46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

2009年7月アーカイブ

バイオリン自作キットを探してみました。

■ホワイトバイオリンキット
 ニスを塗るところからのキットです。

  • HOSCO
    V-KIT-0 ケース・弓付 10,500円
     
  • 工房ミネハラ ホワイトバイオリンキット
    ケース付き・弓なし WVK-1H 68,250円

■裏板とガーランドが取付け済
 魂柱立てなんかもついてます。
 ちょっとばかし工具も必要です。

  • HOSCO
    V-KIT-1 ケース・弓付 15,750円
     
  • 工房ミネハラ ベーシックバイオリンキット
    BVK-1B ケース付き・弓なし 21,000円
    BVK-1C ケース・弓付 25,200円
     
  • 工房ミネハラ バイオリンキット
    VK-1 63,840円
    VK200-1 119,700円

■表板、裏板を自分で削り出すモデル
 部品は粗加工までしかされてません。
 本格的に工具が必要です。

  • 工房ミネハラ バイオリンキット
    VK-2 53,865円
    VK200-2 108,720円

バイオリンの仕組みを知るのに、1台作ってみるのも悪くないなと思います。とすれば、2番目の裏板とガーランドが取付け済のところからのキットが良さそうです。


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書き忘れてましたが、レッスンテキストは「ヤマハ大人の音楽レッスン」オリジナルです。2冊あって

■バイオリン1

  • 40ページくらいの教本。27ページまでChapter1から6、以降は初歩の楽典
  • Chapterごとに、指や弓のエクササイズ、1オクターブのスケール、メロディ、合奏(ハーモニー)の練習曲といった構成
  • もちろん全部ファーストポジション。Chapter4でアルペジオ、Chapter6で付点4分音符+16分音符2つのスラーが

■バイオリン・アルバム1

  • 21曲の練習曲集。Chapter1から6まで(上記の教本と対応している)13曲とOpt(オプションの略かしら?)8曲
  • Chapterには、ヤマハオリジナル曲とか、第9の歓びの歌とか、遠き山に日が落ちて〜とか、惑星の木星とか、、、きらきら星(変奏)も!
  • Optには、バッハのメヌエットからとか、ムーン・リバーとか、きよしこの夜とか

という内容です。それぞれ、CDがついています。
今のコースだと、この1の途中まで、になると思います。

20090726_01

レッスン申し込みの説明の時に2や3も見せてもらいました。ヤマハでステップアップしていくと使うようになります。ここは収集癖を最大限発揮して、習い続けよう(^^;。

 

さて、今日は教本Chapter1から2にかけて、というところです。Chapter2は、4の指(小指)が出てきます。

■注意点

  • A MajorでA線とE線、指は_1_23_4という空き方になります。A線→E線と音が上がっていく方はまだいいけど、E線→A線と下がっていく方は2と3の指が離れちゃいます。これは訓練が必要かな。
  • 小指の弦の押さえ方:第2関節が伸びた状態になっていました。弦を押さえる位置が、指のもっと先の方でないと。これも訓練だな。
  • 小指を使う使わないにかかわらず、下がる時にその下の音の指も押さえるいうことができていません。単純な音階だとできるのですが、練習曲だとすぐ忘れます。今のうちちゃんと意識して癖をつけておかないと。これも訓(以下略)。
  • 弓の持ち方:中指と薬指の間が空きすぎでした。しばらく、くっつけるくらいでやってみよう。それから、中指と薬指の指先で持ってしまっているので、もう少し第1関節寄りで。これ(以下略)。

■宿題が出ました(あー、なんかレッスンぽいぞ(^^;)。

  • 教本Chapter1の練習曲7番を弾けるようにしておくこと
  • アルバムChapter2の「歓びの歌」を弾けるようにしておくこと

練習しなければ。

 


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チャイコフスキー・ナイト

2009年7月25日(土)19:00開演
サントリーホール

指揮:秋山和慶
演奏:東京交響楽団

チャイコフスキー
  ロココの主題による変奏曲 op.33
    チェロ:辻本玲
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
    ヴァイオリン:鍵冨弦太郎
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
    ピアノ:清水和音

