46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

HNMSレッスン282、283

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■音階:3オクターブ:曲と同じト長調
目を閉じて弾く。
・楽器が左側に開いていく傾向あり。
・移弦に難が(これは自分でも気づいたけど)。
 
目を開けて弓の毛と弦の接点を見ながら、スムーズな移弦を意識して弾く。
・スケールはとても良い音が出ている。移弦では1か所、弓を使いすぎるところがある。
・アルペジオもよりスムーズになるように。
 
 
■エチュード:ドント作品37(35じゃないよ^^;)23番
・16分音符×8個、偶数番目-奇数番目と続くスラーで、拍(1小節2拍)を失わないように。
・7度の重音のところ、下の音が全部高め。
・2ポジにしっかりシフトしてとるべきところ、1ポジで指を伸ばしてとっている箇所がある。
・ひとつひとつの音はかなりとれてきたけれど、ひとつ前の同じ音を意識できるようになるとより安定するはず。
 
拍は、取れているように聴こえてきたとのこと。ただ、まだ自分では時々見失うので、継続して練習。
ゆっくりでしか弾けないので、メトロノーム先生のもっとも遅い40で、1小節4回鳴ってしまうのでありまする(^^; キンコンキンコンと鳴らしてもいいんだけど、キンだけ鳴るようにできないかのう・・・。
 
と言いつつ、次回、仕上げ。
 
 
■曲:モーツァルト「ロンド」
カデンツァ付きの曲ってほとんど弾いたことがないのですけど、イメージとしては、かっこいいフレーズをかっこ良く弾くところ、と思っていました。
 
この曲にはカデンツァが3か所あります。
2つ目、3つ目は、駆け上がってフェルマータで間を取って最高音に向かうとか、そこまでにはない印象的なフレーズとか、音符の流れを見ただけでかっこよく弾くイメージを持ちやすいです。
でも、最初のカデンツァは、そこまでのフレーズと同じような16分音符の並び。かっこよく弾くにはどうすれば(^^;;;
 
強弱の指定はついているので、自分なりにテンポに変化をつけてみました。
でもカデンツァの終わりは「senza rit.」なので遅くしない。これは、最初のカデンツァであまりやりすぎないように、ということでもあるらしい。
 
ということで、12小節あるのですが:
・最初の4小節は重くならないように
・同、小節の頭の音の動きに注目、4小節目の終わりから音の流れが変わることを意識
・5~7小節の変化のつけ方はOK
・8小節からは2拍目の拍が出ないように(って、つまり松葉の通りってことなんですが、つい力が入り(^^;)
・最後の2小節ハーフポジションの音程注意
 
 
メモ:
・3小節目(&同じパターンのところ)シフトの音を鳴らさない
・付点8分+16分+8分のパターンの弾き方
・スタッカートがない8分音符+8分休符のパターンで休符が聴こえるように
・16分音符が続くところ
  アクセントなしで続くところ:1拍目と2拍目の弾き分け
  アクセントがつくところ:アクセントのつけ方に差がつかないように
  スラーのあるところ:2小節ひと単位
・1つめのカデンツァの終わりは「senza rit.」
・2か所のgiocoso 弓は1小節目から2小節目に飛び込むように
・弦をまたいで低弦を鳴らすところはしっかりと
・1つ目と2つ目のカデンツァの間の四分休符の間の取り方(ブレスの入れ方)が、八分休符+八分休符(ここでブレス)になっているけれど、四分休符でブレスのほうが自然。
・2つ目のカデンツァ、駆け上がり方はOK、そこからさらに最高音までの音がとりにくい→シフトの基本的なところを再確認。
・3つ目のカデンツァの手前の同じ重音を3小節繰り返すところは最初から重音を弾きすぎない。最後に持ってくる。
・3つ目のカデンツァ
  スラーの最初の音に軽くビブラート、最後の音にビブラート。
  最後の音のビブラートは、不安定な音の時と安定な音の時で使い分ける。
  最高音フェルマータ+その後の8分休符のフェルマータ
・重音が続くところ、全音の幅と半音の幅を意識。
 
 
*****
 
今年のレッスンを振り返ってみます。
241回から283回 43回(教室発表会のためのピアノ合わせ除く)。
 
■音階
以前から音階教本にあるいろいろなパターンを進めるのではなく、曲と同じ調の3オクターブケールとアルペジオを使って、ひとつの課題に取り組む、というスタイルになっています。
今年は、
・昨年の大きくかけるビブラートに代わり、細かいビブラートを。
・ビブラート無しで弓をコンパクトにはやく弾く。
・目を閉じて暗譜のつもりで弾くから、目を開けて移弦を意識して弾く。(←いまここ)
 
曲の中で自分のかけたいビブラートをかけられるようになりましょう、という目標はまだまだ遠いのですけど、かけられるビブラートの種類(?)・・・というか、ビブラートをコントロールできる範囲が増えました。
 
■エチュード
ドント「クロイツェルとローデのエチュードのための24の予備練習」の16番から21番までと23番の途中(22番は後回し)。
以前から書いてますが、ほんとに自分の弱点を突いてくる内容で、今年も焦らずじっくり(のんびりとも言う^^;)取り組みました。
下記の曲の中で「あ、これはエチュードで似たようなことやった」と、エチュードの効果を感じることもしばしばありました。
 
■曲は5曲。
20161230_kimg0552
・ヴィターリ:シャコンヌ(昨年から続く)
 なかなか馴染まず、ひと通りの譜読みはできたとして、しばらく寝かせておくことに。
・ブラームス:スケルツォ(F.A.E.ソナタ)
 人前練習会、身体の使い方の公開講座、OCS弾き合い会で演奏しました。こうした曲でのピアノ合わせの苦手感がずいぶんと軽くなったのが一番の収穫だったと思います。
・ホルスト:春の歌(自分で偶然見つけた小品)
 空音舎「お花見会」で演奏。1回だけですが、レッスンでみていただきました。
・ベリオ:コンチェルト第9番第1楽章
 今年の教室発表会曲。ブラームスで得た感覚を生かして、さらにソリストとして曲を引っ張っていく感覚が持てたことが収穫でした。
・モーツァルト(クライスラー):ロンド
 いまここ。
 
篠崎4巻修了後、レッスンで取り組んでいる曲は、教本をやってたらまだまだ先にあるレベルの曲が多いです。そのギャップはちょうどエチュードが埋めてくれているようにも思いますが、教室の発表会以外の場所で、人前で弾くのは、やや無理がある曲ではあります。弾いてきたけれど(^^;
 
来年は、教本をやってれば・・・くらいのレベルの曲に自分でチャレンジして、わからないところはレッスンでみてもらう、ということが何曲かできたらいいなと思っています。
 

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このページは、SLANが2016年12月30日 17:57に書いた記事です。

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