先週土曜日、先生のビオラ・リサイタルに行ってきました。
バイオリンを教わってますが、ビオラを弾かれるのです。
曲目は
J.S.バッハ/無伴奏組曲第2番
レベッカ・クラーク/ソナタ
フランツ・シューベルト/アルペジョーネ・ソナタ
ビオラって、バイオリンより少し大きいだけに見えるのに、チェロのような音からバイオリンのような音まで、音色の幅が大きい楽器だなぁと思っています。
バッハ無伴奏は、言わずと知れたチェロ組曲です(って、まだ聴きこんだことはないのですが)。
チェロとはまた違った味わいが・・・みたいなことを開演前には考えていたのですが、演奏が始まったら、先生の音って好きだなぁ、という気持ちだけで聴いてました。
次のクラーク/ソナタは、全然知らない曲です。ビオラのために書かれた曲だそうです。
東洋的なメロディや、いかにも現代音楽的な音や、静かな歌もある曲でした。多彩な音の響きがビオラの持つ豊かな音色との相乗効果で大きく広がっていく感じがして、とても惹きつけられました。
シューベルトのアルペジョーネ・ソナタは、初めて聴きました。
もともとはアルペジョーネという幻の(?)楽器のために書かれた珍しい曲で、今ではビオラやチェロはじめ、いろいろな楽器で演奏されているそうです。最近知り合ったビオラ弾きのマイミクさんも1楽章を発表会で弾かれたとのことでした。
はじめはクラーク/ソナタに比べるとおとなしい印象だったのですが、聴いているうちにあちらこちらで励まされてるような気持ちになっていきました。なんだかとても元気をもらった気がしました。
自分が好きになれる演奏をされる先生に教えていただいてるって、幸せなことだなぁ。
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「先生のリサイタル」が良いなと思ってくださいましたら、
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