ロココの主題による変奏曲は、悪くなかったです。きれいな演奏でした。チェロ曲はチャイコフスキーに限らずなぜか眠くなることが多くて、今回もちょっと寝ました・・・。

ヴァイオリン協奏曲は、演奏の良し悪しと言うより、私の頭の中の音と合いませんでした。テンポの違いや音のため方の違いなら楽しめるのですが、んー、弓の使い方なのかなぁ、自分でもよくわかりませんが。

ピアノ協奏曲第1番は、良かったです。拍手もいちばん多かったです。ソリストの知名度の差もあるでしょうけど、それだけではなかったと思います。

ステージ真横の2階席だったのですが、秋山和慶の指揮がとてもきめ細かくて、指揮棒が生きているかのようでした。
東京交響楽団の演奏も安定感がありました。ソリストとバランス良くかみあっていたと思います。

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エレキバイオリンValente EVN-27を弾くまえの準備をお店のコラムを参考にしながら・・・。

弓を張ったら、弓毛に松脂を塗ります。松脂はツルツルだったので、カッターナイフで傷を付けながら塗りました。新品の弓毛に塗るので、まぁ、何十回か、ちょっとしつこく。

次は本体の調弦。チューナーとして、20年以上前に買ったKORG DT-1という骨董品を引っ張り出してきました。いまやDT-1はコルグ・ミュージアムに名機として名を連ねています。

20090722_01
我ながら、物持ちが良いです。

エレキバイオリンなので、付属の接続コードをつないで、エレキギターのように音を合わせることができます。

余談ですが、裏側には、こんなものが貼られていました。

20090722_02
栄ちゃん山の家は永久に不滅です。

閑話休題。

音が合ったところで、肩当てをつけて、構えて、弓を手にして、おもむろに・・・チューニングが合っている時の、隣の弦同士の和音は、とても気持ちが良いです。


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バイオリンパレットさんへ注文したエレキバイオリンValente EVN-27が届きました。色はレッドです(3倍早く弾けるように)。29,400円。

20090721_01

・・・って、実は届いたのは先週のことです。振り込み確認後、すぐに配送されました。メール連絡もしっかりしていました。

■本体

がっちり頑丈そうです。構えてみると、見た目ほど重く感じません。宣伝文句通り、重量バランスが良いのだと思います。
まぁ、これが約660g。レッスンで使っているYAMAHA SV-130が約650gなので、違和感も少ないというところでしょうか。

指板に色ムラが。

20090721_02

これをメールで問い合わせたところ、またすぐに(翌営業日に)返事がありました。

指板にはエボニー材が採用されています。
エボニーの外観は真っ黒というイメージがありますが、実際には白木に近いような部位もあり、ムラのように見えることもございます。
あまりに白く目立つ箇所は、指板表面に黒い塗料を塗って仕上げられますが、比較的目立たない箇所については、あえてそのままとさせていただいています。

とのことです。まぁ、確かに、変に染められちゃうよりはこのままのほうが良いです(^^;。

■弓

Valente EVN-27の説明によれば、単品の販売価格15,750円のValente/B-20がついています。
これは、アコースティックバイオリンのValente/VN-30 のCセット44,100円にも使われているもので、まぁ、そのくらいのレベルの弓です。

■肩当て

FONと書いてあります。おそらく、これ(単品販売価格2,100円)です。

■その他

・弦:何がついているんでしょう(^^;。弦の良し悪しはまだ全然わかりません。

・ケース:単品では販売していないタイプです。角型で見た目は悪くありません。湿度計がついています。

・松脂:これも単品では販売していないものです。プラスチックの何も書いていないケースに入っています。

・消音器:Valente EVN-27の説明によれば、ULTRA(単品販売価格1,344円)です。ヘッドホンつけての音には効果がありますが、生音はほとんど変わりません。まぁ、当然ですが。

