46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

2015年12月アーカイブ

今年最後のレッスン。

■音階:3オクターブ:曲と同じト短調
・左手は、力が抜けないとうまくかからないヒジからのビブラートを。
・右手は、左手の力の抜け具合につられないよう、ffで。
→ビブラートをゆっくりからだんだん早くの練習を取り入れてみる。

■エチュード:ドント作品37(35じゃないよ^^;)15番
・フラット1つ(へ長調+あちこち転調)。4分の3拍子。16分音符が1小節に12個あって、スラーの付き方が1小節内では拍とずれてて、拍と合ってる時にはトリルが入るという。
→気持ちよく弾けたものの、もう1回くらい必要かなと思っていたのですが、年を越さずに合格(◎_◎)
→次回16番は楽譜通りの12個の音符を1スラーではなく、ヒジから先の動きを意識して2個ずつ区切って練習してくること。

■曲:ヴィターリ:シャコンヌ
・ほとんど練習できなかったので、出だしから復習+表現について
→年明けからは、先に進みましょうと(^^;;

*****

今年のレッスンを振り返ってみます。

■音階は、引き続き、曲と同じ調(ヘ長調、イ短調、ホ長調、ト短調)の3オクターブだけです。
 ハイポジへの恐怖感(?)みたいなものはなくなりました。ただ、上がる方は音符2個ずつシフトしますが、下がる方はどーんと下がるので、そこがとても不安定です。アルペジオでは、隣の弦を押さえてる指との付ける離すが中途半端なことが多いです。ゆっくり弾いててそうなので、来年もまだまだじっくり取り組みたいと思います。

■エチュードは、ドント「クロイツェルとローデのエチュードのための24の予備練習」の7番から15番まで。
 部分的にうまく弾けないところがあっても、流れに乗れていれば合格です。その割に、1曲が1ページないし見開き2ページのものに5~6週間かかっていますが(^^;。
先生の合格基準と僕の感覚的な納得度が合っていますし、先生からはひとつひとつしっかり進めることができて良いと言っていただいているので、来年も焦らずに取り組みたいと思います。

■曲は、大変なものばかりでした。
・ベートーヴェン「スプリングソナタ」第1楽章(前年から続く)
 素人にも分かりやすそうに見える音符の並びから何をどう読み取るのか、その奥の深さにほんの少しだけ触れることができました。3つの発表会で弾かせていただきました。ありがとうございました。
・R.シューマン「3つのロマンス Op.94」第1番、第2番、第3番
 ベートーヴェンの次はロマン派の曲を、という先生の意図に見事にはまり、その違いを理屈じゃなく直接実感することになりました。レッスンでは弾き込む手前まででしたが、拍のわからなさがピアノと合わせるとどうなるのか知りたくて、ピアノと合わせてみたいとつぶやいたところ、コミュつながりのピアニストさんが応えてくださって、さらに貴重な経験ができました。ありがとうございました。
・バッハ:無伴奏Vnのためのパルティータ第3番からプレリュード
 無伴奏しばりの発表会があるならバッハを、という先生からのご提案に乗りました。曲は数ある舞曲に取り組む前にプレリュードをやりましょうと。大好きな曲なので何も考えずに受け入れましたが、今思うに、自分の音楽経験からすると無伴奏の凄さ楽しさ恐ろしさに触れるのに最善の選択だったと思います。教室のを含め、4つの発表会で弾かせていただきました。ありがとうございました。
・ヴィターリ:シャコンヌ(来年も続く)
 まだ、この音の高さ合ってるかなー状態です(^^;

■イベント(めったにない^^;)「室内楽を楽しむ会♪」にも参加しました。
・ハイドン:「ジプシーロンド」Vn
・ハイドン:「ひばり」第1楽章 2ndVn
・久石譲:「人生のメリーゴーランド(メドレー)」2ndVn

★来年は・・・

すでに上の今年最後のレッスンのところで触れていますが、先生から、来年、重点的に取り組むこととして、
・左手はビブラート(力を抜いて押さえること)
・右手はヒジから先の動き(柔らかな手首)
という課題をいただきました。

前にちょっとつぶやいたように「バイオリンらしい音」が出せるようになりたいと思っていたところなので、そこにつながるポイントとして、願ってもないことです(^^)

先生がこうしたら良いのではないかと考えてくださっていることが、僕が思っていることと、内容もタイミングも合っているのは、ありがたいことだなぁと思います。

来年も楽しいレッスンが続きますように。


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帰省中です

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東大フィル・グラデュエイト・オーケストラ
7月20日@武蔵野市民文化会館 大ホール

