昨日:4か月ぶりの弦交換と、自分でできるメンテナンス。
今日:音がキンキン(^^;
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「弦交換とメンテ」が良いなと思ってくださいましたら、
こちらを ぽちっとm(_ _)m
10月27日(土)表参道クラシックスペース(OCS)弾き合い会・2018年秋に参加しました。
「真田丸」チャレンジ:
けっこうこれで精いっぱいなのですが、教室の発表会までまだ1週間あるので、最初と最後の伴奏なしのところと、力んで音がつぶれているところと、うまく弾けない中でもクリアしたい1か所に的を絞って、練習したいと思います。
参加された皆さんの演奏曲名:
6月にヘンデルのソナタでエントリーした時には、こうした方々に「近づこう!」という気持ちが悪い方向に出てしまい、緊張しているのと同じような心身の状態になってしまったんじゃないかなと書きました。
今回は、そこのところは、気持ちをコントロールできたと思います。
先につぶやきましたように、男性は僕だけという状況でした(^^;
でも、OCSの落ちてもいいよなどなど、男性一人だけになることは普通にあるせいか、それほど気にならず。。。しっかり打ち上げまで参加しました(^^)/
曲:真田丸
■10/03(水)カミさん退院(レッスン358)
■10/08(祝)OCSピアノ合わせ
もうボロボロ。少しでもプレッシャーがかかると弾けなくなるレベル。
※ここから、せめて普通の社会人がするくらいの練習はせねばと、ちょっと真面目に取り組んでみた。
■10/17(水)レッスン359
本番前のピアノ合わせのめどが立つ
長い音、もっと粘る→ピアノの音が聴けるように
等々
■10/20(土)OCSピアノ合わせ・・・だったのですが、
網膜裂孔の治療のためキャンセルm(_ _)m
■10/21(日)教室ピアノ合わせ
ピアノの音が聴こえてきた。
■10/24(水)レッスン360
ピアノ合わせで気になったところを振り返る。
弓順と逆に弾いてるところ→クセになってるのを直すこと
sfz、弓をかませる
音色の切り替え/全編通しての緊張感
6連符クレッシェンド
等々
■10/26(金)OCSピアノ合わせ
網膜裂孔の治療で休暇を取った。
OCSさんのご厚意で20日のピアノ合わせをここに。
だんだんピアノを聴きながら弾けるようになってきた。
強弱の作り方 ffに向かうところ
※自分のキャパが飽和するまでもう少しだなー。
■10/27(土)OCS弾き合い会本番
ピアノの音を聴きながら弾けることが目標。
■10/28(日)教室ピアノ合わせ
ピアノの音を聴いて弾けないところを中心にしたい。
■10/31(水)レッスン361
本来、ピアノ合わせ2回分に通常レッスン1回を充てるのですが、先月、諸般の事情で1回少なかった分をここで。
9月の「タイスの瞑想曲」の時にうまくいかなかった本番前のコントロールを。
■11/04(日)教室発表会本番
思い切り弾くのだ。
《日経Robo》金出武雄氏 私の知るDARPAの深層(1)、不確実は許すが曖昧さは許さない
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/mag/15/00153/00013/
> 例えば、目標として「高齢者が楽しく幸せに暮らせるようにしたい」というのは許されない。それは希望する結果であり、タスク・能力として具体的に何をすればいいのか分からない。そうではなく、「認知的な機能の衰えた高齢者が、こういうことができるようにする」というように、目標とする能力を具体的に規定する。
僕が「うまくなりたい」という言葉を避け、うまくなるのは結果であって云々と言うのは、これに近いと思います。
僕が目標とする能力は、本番で頭を空っぽにして、自分がその曲をただただ味わいながら弾けるようになることです。
なんとなく、自分のキャパいっぱいになるまで弾き込むと、それが発動するような気がします。
本番もうすぐ。真田丸は、まだ、その感覚までは遠いですが、頑張ろう。
Les Chocolatiers Concert 2018
2018年10月21日(日) 16:45開演
早稲田奉仕園スコットホール講堂
Les Chocolatiers
市川亮(Guitar) 畚野礼子(Soprano)
Guest
北野晃司(Tenor) 平賀雅子(Guitar) 大野明子(Piano)