・ヘッドホン:100円ショップ並? 完全にオマケです。

弾いてみての感想は、また別に。


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オーケストラ・ルゼル
第6回演奏会
2009年7月20日(祝)14:00開演
練馬文化センター 大ホール
指揮:河原 哲也

 バッハ(ウェーベルン編):6声のリチェルカーレ
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調
    ピアノ:原田絵里香
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調

前日の体調不良から回復したので、コンサートへ出かけました。

オーケストラ・ルゼルは、2年半ぶり。前回はビブラートをかけない奏法で印象深かったバロック音楽のコンサートでした。

今回も、バッハはビブラートなし、ベートーヴェンはピアノに気をとられていて不明(^^;、ブラームスはビブラートかけてました。

そう、ベートーヴェンのピアノ協奏曲は、とても良かったです。ピアニストを招いての演奏ということで、オーケストラ全体にいい意味での緊張感があって(きっと練習も懸命になったに違いない)、質の高い演奏だったと思います。

曲順は前後しますが、バッハは・・・うーん、いちおうナクソス・ミュージック・ライブラリーで予習はしてたのですが、まだ、よくわからないのが正直なところ。

ブラームスは、第2番らしく、のびのびとしていたと思います。特に、木管楽器がぴったり揃っていて気持ちが良かったです。あとは・・・実は1stバイオリンの2列目の女性の方の弓の動かし方がとてもきれいで、それに見とれていて気がついたら最終楽章でした(^^;。

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私がいまアコースティックバイオリンを買うなら、セットで20〜40万円クラスだな、と思います。実際に自分の耳で聴いてそう思いました。

とはいえ、少し弾けるようになれば今とは違った好みが出てくると思うし、今のところ「弾けなくても欲しい!」とは思わないし、25年前の下手なりに楽しいレベルまで追いついたら、あらためて検討したいと思います。

さて、それまでの練習用の楽器をどうするか、です。

レンタルが1年換算でいけば、2〜5万円。これを予算の目安にすると、アコースティックで買う気は起きませんが、エレキバイオリンなら買ってもいいかも。

エレキバイオリンは、YAMAHAのサイレントバイオリンも含めて、右手(弓)の練習にはならない、と書かれているのをよく見かけます。箱の空気を鳴らせるような使い方ができているかどうか全くわからないからです。

それを承知の上で、25年前のレベルまでの養成ギブスとして割り切るのも、今の自分には良い選択肢かもしれないと思いました。

安価なエレキバイオリンリスト

  • Valente EVN-27 (メーカーへのリンク)
    上記リンク先で29,400円
    重さ:660g
    弓が単独で売られているものということが明確なところがよいかも(弓自体がどうこうではなく、その姿勢が)。
     
  • CarloGiordano EV-202 (メーカーへのリンク)
    定価47,250円 楽天で24,600円〜
    重さ:約620g
    一番軽いけど、んー、イコライザーがよけいかも。
     
  • KIKUTANI ESV-380 (メーカーへのリンク)
    定価39,900円 楽天で24,800円〜
    重さ:約750g
    デザインは一番よさげだけど、ちょっと重いかも。
     
  • Hallstatt EV30
    楽天で16,800〜
    重さ:不明
    f字孔部分が値段以上に安っぽく見えてしまうのですが・・・あれ?このf字孔部分がなければEV-202そっくりかも。

この中からValente EVN-27 を買うことにしました。


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バイオリンをレンタルしてくれるところを探してみました。

音楽教室での受講者向けの貸し出しを除くと、東京近郊とネット対応で5件見つかりました。

■シャコンヌ(吉祥寺)
 初心者向け・お子様向けレンタル

  • 4,000円/月から(詳細は問い合わせ)
  • 保証金としてご契約レンタル料金の1ヶ月分
  • 同等クラスの楽器を購入する場合、レンタル料金として支払った金額の一部を頭金として割引

