教会での発表会の記事の終わりで、弾くことが嫌になったわけではないけれど、体調崩していて「人前で弾く」という気持ちが支えられなくなり、オケ活動は休むことにした、と書きました。
その後に書いた“今年参加の「人前で弾く」まとめ”をながめていて、「人前で弾く」活動には大きくふたつあるなぁと気づきました。
ひとつは、限られた期間の中で、弾けない弾けない弾けないという自己否定の気持ちに抗って、できるところを少しでも増やして、本番ではそのできることを全部出す、という活動です。
この自己否定の気持ちに抗うだけのモチベーションを維持するにはちょっとばかしエネルギーが必要です。
もうひとつは、期限なし(といっても平均寿命まで28年しかない^^;)で、以前にも書いた「うまくなるために練習するのではなく、楽しいと思って弾いてるうちに勝手にうまくなる」といった日ごろのスタンスの延長線上にある活動です。
このスタンスは決して奇をてらってるわけではなく、僕の三つ子の魂のようなものなので、気持ちも楽に取り組むことができます。
僕が持っている言葉のイメージでいうと、「演奏会」や「音楽会」は前者、「弾き合い会」や「落ちてもいいよ」は後者です。「発表会」は両方の性格があって、たとえば教室の発表会は、まさに日ごろの活動の成果発表の場なので、後者寄り、という感じです。
技術や経験が上がっていけば、両者の間はつながって、前者であっても自己否定の気持ちは小さくなり、日ごろの三つ子の魂スタンスの延長線上と思えるようになるのでしょう。
この体調不良は仕事上のストレスが要因なので、なかなか解消されないと思います。であれば、後者を積み重ねることで技術や経験を上げていくほうが、結果的に、前者への復帰が早いかもしれません。
キーワードは「三つ子の魂」か。
自分語録から「101歳まで生きたら、三つ子の魂から解放されるんだろうか」。
101歳まで生きられるなら、あと49年あるんだけどなー。
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「「三つ子の魂」スタンス」が良いなと思ってくださいましたら、
こちらを ぽちっとm(_ _)m
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