交響楽団たんぽぽ 第10回演奏会
日時:2013年12月28日(土)14:00開演
会場:新宿文化センター大ホール
指揮:藤田淳平
プログラム:
ラデツキー行進曲
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 Vc独奏:遠藤真理
ブラームス/交響曲第1番
ここ2回ほど定演を聴きにいけなくて残念だった交響楽団たんぽぽでしたが、たんぽぽらしい名演を聴かせていただきました。
■ドヴォルザーク/チェロ協奏曲
第6回のショパン/ピアノ協奏曲のそうでしたが、協奏曲をやる時にはソリストをひきたてる演奏。
ホールの特性なのか、ソリストの音がもっと前に出てくるといいのになぁと思いましたが、安心して聴くことができました。
ソリストアンコールは、コンマスさんとご兄弟(ご姉弟?ご兄妹?)共演、ハルヴォルセン「パッサカリア」で、これは凄かったです。
プログラム前のプレ室内楽演奏やラデツキーでコンマスさん調子が悪そうな感じだったのですが、そうか、この曲に少ない練習時間を費やしたのかな、と思いました。
■ブラームス/交響曲第1番
「これがたんぽぽのブラ1だ」という記憶に残る名演だったと思います。
第1楽章の出だしから、鳥肌が立ちました。
テンポは抑え気味。アマオケのテンポ落とした演奏では、ごちゃごちゃっという曖昧な響きになってしまうこともあるのですが、たんぽぽの演奏は各楽器同士の丁寧なアンサンブルが聴こえてきました。
ゆっくりとか遅いとかじゃなく、広い(?)演奏。
圧巻は第4楽章、歓喜のところでは涙腺が危なかった(^^;
アンコールは、パーカッションの効いたアンダーソン「そりすべり」と前プロとはひと味違った「ラデツキー行進曲」。
楽しいノリで聴くことができました(^^)
いやー、聴きに行って良かった。
次回もまた楽しみです。
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