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過放電対策

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リポ電池の過放電対策のために、RCB-3HVの電源電圧降下時の動作設定をしようとして、はて、何Vくらいに設定すればいいんだろうと思いました。

ひとつのセルが3V以下になると危険という話はあちこちのサイトに書いてあります。リポ電池と一緒に買ったバランサーの説明書では、いずれかのセルが2.75V以下になると動作停止するとあります。
ということで、2.75Vをギリギリとして、ひとつのセル3Vというのを目安とすればいいのかな、と思います。

RCB-3HVの電源電圧降下の設定値は3V×3=9V・・・ではなくて、セルごとのバラツキも考えたほうが良さそうです。

充電時はバランスをとるとして、放電後にどれだけバラツキが生じるかってことなんですが・・・手がかりを探してみました。

■「リトルベランカの電動ラジコン飛行機のFAQ」というブログに「リポバッテリーのセルバランスについて」という記事がありました。それによると、

「少なくとも常に連続何Cといわれる値レベル以下で使用する限り、おそらく20−30回の使用ではセル間の電圧の崩れは軽微だと思います。」

とあります(それよりも

「バッテリの電圧も流れている電流値も計測せずに単にバランサーだけつければ事故が防げると思わせるようなうわさは信じることなく、自分で実際に計測して一体どのようなことが起こっているのかまず事実を知ることが重要だと思います。」

という文のほうが重要なことですね)。

■「電動ラジコン専門店 ワールドエアモデル」というサイトには「リチウムポリマー電池パックの充電方法について」というページがあり、

「3S2Pのリポをコネクタで常に直列接続して6Sで充電しています。コネクタに接続するときは両方の電圧は小数点2位まで揃えておきます。この方法で100回以上の充電と放電を繰り返しておりますがセル毎のバラツキは0.1Vくらいしかありませんでした。」

とあります。他の内容も参考になります。

■とかなんとかググってたら「LiPo安全マニュアル」というページを発見。「フライト後のLiPo電圧:3セルパック 最低電圧9.9V 推奨電圧11.1V以上」他まとめた表があり、

もし電圧が表4の最低電圧よりも低い場合には明らかに過放電(=長時間飛ばしすぎ)です。

とあります。このページは他の内容も必読ですね。

えーと、1セル3Vで仮に0.3V(10%)の幅でばらつくとして、RCB-3HVの電源電圧降下の設定値は、1つのセル3V+残り2つのセル3.3V=9.6Vにしとこうと思います。あとは動かしてみながら、電圧チェックなどしつつ決めていこうと思います。

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このページは、SLANが2007年1月 4日 01:19に書いた記事です。

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