江東フィルハーモニー管弦楽団
9月22日@サントリーホール

帰省前に無事にDVDを受け取ることができまして、両親はじめ家族にお披露目できました。
関係者の皆さま、ありがとうございました。

オケで演奏できるというのは、素晴らしいことだと思いました。
いろいろ克服して、またいつか復帰できたらいいなと思います。


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教会での発表会の記事の終わりで、弾くことが嫌になったわけではないけれど、体調崩していて「人前で弾く」という気持ちが支えられなくなり、オケ活動は休むことにした、と書きました。

その後に書いた“今年参加の「人前で弾く」まとめ”をながめていて、「人前で弾く」活動には大きくふたつあるなぁと気づきました。

ひとつは、限られた期間の中で、弾けない弾けない弾けないという自己否定の気持ちに抗って、できるところを少しでも増やして、本番ではそのできることを全部出す、という活動です。
この自己否定の気持ちに抗うだけのモチベーションを維持するにはちょっとばかしエネルギーが必要です。

もうひとつは、期限なし(といっても平均寿命まで28年しかない^^;)で、以前にも書いた「うまくなるために練習するのではなく、楽しいと思って弾いてるうちに勝手にうまくなる」といった日ごろのスタンスの延長線上にある活動です。
このスタンスは決して奇をてらってるわけではなく、僕の三つ子の魂のようなものなので、気持ちも楽に取り組むことができます。

僕が持っている言葉のイメージでいうと、「演奏会」や「音楽会」は前者、「弾き合い会」や「落ちてもいいよ」は後者です。「発表会」は両方の性格があって、たとえば教室の発表会は、まさに日ごろの活動の成果発表の場なので、後者寄り、という感じです。

技術や経験が上がっていけば、両者の間はつながって、前者であっても自己否定の気持ちは小さくなり、日ごろの三つ子の魂スタンスの延長線上と思えるようになるのでしょう。
この体調不良は仕事上のストレスが要因なので、なかなか解消されないと思います。であれば、後者を積み重ねることで技術や経験を上げていくほうが、結果的に、前者への復帰が早いかもしれません。

キーワードは「三つ子の魂」か。

自分語録から「101歳まで生きたら、三つ子の魂から解放されるんだろうか」。
101歳まで生きられるなら、あと49年あるんだけどなー。


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相変わらず片頭痛は断続的にあり、レッスンも12月に入って2回続けてお休みしてしまいました。なので、11月2回と12月今週1回分の内容。

■音階:3オクターブ:曲と同じト短調
・自分で課題を見つけて音階に取り組む、ということで、曲で大きな課題となっているビブラートについて、音階を使って1音1音弓を返して練習してみました。
・左手は、力が抜けないとうまくかからないヒジからのビブラートを。
・右手は、左手の力の抜け具合につられないよう、ffで。
→練習方法は○(よっしゃ^^)。
→ヒジからとか手首でとかよりも、自分がどういうビブラートをかけたいかという意識を持つこと。
→ところどころで、左指の動きがカクカクしている(左手に意識が行き過ぎるとギクシャクするのかなー)。
→低弦側はもう少しヒジが内側にあると良い(ちょっと構えを変えた影響もあり)。

■エチュード:ドント作品37(35じゃないよ^^;)14番から再開
・慣れてきたようなので、テンポはゆっくりで良いから、4拍子の拍を感じながら練習のこと。
・・・って前回書いたんですけど、終えることができました。このエチュードは、ある線を超えると急に楽しいノリで弾けるようになる曲が多いです。この14番もそんな感じ。

■エチュード:ドント作品37(35じゃないよ^^;)15番
・フラット1つ(へ長調+あちこち転調)。4分の3拍子。16分音符が1小節に12個あって、スラーの付き方が1小節内では拍とずれてて、拍と合ってる時にはトリルが入るという。
→4の指を伸ばしての音の後、本来の4の指の音が高くなってしまう。3の指の位置を意識すること。
→G線の音、右手だけじゃなく左手もしっかりと。
→2ndポジションにもずいぶん慣れましたね。
んー、2ndポジションはゆっくりでないとまだまだ(^^; でも、このエチュード始めたころは全然弾けなかったからなぁ。直接的な練習はしていないので、本当に少しずつ少しずつ慣れてる感。

