ってほしい。