■カンタービレ(横浜)
 レンタル バイオリン・チェロについて

  • Carlo Giordano VS-1(販売価格36,750円)
     3ヶ月コース2,625円/月 6ヶ月コース1,575円/月
  • Cantabile #120(販売価格89,250円)
     3ヶ月コース5,250円/月 6ヶ月コース3,670円/月

■弦楽器ストラッド(横浜)
 レンタル制度

  • ヴァイオリン5,250円
  • 期間1ヵ月(最長3ヶ月まで)
  • 高額商品(100万円クラス)の貸し出し1ヶ月10,500円

■クライスラーミュージック(ネット)
 レンタルコーナー

  • 3か月9,900円、6か月18,600円、1年34,800円
  • 保証金5,000円、送料全国一律1,000円
  • 肩当て別
  • 販売しているクラスの楽器よりも、グレード的には下位のもの

■ヤマハミュージックリース(ネット)

  • 登録料2,100円(税込)
  • 肩当て別
  • 支払い済み分を充当して途中購入可
  • バリュープラン
    V7-SG(4/4)[新品]メーカー希望価格86,100円(税込)
     4,620円(税込/1ヶ月)
     最短5ヶ月~最長18ヶ月 
  • レギュラープラン/ショートプラン
      V7-SG、V-10SG 省略
    V-20SG[新品]メーカー希望価格262,500円(税込)
     レギュラープラン13,125円(税込/1ヶ月)
      最短4ヶ月~最長19ヶ月
     ショートプラン39,795円(税込/1ヶ月)
      最短1ヶ月~最長6ヶ月
     

YAMAHA V-20SG は、購入したいバイオリンセットの候補のひとつなので、これをレンタルして、数ヶ月練習してやっていけそうだったらそのまま購入、ダメだったら返却、というのが、ひとつの手ではあります。

(以下、2009/08/03追記)

■弦楽器専門店バイオリンレガート(下高井戸)
 弦楽器レンタル

  • 4/4バイオリン(29400円相当)3,500円/月
  • 保証金7,000円

■文京楽器(後楽園)
 ドレミファレンタル

  • 本体:ピグマリウス、弓:アルシェ
  • 3か月10,000円(以後3,500円/月)
  • 1年間35,000円


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楽器の違い

| コメント(2)

昨日(おととい夜)、10のお店で30台ほどのバイオリンを聴かせていただいたことを書きました。

まだ下倉バイオリンで扱っている20万円おり上のクラス(K.Shimora、E.H.Roth)を聴いていませんが、いろいろと見えてきました。まぁ、しょせん上限40万円の世界なのではありますが。

■価格帯(セットで)

まぁ、弓にいくらかけるかにもよりますが。

  • 数万円以下
     通販ものでは、いきなり調整が必要な粗悪品もあるらしいです。
     
  • 5万円クラス
     信頼できるお店のものであれば、練習用として十分だと思います。
     聴いた中で1本選ぶなら、REGHIN。
     
  • 10万円クラス
     箱の表面で音が鳴っている感じです。でも、5万円クラスと比べて、音が出しやすい感じがします。練習用としてはもちろん十分ですが、弾けるようになると間違いなく上のクラスが欲しくなると思います。
     聴いた中で1本選ぶなら、ARS MUSIC #28。
     
  • 20万円クラス
     30万円クラスに比べるとやや平板ながら、ブランドごとの音の特徴が出てきます。「これはいい」と思うものが見つかる可能性があります。
     聴いた中で1本選ぶなら、Ferenc Béla Váci CDM-R。
     
  • 30万円クラス
     箱の中の空気が鳴っている心地よい感じがします。私の年齢から始めるなら、弾く楽しさを一生味わえる気がします。。。1年1万円か。
     聴いた中で1本選ぶなら、Henli Delille IV。
     
  • 40万円クラス
     30万円クラスと同様です。
     ただ、10万から20万、あるいは、20万から30万の“10万円の音の差”に比べると、30万から40万の音の差は大きくないように思います。
     聴いた中で1本選ぶなら、Santo Spirito Maestro。
     
