■音階:ヘ長調3オクターブ
今後、流れを意識した弾き方を目標にしていく。
少しずつテンポを上げていく。そこで音程やシフトをあらためて確認していく。
■エチュード:クロイツェル18番
大きく二つ
・前回書いた付点音符の音価が三連符になってしまったり偶然正しくなってしまったり・・・を改善しようとして拍を取ろうとするあまり、16分音符がなめらかに続くところまで拍が出すぎ。付点音符も四分音符部分と付点部分が聞こえてしまうくらい。まず、身体が上下に動くのを止める。
・音程のあまいところ、というか、音程の取り方が曖昧になっているところを再確認、
■ベートーベン:ロマンス第2番ヘ長調
あえて先に進まず、4ページの前半2ページを。
・最初の音、静かにすっと入るのではなく、はっきりと
・次のソロはより広く
・短調に変わるフレーズは最初のA開放弦も険しく次の音に向かっていくように
・32分音符に入ってからは、弓は重くせずフレーズに合わせた強弱を
・続く同じフレーズの繰り返し1回目と2回目の変化
・次のソロ16分音符も重くならないように
・(あちこち)長い音直前の最高音にビブラートを入れる(入れすぎない、1回だけのつもりくらいでちょうど良い)
・(あちこち)フレーズの最後はピアノに受け渡すように
・・・
今回のこの曲でのレッスンは、1音1音を大事にしながらフレーズをつないで、それを自分でどれだけ味わいながら弾けるかということだと思いました。
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ベートーベン:ロマンスの楽譜。
最初のレッスンの時には、全音の「演奏会用ヴァイオリン名曲集」(いちおう1巻から5巻まで持ってまして^^;)の楽譜を持って行ったのですが、SCHOTT JAPANのマックス・ロスタル校訂・編曲版に変えました。
何が違うかというと、たとえば、
<全音>
<SCHOTT JAPAN>
そのほか、前半を弾き比べてみての印象ですが、ボウイング(スラー)もフィンガリングも、全音版は初級者が少し楽に弾けることを主眼に置いているような印象。レッスンを受けながら曲をより深く味わうならばSCHOTT JAPAN版と思いました。
多くの出版社から楽譜が出ている中からSCHOTT JAPAN版にしたのは、楽譜店で手に取ってみて、ピアノ・スコアのヴァイオリン部に一切の加筆を行わない原典+校訂編集されたヴァイオリンパート譜、というのが(それが日本語で書いてある)面白いと思ったからです。マックス・ロスタルさんは弟子(?)もたくさんいるヴァイオリニストだし、さらに900円(他は2,000円くらい)と安いヾ( ̄∇ ̄=ノ
宣伝するわけじゃないけど、楽譜購入のリンク張っておきます。
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「HNMSレッスン435、436」が良いなと思ってくださいましたら、
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