声楽とギターのためのシリーズ「日本の四季」(Les Chocolatiers編)
ブラジル風バッハ第五番「アリア」(ヴィラ=ロボス)
幻想曲「ロシアの想い出」Op.63(ソル)
「セビリアの理髪師」より「もし私の名を知りたければ」(ロッシーニ)
「ロミオとジュリエット」より「夢の中で生きていたいの」(グノー)
「ロミオとジュリエット」より「愛らしい天使よ」(グノー)
他
mixiコミュニティ「クラシック音楽発表会を作ろう!」でお世話になっているLes Chocolatiersのお二人のコンサート。
一昨年の結成8周年や昨年の"2017"では都合が合わなかったりして逃していました。今回もある発表会に出る予定があったのですが、それには出ないことにしたので、こちらを聴きに行くことができました。
スコットホールは、2016年8月、先生の「音楽の贈りもの vol.2」の時に、やわらかい響きのホールだなと思いました。擦弦の弦楽アンサンブルでは響きに慣れるまで音との距離がつかみにくい感じもありました。
しかし、ギターや声楽には合っているようで、1曲目から聴いていて優しい気持ちになれました。
特に印象に残ったのは、声楽とギターのためのシリーズ「日本の四季」(Les Chocolatiers編)です。
「雪解け」 早春賦 (中田章)
「春」 からたちの花 (山田耕筰)
「夏」 椰子の実 (大中寅二)
「秋」 赤とんぼ (山田耕筰)
「冬」 ペチカ (山田耕筰)
「再び春」 花 (瀧廉太郎)
・・・と曲目だけ並べてもたぶん全然伝わらないと思いますが、まるでLes Chocolatiersのお二人が描く四季折々の絵の展覧会にいるような時間でした。
前日に網膜裂孔のレーザー手術を受け、外出する元気もあるのかないのか状態でしたが、聴きながら元気になれました。行って良かったなぁと思っています。
クァルテット・ウィークエンド 2018 - 2019
オイストラフ弦楽四重奏団
2018年10月14日(日) 14:00開演
第一生命ホール
オイストラフ弦楽四重奏団
アンドレイ・バラノフ(第1ヴァイオリン)
ロディオン・ペトロフ(第2ヴァイオリン)
フェドル・ベルーギン(ヴィオラ)
アレクセイ・ジーリン(チェロ)
ハイドン:弦楽四重奏曲 第38番 変ホ長調 Op.33-2 Hob.III:38 「冗談」
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調 Op.83
加藤昌則:There is ...., There was ...~Drawing notes of the memory for String Quartet(新作)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 Op.80
第一生命ホールは、2013年3月9日にオライオン弦楽四重奏団を聴いて以来だと思うのですが、ブログに感想を書き忘れてるようです。。。
さて、オイストラフ弦楽四重奏団。
http://www.oistrakhquartet.com/
写真は演奏会チラシからですが、左から、ストバイ、チェロ、セコバイ、ヴィオラ。
ファーストヴァイオリンは、なんとなく顔の輪郭がオイストラフ(写真でしか知らないけど)に似ているバラノフさん、
セカンドヴァイオリンは、職人さんのようなオーラをまとったペトロフさん、
ヴィオラは、金髪の貴公子っぽいベルーギンさん、
チェロは、横から演奏の姿を見てると、ケルヴィン・タイムライン(スタートレック)のスコッティのような印象を受けたんだけど、正面からはそうでもないジーリンさん、
・・・というメンバーです(笑)
まじめなメンバー紹介は、
http://www.concert.co.jp/artist/davidoistrakh_quartet/
が詳しいかな。
1曲目のハイドンからして、とても躍動感があって、聴いてるこちらも思わずウフフとなってしまうような演奏でした。
続くショスタコーヴィチは、聴いていて心地よい曲ではないのですけれど、異様なほど4人の縦の線がブレないせいか、不快な印象が全く出てきません。
休憩を挟んでの加藤昌則の新作。題名の意味は「今ある、かつてあった」(とプログラムパンフに書いてある)。ダイナミックな演奏に時空を駆け抜けるイメージが重なりました。
そして、メンデルスゾーン。ショスタコーヴィチとは別の、悲痛感に貫かれた曲ですが、感情に流されすぎない解像度の高い演奏でした。