  • もっと上のクラス
     たとえお金をたくさん持っていても手は出さないと思います(^^;。
     数百万円超のレベルになると、音の良し悪しだけではなくて「誰の作品か」ということで値段が変わるのだそうです。

 ちなみに、ガシャペリオンのような二足歩行ロボットを作ろうと思うと、40万円かかります。基本的なメーカー製キットなら10万円です。金銭感覚的には近いかも。

■地域

実際にどこで作っているかではなく。

  • ドイツ風
     はっきりとしていて力強い音です。Karl Höfner、Roderich Paesold など。
     
  • 東欧風:
     芯があって、かつ、柔らかい響きです。GLIGA、Ferenc Béla Váci など。
     
  • イタリア風:
     明るくて華やかさがある音です。
     といっても、イタリア製のものは聴いてません。Santo Spirito(中国)、Pygmalius、Braviol の音。
     
  • フランス風:
     カラッとした響きです。
     といっても、聴いたのは、カタログに「フレンチテイスト」とあったHenri Delille (ベルギー)です。

 やっぱり、サッカーと同じ傾向が・・・(^^;。


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今日のレッスンは、先週の復習と、A線、E線を使っての音階。A線からはじまるドレミファ・・・です。

一緒にレッスンを受けているAさんの楽器には押さえるポイントがシールで張ってありましたが、私のには張ってありませんでした。なんとか音を聴きながら押さえるポイントを探しましたが、音程はずしまくりました。特に、音階が下がっていく方は全然ダメ(^^;。

ちなみにAさんは、バイオリンどころか、楽器がはじめてだそうで、音階にはちょっと苦労されていました。でも、先生がおっしゃったことの理解が早く、理解したとおりに身体が動く若さがあるので、おいていかれないように頑張らなくては。

次のレッスンは、2週間後です。今日のイメージを維持していられるかなぁ。

 

レッスン後、先生からヤマハアンサンブルクッキングというイベントの紹介がありました。発表会ではなく、レッスン受講者が集まってアンサンブルを体験するというものだそうです。楽器別・レベル別に分かれていて、楽しそうです。
しかし、自前の楽器がないと参加できないのでありました・・・。


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今のオーディオセットのスピーカーは、大きさ的にブックシェルフ(真四角でなくてもいいけど)であることを条件に、専門店で他機種と聴き比べて、「この音だ!」と感じたものです。聴くたびにいい気分にさせてくれます。

自分のバイオリンを持つなら、同じように「この音だ!」と感じたものを持ちたいと思います。

この一週間、残業がほぼなかったのをいいことに、弦楽器専門店を回って、セットで5万円クラスから40万円クラスまで、いろいろ聴かせてもらっていました。

まぁ、弓はセットの弓じゃなくてお店で常備しているものだったりするから、一概に比較はできないのですが、まぁ、以下のような傾向がありそうです。

なお、値段は定価だったり割引後だったり混在しています。国名も実際に作っているのは他の国(中国が多いようです)かもしれません。リンク先は実際に聴いたお店とは異なる場合があります。

