秋の調べ
~アマチュア演奏者による室内楽コンサート~
チェロ弾きのマイミクさんが演奏されるというので、聴きに行きました。
2014年11月24日(月祝)14時開演
大島記念音楽堂(海老名市)
オーチャードホールの設計をされた方の設計による個人所有の50席ほどの小さなホール。
http://www.townnews.co.jp/0402/2014/06/06/239439.html
天井が高くて、驚くほど豊かで、でもうるさくない響きでした。同じような広さ(床面積)のホールはいくつか行ったことがありますが、ポンと手を叩いたときの響きには差はなくても、音楽の響き方は全く違う、という印象です。
プログラムは
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
サン=サーンス:オーボエ・ソナタ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
出演者全員でのシベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ
たとえて言えば、良い楽器であればあるほど、初級者が弾いてもいい音が出ますけど、上級者が弾くとまるっきり別の素晴らしい音が出る、ということがホールにも当てはまるのですね。
演奏された皆さんはアマチュアでも一流(聴けばわかる^^)の方々で、ホールの響きを存分に引き出しながら、聴き応えのある演奏をされました。
マイミクさんの演目は、ベートーヴェンのピアノとチェロのためのソナタ第3番。
この方の演奏は何度か聴きに伺ってますが、いつにもまして、とても惹きこまれてしまいました。
今僕はレッスンで初めてまともにベートーヴェンにぶつかっていて、わからないなりに「ベートーヴェンってこういう感じ?」と感じているものがあります。マイミクさんの演奏は、楽器は違えど、僕が感じているもののずーっとずーっと先にいくとこうなるんだ、と思いました。
マイミクさんはチェロ歴35年を超えていらっしゃるので、僕は生きてる間にその域までは届きませんけど(^^;、ベートーヴェンをこんなふうに弾けるように、少しでも近づきたいと思いました。
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