■質問の主旨:
(鈴木と白本の話の流れで)鈴木の4巻は初級か中級か
■回答:
教本の楽譜は、その教本を作った人の考え方でアレンジされている楽譜と考えれば良いと思います。そしてまた、それを使う先生によっても、この楽譜で(この曲で、ではなく)何をどこまでできるようになってもらうかは異なりますから、単純に何巻をやっていれば初級か中級か、というのは、なかなか言いがたいところがあります。
たとえば、一弓スタッカートも、先生の考え方によって初級者には「そういう弾き方もあるんですよ」という程度ですませるかもしれないし、「ここでしっかりやっておきましょう」となるかもしれません。ここには、次にそのテクニックがどういう曲で出てくるのかというような、先を踏まえての先生の判断があると思います。
それでもあえて、僕の感覚で、鈴木は白本での初級、中級を分けるとしたら、
・鈴木4巻~5巻
・白本3巻~4巻
の楽譜に(曲に、ではなく)チャレンジしているあたりが、初級から中級へ変わりつつあるとき、と思います。
なお、鈴木の3巻と4巻の間の段差よりも、白本の3巻の前と後ろの段差、4巻の前と後ろの段差のほうが大きいという噂を聞いたことがあります(笑)
先生によっては、白本の3巻や4巻の段差の大きいところに、別の曲をはさんだりする場合もあるようです。
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「勝手なアドバイス:教本と初級中級」が良いなと思ってくださいましたら、
こちらを ぽちっとm(_ _)m
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