=== ========= ===

  • スズキ #200 (セットで5万円)
    日本。平板な感じ。見た目も“学校”と思ってしまうのは先入観かしら
     
  • J.J.Dvorak #220 (セットで6万円)
    チェコ。このブランドでこれを買うならあと1万円頑張って#920にすべし
     
  • REGHIN (セットで6万円)
    ルーマニア。ぱっと聴いて悪くないかなと思ったけど
     
  • Carlo giordano VS-2 (セットで6万円)
    中国。この価格の中ではちょっといいかも
     
  • J.J.Dvorak #920 (セットで7万円)
    チェコ。#220との価格差は1万円だけど、こちらのほうが明らかに良い
     
  • ARS MUSIC #024 (セットで8万円)
    チェコ。深みはないものの明るい音で好感
     
  • ARS MUSIC #028 (セットで13万円)
    チェコ。弦をはじいただけですが、#024より少し深みがある感じ
     
  • Pygmalius DERIUS STANDARD (本体のみで10万円)
    日本。バランスのいいくっきりはっきり元気な音
     
  • ARS MUSIC 山野楽器セット (セットで16万円)
    チェコ。#024や#028同様、明るくて好きな音ですが、上のクラスの楽器とは差が
     
  • GEWA #ANTIK I (セットで17万円)
    ドイツ(中国)。落ち着いたいい音です。多くのお店で扱われている人気ブランドとのこと
     
  • シレーナのセット (セットで20万円)
    中国。お店独自のバイオリン。
     
  • GLIGA Gama II (セットで20万円)
    ルーマニア。ルーマニアのサッカーのような(^^;しなやかさが
     
  • KLAUS HEFFLER No.500 (セットで20万円)
    ドイツ。ドイツのサッカーのような(^^;力強さが
       
  • Pygmalius Y Symphonia 山野楽器オリジナル (セットで24万円)
    日本。元気があります。オリジナルのPygmaliusよりも出る音を控えめにしているとのこと
     
  • Pygmalius DERIUS ANTIQUE (本体のみで20万円)
    日本。STANDARDに比べて元気さそのまま豊かさプラス
     
  • Ferenc Béla Váci CDM-R (本体のみで21万円)
    ハンガリー。耳につかない優しい音
     
  • Heinrich Gill 54 (本体のみで22万円)
    ドイツ。力強い上に太い音
     
  • Karl Höfner #115 (本体+ケースサービスで23万円)
    ドイツ。力強い音
     
  • KLAUS HEFFLER No.600 (セットで25万円)
    ドイツ。これもドイツのサッカーのような(^^;力強さが
     
  • YAMAHA Braviol V20SG (セットで26万円)
    日本。高音がきれい
     
  • Santo Spirito SS20 (セットで26万円)
    中国。上位30〜45万円クラスと差はあるんだけど、価格差ほどではないような
     
  • GLIGA Gama I (セットで27万円)
    ルーマニア。これもルーマニアのサッカーのような(^^;しなやかさが
     
  • Roderich Paesold 山野楽器オリジナル(セットで30万円)
    ドイツ。力強さも深みもある
      
  • GLIGA I (セットで34万円)
    ルーマニア。Gamaより奥行きがある
     
  • Clement&Weise (セットで35万円)
    ドイツ。立ち上がりが早くて、減衰も早くて、しっかりした強い音
     
  • HENRI DELILLE No.4 (セットで34万円)
    ベルギー。フレンチテイストとのこと。軽くはないんだけどカラッとした音
    これより上の50万円クラスではこのブランドがとても好評とのこと
     
  • Santo Spirito SS30 (セットで35万円)
    中国。いい音してました
     
  • Ferenc Béla Váci CDM-2 (セットで36万円)
    ハンガリー。ちょっとやさしすぎるくらいの音
     
  • R.M.Paulus V-7 (本体のみで30万円)
    ドイツ。
     
  • SOFIA PRIMA (セットで37万円)
    ブルガリア。1人の職人が作っているので、ラベルに個人名が。
     
  • KLAUS HEFFLER No.703 (セットで43万円)
    ドイツ。ドイツは分業制
     
  • Santo Spirito Maestro Series (セットで44万円)
    中国。
     
  • R.M.Paulus V-9 (本体のみで40万円)
    ドイツ。
     

=== ========= ===

■おじゃましたお店(順不同)

どのお店も初心者相手に丁寧に説明してくれました。ありがとうございました!