■曲:ヴィターリ:シャコンヌ
・全6ページ中、まだ3ページ目の途中です。
 1曲全体をとにかく通してみてから部分に入るのではなく、前のほうから順番にしっかり進めています。
→曲が切り替わりのところで、テンポそのまま入るのでなく・・・んー、何と書いたらいいのかな、音の長さに間を取ると言ったらいいのか、変わるよって明示して入るというか。

*****

先週はレッスン代わりに先生に先日の教会での発表会の音源を聴いていただき、今週その感想やアドバイスを伺うことができました。

・「ひばり」のまとまり感が特に良かった。
→8月の教室のイベントの時、いきなり合わせとはいえ、僕が2ndでとてもスリリングな内容(^^;だったので、先生にはその印象が残ってて、今回は良い印象だったのかも。今回は内声が盤石だったので、1stの僕がどんだけずっこけても崩れる心配はなかったのであります。

・無伴奏への取り組みは多くのことが得られたと思う。さらにいろいろな響きのところで無伴奏を弾いた経験が、半年後1年後といった先に生きてくるはず。ひとまず無伴奏はここまでとして、切り替えていきましょう。
→教室の発表会後にレッスンでは別の曲になって以降、自分1人だけで本番までの持って行く難しさなどなど、話が盛り上がってしまいました。

・3曲とも僕が弾いていることがわかるような演奏だった。楽しく弾いてることが伝わってきた。
→無伴奏の話が長引いてしまい、ヴィヴァルディ個別の感想はあまり聞けなかったのですが、最後にいただいた感想がこれでした。嬉しい・・・というより、自分では正直よくわかりません。ただ、そういうところを大事にして教えてくださる先生なのは間違いないので、せっかく自分にそういう面があるのなら、それを伸ばしていきたいなと思いました。

自律神経の乱れも出てきてるなぁと感じつつ、それならば楽器を弾いてるのが一番良い効果があるんじゃないかと思いました(^^)
レッスンからの帰り道は、いつも前向きになれます。


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一昨日、“もしかしたら「人前で弾く」ことが全部だめなわけではないかもしれない。”と書きましたが、今年どんな「人前で弾く」に参加したのか、まとめてみました。

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■オケ
・02月22日(日) 初台タウンオーケストラ@幡ヶ谷社会教育館(文化祭)
  モーツァルト / 「魔笛」序曲
  ベートーヴェン / 「運命」
・07月20日(祝) TPGO第9回演奏会@武蔵野市民文化会館
  ブラームス / 大学祝典序曲
  ブラームス / ハイドンヴァリエーション
  ブラームス / 交響曲第1番
・09月22日(祝) 江東フィル 特別演奏会@サントリーホール
  チャイコフスキー / イタリア奇想曲
  ヴェルディ / レクイエム
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■アンサンブル(ピアノ伴奏除く)
・01月18日(日) 演奏会@つくばカピオホール
  ホフマイスター / VnとVaのための二重奏曲
・08月01日(土) 教室イベント「室内楽を楽しむ会♪」
  ハイドン / ジプシー・ロンド
  ハイドン / SQ「ひばり」第1楽章2ndVn
・10月31日(土) OCS弾き合い会
  モーツァルト / SQ6番 K.159 2ndVn
・12月06日(日) mixi「アンサンブル初心者合奏会♪」第三回発表会@教会
  ハイドン / SQ「ひばり」第一楽章1stVn
  ヴィヴァルディ / 「4つのVn&Vc」RV580 第一楽章1stVn
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■ソロ(ピアノ伴奏、無伴奏)
・02月21日(土) mixi「イギリス館で練習会♪」第1回ステキな音楽会@大倉山記念館 ホール
  ベートーヴェン / スプリングソナタ第1楽章
・02月28日(土) mixi「サニーホールで演奏会!」第7回@日暮里サニーホール コンサートサロン
  ベートーヴェン / スプリングソナタ第1楽章
・03月22日(日) mixi「クラシック音楽発表会を作ろう!」@本所地域ブラザBIGSHIP 多目的ホール
  ベートーヴェン / スプリングソナタ第1楽章
・04月18日(土) れんしゅうかい at くにたち芸小ホール「スタジオ」
  ひよこのアンダンテ(フィオッコの「アレグロ」)
  シモネッティ「マドリガル」
・09月20日(日) Concerts for Week-end players 第1回コンサート@公津の杜
  バッハ / 無伴奏Vnパルティータ第3番プレリュード
・10月25日(日) 教室発表会@南大塚ホール
  バッハ / 無伴奏Vnパルティータ第3番プレリュード
・11月15日(日) 無伴奏オフ@空音舎
  バッハ / 無伴奏Vnパルティータ第3番プレリュード
・12月06日(日) mixi「アンサンブル初心者合奏会♪」第三回発表会@教会
  バッハ / 無伴奏Vnパルティータ第3番プレリュード
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■ある意味「人前で弾く」
・OCS室内楽倶楽部「落ちてもいいよ!譜読み会」
  02月07日(土) モツSQ1番 K.80 後半(前半は前年末にやった)
  03月14日(土) モツSQ2番 K.155
  04月11日(土) モツSQ3番 K.156
  05月09日(土) モツSQ4番 K.157
  06月13日(土) モツSQ5番 K.158
  08月08日(土) モツSQ6番 K.159
  09月05日(土) モツSQ7番 K.160
  10月03日(土) モツSQ8番 K.168
  12月05日(土) モツ アイネク K.525
・mixi「アンサンブル初心者合奏会♪」
  03月29日(日) ジブリでアンサンブル!
・mixi「大人からチェロ」アンサンブル会
  01月12日(祝) G線上、主よ、カノン、アイネク、バッハドッペル、他
  04月19日(日) 同上
  08月16日(日) 同上
・ラ・フォル・ジュルネ2015前夜祭
  05月01日(金) みんなでハレルヤ
・ピアニストさんにお付き合いいただいた個人練習
  08月15日(土) R.シューマン / 3つのロマンス Op.94
・空音舎Strings会
  09月13日(日) アヴェ・ヴェルム・コルプス他、オリジナルアレンジ曲
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主催者さまはじめ、多くの皆さまに感謝いたします。ありがとうございました!


