先週は水曜日ではなく金曜日のレッスンでした。
それは以前から決まっていたのですが、首の痛みがあったので、結果的に助かりました。
月曜日から首から肩に違和感があって、バイオリンを弾くどころから構えるのも控えていたのですが、水曜日の朝には左側の首、肩、背中、腰が固まり、首はどちらに動かしても痛い状態に。
木曜日に行きつけの整体院に行き、マッサージと超音波治療をしてもらって楽になりましたが、首を前に動かしたときの痛みは時間がかかるとのこと。
おそるおそるバイオリンを構えて、少し弾いては休みつつ、1時間くらい。
金曜日も仕事の後、レッスン前に、少し弾いては休みつつ、1時間くらい。
そんな状態でのレッスンでした。
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音階 小野アンナさん、ハ長調オクターブ、とりあえず上昇形まで。
・4の指に力が入って動かなくなってしまわないように
・4が合っていて1が低い傾向あり
・音がずれたと感じてもすぐに直さず、ずれを聴いて
・オクターブ音階を弾くというより、自分の耳を鍛える練習
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曲(発表会向け):バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 第1楽章 1stVn
テンポを上げる練習はほとんどできなかったのですが、ちょうど今回はテンポを落として合わせながら細かく見ていくレッスンだったので、何とかついていけました。
テンポを落とせば、2ndVnの音も聴きやすいですが、まだ聴きながら乗っていくところまでは遠いです。
これまでと合わせて、課題をまとめ直し・・・
■曲全体について
・1小節2拍である
特に16分音符を4つずつにならないように
テンポを上げる前から2拍で弾くことを意識すること
・パートの受け渡し/からみ
相手の音を思い浮かべながら
・歌うところと、縦を意識してテンポを前に引っ張っていくところの弾き分け
といっても、縦を意識してアクセントになっては強すぎ
また、伸ばす音は膨らんだり減衰したりしない真っ直ぐな音で
・不安定な音から解決に向かうところの表現とカギとなる音の音程
・その大事な音程
テンポがあがるとどうしても甘くなるので、意識付けを
→テンポを落として練習する時には指を付ける離すをより狭く
・1stVnがザッツを出す(先生が入りを待つ)ところ
- 46小節Tuttiの入り(休符でブレスはさむ)
- 最終小節最後の音の入り
・最後のtutti
それまで複数のフレーズだった音楽が一体になることを意識
■主にsolo部分
・soloの入りは明確に
特に21小節、58小節のTutttiからSoloへの切り替わり
→音を切って入り直すつもりで
・soloでのテンポキープ
特に24小節、79小節のスラーの後の弓を返して弾くところで早まる
→1音1音しっかり出すつもりで
・低弦の鳴らし方と高弦の鳴らし方:
弓の圧力、抜く抜かない、左手の押さえ方、次のフレーズ
49小節soloから:圧力足りない、抜くな、ベタで鳴らす
49soloから51小節2拍め裏までG線は左側を弾くくらいの弓の位置で
51小節2拍め裏を同じように弾いたらガリガリになる。次のフレーズと合わせて
・弦を飛び越える移弦:ひじから素早く、弓の毛で弦をつかんで
・52小節(59小節)からのスラー3音+1音は、1音目をつかんで、3音目移弦付きコンパクトにただし、1音目がアクセントにはならないように
・67小節の前の3つの音と後ろの3つの音をつなく2つの音をタイトに
■そのほか
・音量を出したいと思った時に、力で大きい音を出そうせず、遠くに届かせたいと思うこと
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課題はたくさんありますが、テクニカルな点では
・右手:弓を置いて弾く
・左手:音程、特にシとシ♭、3ポジ3の指のファ、臨時記号
・テンポアップ:リズム練習あるのみ
表現では
・曲全体の流れ、役割の切り替わりをイメージしながら、聴いて弾く
という、現時点の共通課題になります(^^;
次回は、テンポを上げての通しです。
しかし、練習は決して無理しないようにと、くぎを刺されました(^^;
まだ1カ月あるので、焦らないようにしたいと思います。
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