2013年の発表会でバッハの2つのVnのための協奏曲第1楽章を弾いたときには、楽譜はベーレンライター原典版を使い、指や弓はベーレンライター同梱のAndrew Manze編、IMCのガラミアン編、ペータースのオイストラフ編、鈴木教本5巻旧版&第2版を比べながら考えました。
今回の無伴奏は、楽譜はベーレンライター原典版を使い、指や弓はペータース(原典版と編集版が上下2段になってるやつ)、全音ISEシリース、日本楽譜「~初めて弾く人のために~」版を見比べています。
左から、ISE、初めて弾く~、ペータース、ベーレンライター
さぁ、どれがどれでしょう(^^;
パルティータ3番のプレリュード、さすがに弓順が異なることはないようです(^^;
指番号は、「ペータース」と「初めて弾く~」がだいたい同じです。後者のほうが初めて弾く人向けを謳うだけあって、よりたくさん記入があります。どこからポジションを変えると続けて弾きやすいかに主眼が置かれている感じです。
ISEは、ところどころ「え?、これ難しくない?」と感じる指があります。そこでその弦の音が欲しいという、こだわりが強いのかも。
スラー(または点線スラー)が追加されてることは他の曲でもよくあるのですが、フォルテとかピアノの指示がついている位置が、原典版では小節頭の16分音符なのに、2個目の音符からになっているところがあちこちあります。きっとそこがフレーズの切れ目なのだな。
開放弦を使うかどうかの指定は、3社ともだいたい同じ。
ある程度弾けるようになって、自分で曲の流れをとらえられるようになったら見直すことにして、ひとまず指番号だけ仮決めしました。
ちなみにこの曲は、3分台の演奏を聴くととても素敵です。
現時点で、無理やり通すと、19分くらいかかります(^^;;;;
せめて5分を切るところまでもっていきたい・・・。
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「無伴奏プレリュードの譜読み開始」が良いなと思ってくださいましたら、
こちらを ぽちっとm(_ _)m
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