異口同音におっしゃっていたのは

  • 音の深みや広がりは価格に比例する
  • 本体10万円くらいまでは続けていくと飽きがくるが、20〜30万円クラスなら一生もの
  • 価格の差とは別にそのブランドらしい音がある
  • いろいろ聴くと迷うと思うが、たいてい最初の直感が正しい
  • 予算上限を先に決めて、その範囲内で価格にこだわらず自分の感覚で良いと感じた楽器を選ぶのが良い
  • 中国のしっかりした工房で作られたものはコストパフォーマンスがとても良い

=== ========= ===

オーディオセット揃える時と考え方としては一緒ですね。

ただ、オーディオは線をつなげば音は出ますが、バイオリンは弾けないと飾りにしかならないですからねぇ。。。

(7/12 いくつか追記しました)
(7/13 いくつか追記・変更しました)


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レッスンでは、前にも書いたとおり、サイレントバイオリンが用意されています。

しかし、月3回=月3時間しかありません。のんびり楽しく・・・といっても、これだけでは“体験”の域を抜けられない気がします。

となると、自分のバイオリンが欲しくなります。

試しに、楽天で「セット」で売られているものを探してみました。「セット」は、主にはじめて買う人を対象にしていると考えられるからです。

安いものでは5,500円(^^;。

バイオリン5点セット

高いものでは約60万円(^^;。

Sofia Master Art【バイオリンセット】

ちなみに、レッスンで使っているサイレントバイオリンはセットで8万円くらいです。

ヤマハサイレントバイオリンセットSV-130S

とりあえず、今日のお昼ご飯は500円でした。と、金銭感覚を日常に戻しておこう(^^;。


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■30年前に高校の部活(管弦楽部)で1年間

管楽器やってた奴にふらふらついていったら、顧問の先生が「楽器経験ないの?じゃ第二バイオリンね」と・・・。気がついたら、あれ?っと。

このときの友人が、私にハインラインの「夏への扉」を勧めてくれた人です。ある意味、人生を変えてくれた恩人なのですが、今はお互いすれ違ってもわからないと思います。。。

■25年前に大学の弦楽サークルで1年間

友人宅で、その友人の友人と話をしていて、「1年でも経験があるなら」と誘われて。

女性がとても少ない工学部にあって、近くの女子短大との合同サークルだったこともあり(^^;、けっこうまじめに練習しました。。。

■今回

ふと思い立って、の何ヶ月か前のある日。

 私「バイオリンもう1回やってみたいんだよね」

 カミさん「やればいいのに」

 私「・・・仕事が・・・ロボが・・・時間が・・・(むにゃむにゃ)

という会話から。

そうだよねぇ、、、40代のうちにいろいろやってみようって思っているので、実際、興味を持ったことには手を出しているのだから、バイオリンだってやってみりゃいいじゃんか。

以降、具体的に何かをしていたわけではないのですが、7月の組織改編で少し忙しさが減りそうな気配が。。。ここを逃すと次の機会はこないかも、と。


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先週、ふと思い立って、バイオリンを始めることにしました。

バイオリンは、30年前に高校の部活で1年間、25年前に大学のサークルで1年間、計2年間だけ触ったことはありますが、もう何もかもすっかり忘れているので、いちからのスタートです。

どう始めようかと思いましたが、まずは弾くことさえできれば特にこだわりはありません。歩いて行けるところにヤマハがあったので、「ヤマハ大人の音楽レッスン」を選びました。

今日がレッスン初日。
ここに載ってるコース1、2、3よりも前のレベル、ほんとに初めての人向けに用意されている3ヶ月コース(月3回/全9回)のグループレッスンです。グループといっても生徒は私ともうひとりの2人でしたが・・・。

楽器はレッスンスタジオにあるサイレントバイオリンを使います。
開放弦で弓を動かして1時間が終わりました。弓全体を使うのですが、テンポが速くなると跳ねるし横滑りするし、前途は多難です。

まぁ、のんびり楽しくやれればいいな、と思っています。


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はじめに

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すらんだむ日記から、クラシック音楽鑑賞とバイオリンレッスンをこちらに独立させました。

2009年8月16日時点で、バイオリンレッスンを始めた2009年7月からの記事をこちらにコピーしています(同じ記事が載っています)。

この記事自身は便宜上、2009年7月1日の日付にしています。

よろしくお願いいたします。


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