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12/6(日)の午後、mixiコミュ「アンサンブル初心者合奏会♪」のイベントに出ました。
場所は東京中央教会(って検索するとたくさん出てきますが^^;)
教会という響きが豊かな空間で、参加された皆さまの演奏を心地よく聴くことができました。

僕は、第1部のバッハ無伴奏の競演(?)でパルティ―タ3番のプレリュード。後半第4部でハイドン「ひばり」第一楽章、ヴィヴァルディ「4つのVn&Vc」RV580 第一楽章に、どちらも1stVnで参加しました。教会で演奏するのは初めてです。
その自分の出来は・・・

■バッハ:無伴奏Vn

人前で4回目の演奏になります。教会の響きもあるので、今度こそゆっくり弾くぞ、と決めていたのですが、弾いていて音は教会の響きで気持ち良いのだけれど、何とも言えない違和感がありました。こうして聴いてみると、音が全然前に進んでいかないですね。これはゆっくり弾いてるからというより、おそらくフレーズ感ってものを忘れてるせいだ・・・。

■ハイドン「ひばり」第一楽章

次のヴィヴァルディの練習の際に、チェロのおじさんから「ひばり」1楽章を弾くのが夢って聞いて、それならばやりましょうということに。素敵な女性2人の内声に支えられて、外声のおじさん2人が楽しく弾いております(^^)
この曲は内声がしっかりしてると1stは自由になれるんだなー。だkら、もっと自由で伸び伸び軽やかな音で弾けるようになりたい。

■ヴィヴァルディ「4つのVn&Vc」RV580 第一楽章

当日午前の練習のあと、お昼ご飯の時に「もっと縦が揃わないと」という話になって、ぶっつけ本番でテンポ落として入ってみました。これが功を奏してか、これまで練習してきた中では一番まとまり感が出たように思います。
これ、なんで僕が1stになったんだっけ?じゃんけんだったっけ?(^^; 大変だったけど、やって良かったです。

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季節の変わり目のせいか、片頭痛やら閃輝暗点やらで体調を崩してしまい、仕事は週に1度は自宅作業という状態(実は今日も)。レッスンメモも書けず・・・その前にレッスン休んだりしてるし。

バイオリンを弾くことが嫌になったわけではないのですが、演奏会や発表会など「人前で弾く」という気持ちが支えられなくなりました。この発表会は最後まで頑張るけれど、来年2月、4月の本番に向けたオケ活動は休むことにしました。

そんなことを抱えていましたが、演奏は楽しかったです。

もしかしたら「人前で弾く」ことが全部だめなわけではないかもしれない。そう思えた発表会でした。


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