46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

Ensemble Akkord Vol.5

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アンサンブル アコルト
Ensemble Akkord Vol.5
『5月に5人で』

2018年5月20日(日) 14:00開演
サルビア音楽ホール

シューマン 弦楽四重奏曲 第3番 イ長調 作品41-3
ブルッフ  ヴィオラと管弦楽のためのロマンス 作品85
        ヴィオラ独奏 小堀まやか
ブラームス 弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 作品111


アンサンブル アコルトは毎回いろいろな編成の音楽を聴かせてくださるのですが、今回は、
・Quartet Keynzによる弦楽四重奏
・小堀まやかさんのソロ+管弦楽部分をQuartet Keynzの弦楽四重奏で
・Quartet Keynz & 小堀まやかさんによる弦楽五重奏
というプログラム。


1曲目のシューマン。
シューマンの曲で実際に自分で取り組んだことがあるのは「3つのロマンス Op.94」だけではあるのですが^^;、下手をすると、妙に平坦になってしまったり、逆に変に凸凹してしまうような印象があります。

Quartet Keynzの演奏は、2016年の空音舎「対バン!会」で魅了されて以来、できるだけ聴きに行くようになったのですが、音が自然な抑揚を持って流れていくようで、心地よかったです(^^)
メンバーの一体感が過去最高じゃないかと感じました。


続くブルッフの「ロマンス」。数少ないヴィオラのための「ロマンス」です。
もともと「ヴィオラと管弦楽のための」曲ですが、僕の先生(Va)のコンサートで、ピアノとのデュオでの演奏を聴いたことがあります。この曲はヴィオラでなければ出せない素晴らしい曲だと思いました。

今回は、ヴィオラと弦楽四重奏。これまたとても良かったです。特に、ヴィオラ同士の1対1のやりとりはこの編成ならでは。かっこいいアレンジだわー(^^)。とても印象に残りました。

ソリストアンコールは、バッハ無伴奏チェロ組曲第1番からサラバンド。バッハ無伴奏チェロ組曲のヴィオラ演奏は、チェロとは違った味わいがあって良いなぁと思いました。


休憩を挟んで、ブラームス 弦楽五重奏曲 第2番。
真ん中にチェロを置いて、向かって左にヴァイオリン、右にヴィオラの対向配置。それを見て、あれ?っと思ったのですが、弦楽五重奏って初めて聴いたかも。いま自分のブログを検索しても0件(^^;
今回聴いて、弦楽五重奏はカルテット+ヴィオラ(曲によってはチェロ)ではなく、トリオが拡張されたものなんだ、と実感しました。

実際の演奏も、Quartet Keynz & 小堀まやかさんではなく、シューマンで聴かせていただいたQuartet Keynz4人と変わらない5人での一体感がありました。
ブラームスがこの曲を最後にしようと作った曲と言われているそうで、いろんなものがつまっている贅沢な曲を堪能できました。聴きごたえありました。


アンコールは、モーツァルト弦楽五重奏曲第1番第3楽章メヌエット。
ブラームスとは対象的なモーツァルトの軽快な華やかさを楽しみました。


Quartet Keynzは、毎回、期待して聴きに行くわけですが、その期待以上の演奏を聴かせてくださるので、きっとまた聴きに行ってしまうと思います。。。
・・・でも、次回のアンサンブル アコルト「Quartet in B(仮題)」11月24日は、すでに別の予定が入っていたのである(T_T)


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このページは、SLANが2018年5月26日 00:56に書いた記事です。

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