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旧『“PLASSON”自作二足歩行ロボット Personal Low-tech ASSembly Of Nisokuhokou 』

第8回ROBO-ONE感想

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第8回ROBO-ONE、スタッフのみなさま、参加されたみなさま、応援してくださったみなさま、どうもありがとうございました。

というわけで、感想です。

2006/02/06 写真追加しました。エントリー時のものです。この後、肩にエントリーナンバーをつけました。
8th_PLASSON

■1日目(9/17)予選

ROBO-ONE初参加でいきなり午前中の演技でしたが、資格審査の時の方が緊張してたかもしれません。8月のJ-Classとイベント全体の流れが同じだったので、J-Classの時よりは少しばかり落ち着いて待つことができました。

今回の予選演技は、初の高山開催ということでロボットを見たことない方が多くいらっしゃるんじゃないかなと思って、三点倒立しての足での三三七拍子、最後にミニジャンプでの三三七拍子を入れました。会場から、お、っという声が聞こえたり、お子さんがリズムに合わせて声を出してくれたりしたので、それがとても嬉しかったです。まだ物珍しさ的な雰囲気があった午前中の演技で良かったなと思います。

自分の演技が午前中だったこともあって、J-Classのときと同様、自分の前後の方以外は全部のロボットの予選演技を見ることができました。
いちばん印象に残ってるのは、SISOさんのNo.0044「ARUMO-SiR」の鉄棒です。これは“わっ、やられた!”って感じ。
それから、LLPさんのNo.0010「B.I.G.U. A3」の3連続ジャンプの高さです。特徴ある外観はJ-Classの時から見ていましたが、このジャンプには驚きました。
また、本で知ったキーボード演奏するNo.0042「メカボーナム」が見られて&聴けて良かったです。なんと制作者のムイムイさんとは控室で同じテーブル。モーション作りがとても手間がかかるなどなど、話を聞くことができました。
帰りのバスの中では、原 毅さん(No.0019「iBelievin'」)とMac話で盛り上がりました。

さてさて、予選突破した方々の中には、正直、過去の実績に救われてるんじゃないかな(^^;と感じてしまうロボットもありました。そのあたり、スタッフの皆さんは客観性・納得性をあげる創意工夫をしてね、僕らはロボットを創意工夫するから、って感じで、よろしくお願いしたいです。

■2日目(9/18)決勝トーナメント

私の予選順位は47位でした。枚数限定の順位表をゲットされたENNUIさん(No.0118「Genesis」)、そこに通りかかった中川デンキさん(No.0028「振武」)も40番台の順位で、次回は決勝トーナメントで会おうと誓い合いました。
156台(あれ?いつのまにか1台増えてた)のエントリーで、88台が予選に出て、47位というのは、まぁ、今の能力からするといいとこじゃないかなと思います。
この日の朝、高山駅から会場までのシャトルバスの中で一緒になったある審査員の方は、ロボットのレベルについて、以前は上が頂点で下が広がった三角形だったけれども、今回は上と下に頂点があって真ん中が広がった菱形(そろばんの玉のような)になってきている、とおっしゃってました。きっと、その広がったあたりにいるんだなー(^^;。

決勝トーナメント組み合わせ表で「これは面白そう!」と思ったSISOさんのNo.0044「ARUMO-SiR」 対 前田 武志さんのNo.0111「OmniZero.1」。OmniZero.1の1/3の重量しかないARUMO-SiRが相手の攻撃を交わしながら一撃くらわすという、そういう試合が観たい!と。この2人、その期待を裏切りません。結果こそOmniZero.1圧勝でしたが、ワクワクできた試合でした。

1回戦では、そうした素晴らしい試合があった反面、最終調整にミスがあったのか本来の動きができていないロボットもあって、ちょっと残念でした。個別はともかく全体的にJ-Classのほうがレベルが高かったんじゃないか(^^;と感じたくらいでしたが、さすがに2回戦からはレベルがぐんと上がりました。上位の試合になるにつれて、動きの速さと安定性が全然違ってきました。
優勝したAZUSA AMINOさんのNo.0128「トコトコ丸」と杉浦 富夫さんのNo.0024「Dynamizer」との決勝戦はリングが狭すぎるくらいスピード感がありました。

基本動作の目標はこの速さと安定感だ!・・・目標は高く・・・うぅ。

表彰式の最後に、ROBO-ONE韓国協会代表Seongjo JANGさんからのトレーナープレゼントがあって、「予選通過してないけどまだ何ももらってない人(早い者勝ち)」として、最後の1枚をいただきました。ラッキーです。ROBO-ONEの神があきらめずにまた来いと言ってるのかもしれません(おおげさ)。

その後の懇親会にも参加しました。高山祭りの祭り屋台が置いてある地下ドーム。
会場では、Silent Runningさん(No.0095「Louie (drone No.2)」)や、ゆさん(No.0055「ivre02」)からいろいろと楽しい話を聴くことができました。Silent Runningさんと一緒にいらしてた方にはビールやおつまみを何度もとってきていただいて、ほんとにありがとうございました。

懇親会で、次の規定演技も「走る」になると発表(まぁ、酒の席なので非公式ということでしょうけど)されました。よし、ここまでやってきたことがムダにならないぞ(うまく走るパターンはまだわからないけど、うまく走れないパターンはたくさんある)。頑張ろう。

■3日目(9/19)余談ですが

GPは見ずに、高山市内を散策。古い町並みで「うぼぼ」(うさぎどしなので、旅先の記念品はうさぎものに手が出ます)を買ったり、桜山八幡宮を参拝したり、そこを出たところにある獅子会館でやってた「からくり実演」を見たりしてから、お昼にのんびりと帰路につきました。

からくり舞台裏(公開してた)に書かれた「からくりの魂」の文字が印象深かったです。
karakuritamashii

コメント(4)

ROBO-ONE、お疲れさまでした。
三三七拍子には やられたなと思いましたよ!
やはり、観客を上手く取り込んでいくというのが重要なのでと感じました。
PLASSONは青い機体がとてもきれいですね。
軸構成などゆっくり見せてもらいたかったのですが 当日慌しくて 拝見できませんでした。
また、次回 よろしくお願いします。

中川デンキさん、コメントありがとうございます。また、会場でも気さくに話していただいて、ありがとうございました。今は昼休み中のSLANです。

振武の黒い機体はROBO-ONE公式サイトでのエントリー画像を見たときから気になってましたよ。ああいう存在感って出そうとしても出せないので、いいなぁと思います。

また、次回、こちらこそよろしくお願いします。

SLANさん、こんにちは。
懇親会では本当にお世話になりました。生意気な助手も「SLANさんのおかげでスゴォく楽しかった」と申しております。
今回私(達)は観光メインになってしまいましたが、次回はぜひともいっしょに打ち上げでもできればと思います。
PS:もひとつ思い出しました、JClassでガシャポンのカラを頭に付けてるのがHuey以外にいる、と助手がPLASSONの事を言っていたので印象が強かったのでした。

SilentRunningさん、コメントありがとうございます。

私もスゴォく楽しかったです。次回も楽しみにしています。助手さんにもよろしくお伝えください。

ガシャポン頭仲間でしたか(^^;。気がつきませんでした。次回はロボット並べた記念写真もお願いします(って、次回はどんな頭になるでしょう・・・)。

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この記事について

このページは、SLANが2005年9月21日 02:09に書いた記事です。

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