アンネ=ゾフィー・ムター
2010年4月19日(月)19時開演
サントリーホール
曲目:ブラームス
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 op.78 「雨の歌」
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108
出演:ランバート・オルキス(Pf)
同い年のアンネ=ゾフィー・ムターを聴きに行きました。
実際のところ、ブラームスのヴァイオリンソナタは、ほぼ初めて聴くようなものです。
2番、1番ときて、やはり曲自体をよく知らないと、ムターのありがたみがわからんのかなぁと思いました。
もちろん、演奏は完璧です。スキのない感じで、毅然としていて、まさに“女王”というにふさわしい雰囲気でした。
でも、なにかもひとつ伝わってこないというか…。
ところが、休憩をはさんでの3番がとんでもなく素晴らしい演奏でした。ぐいっと引き込まれたまま最後まで。
2番や1番がムターを見ていたという感じだとしたら、この3番は奏でられる音を見ていたという感じです。
今までなかったような体験でした。
アンコール曲は、
ブラームス
ハンガリー舞曲第2番(ヨアヒム編)
ハンガリー舞曲第1番(ヨアヒム編)
子守歌
ハンガリー舞曲第7番(ヨアヒム編)
マスネ
タイスの瞑想曲
これがまた、素晴らしい3番の余韻の中、テンポの良い舞曲が見事にはまった気がします。
最後のタイスの瞑想曲は、おまけという感じ(^^;。
公演後にはサイン会がありました。普通、CD買わないとサイン会に参加できなものですが、今回は500円のプログラムでもOKでした。
この3月に演目と同じCDが発売されています。
ピアノも同じランバート・オルキス。
曲順も、コンサートと同じ、2番、1番、3番の順です。
会場では買わないでいたのですが、帰宅してからどうしても欲しくなって、Amazonで買ってしまいました。
このCDを聴くたびにこのコンサートの感じを思い出して、幸せな気分に浸ろうと思います(^^;。
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「アンネ=ゾフィー・ムター」が良いなと思ってくださいましたら、
こちらを ぽちっとm(_ _)m
私も土曜に行きます!
曲目が違うんですね。
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第7番
グバイドゥーリナ:ヴァイオリン協奏曲
女王・ムターの演奏楽しみです。
シクラスさん、コメントありがとうございます。
そうです。今回のジャパンツアーの中で、シクラスさんが聴かれる24日だけがそのプログラムです。
楽しんでくださいね~。