アンコールは、
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
チャイコフスキー:甘い夢
個々の持つ豊かな表現力よりも、精緻なアンサンブルの印象が強く残った演奏会でした。
中でも2ndVnのペトロフさんは、これぞセコバイではないか♪
■音階:3オクターブ
曲と同じロ短調。
左手に意識が行きすぎて、小さな空間で弾いてしまうなど・・・。
■エチュード:
クロイツェル:9番
発表会までお休み。
■曲:真田丸
お分かりかと思いますが、この曲についてはいつもの細かい情報をあえて載せていません(^^;
【拍、リズム】
・メトロノーム
【音色】
・曲の出だしの響き
・アクセント記号でのアクセント
・アクセント記号のないところでの、ねばり、レガート、抜く抜かない
【その他】
・トレモロは手首で
・ピアノのスコアを確認する
ゆっくりですが、ひととおり流れに乗って弾けるところまできました。
少しテンポが上がると、すべてが雑になるので、じわじわと上げていこうと思います。
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前回書いたOCSと教室の2つの本番と、そのそれぞれのピアノ合わせのスケジュールは、
10/08(祝)OCSピアノ合わせ
10/20(土)OCSピアノ合わせ
10/21(日)教室ピアノ合わせ
10/27(土)OCS弾き合い会本番
10/28(日)教室ピアノ合わせ
11/04(日)教室発表会本番
となっています。
今日のOCSピアノ合わせでは、初めてピアノと合わせたのですが、それ以前の課題が噴出し、真田軍は勝負に赴くこともできずに壊滅しました。。。
何かやらかしても割と前向きなほうですが、今回はちとこたえました。
この時期に、まだこれだけしかできていないんだということが明確になって良かった。
武本秀美 ヴィオラ リサイタル
9月29日(土)@キリスト品川教会 グローリア・チャペル
武本秀美(Viola)
古川まりこ(Piano)
長谷川信久(Contrabass)
ハイドン:ディベルティメント
ベートーヴェン:2つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲
グリエール:子守歌
エネスク:演奏会用小品
コダーイ:アダージョ
ヒンデミット:ソナタ 1939
骨折入院中のカミさんにリハビリ兼ねた外出許可が出まして、その付き添いの合間を縫って、武本先生のリサイタルを聴きに行きました。
ちょっと疲れがたまってたところ、先生の豊かな音楽で、気持ちに充電ができました。
ハイドンは、「ディベルティメントって楽しい」ということを実感できました。
ベートーヴェンとグリエールの2曲は、ヴィオラとコントラバスという珍しい編成。ベートーヴェンの眼鏡付きは、お約束(?)どおり、お2人とも眼鏡をかけての演奏でした(^^;
教会の礼拝堂にコントラバスって、低音がもわもわしないかなと心配でしたが、パイプオルガンが設置してあるところということもあってか、とてもバランス良く感じました。
先生のリサイタルでは、これまでにもクラークやボウエンなどのヴィオラのために書かれた曲を味わったのですが、今回もまた、エネスクはまさにヴィオラとピアノのための曲、コダーイは音源探すとチェロとピアノのものが多いのですが、当初ヴィオラとピアノのために書かれたもの。だんだんと時代が新しくなって、最後にヒンデミット。ヴィオラ曲といえばヒンデミット。
ヴィオラ独特の音色の幅広さ、面白さは、ヴィオラを知っている作曲家がヴィオラのために書いた曲でこそ。そういう曲を書いたのは新しい時代の作曲家が多いので、弾くのも聴くのも難易度が高めです。
先生の演奏は、生意気を言えば、そうした難しさは感じさせないで、ヴィオラっていいなぁ、ヴィオラを弾きたいなぁと、いう気持ちが自然にわいてくるような演奏でした。
メモ:グリエール
プログラムの曲紹介に、ヴァイオリンとチェロのための曲をフランク・プロトという作曲家がヴィオラとコントラバス用に書き換えた、とありました。帰宅してから調べてみると「ヴァイオリンとチェロのための8つの二重奏曲Op.39」のようです。これは、ちと、将来弾きたい曲のカテゴリーに入れとこうかな、と思います(^^)
ついでにヴァイオリン曲の「12のやさしい小品 op.45」というのも発見。ほんとにやさしいのかのぅ・・・。
また楽譜が増えるかもしれない(^^;