レッスン前の雑談時間に、先日のコンサートの感想をお伝えしました。
舞台裏は、想定外のこともあって、いろいろ大変だったらしいです(^^;
■音階:3オクターブ:曲と同じイ短調
・1音ずつ返して早く。ビブラート無しで弓をコンパクトに弾く練習を。
言い方を変えると、テンポが上がっても、弓はゆっくり動かす。
→半音の音程が甘くなる。
自分で気づいたのは、弓をコンパクトにしようと思うと、はじめは弓の真ん中で弾いていても、気が付くと元のほうになってること。
・アルペジオの音程(ビブラート無し)
1小節1スラーで
→3オクターブでテンポが上がったせいか、こっちも良い感じのテンポ。継続。
■エチュード:ドント作品37(35じゃないよ^^;)19番
重音。少しずつ少しずつ前進・・・してるはず(^^;
ようやくメトロノーム練習し始めました。1拍=30・・・遅!(笑) 付点四分音符は長くてダレるけど、16分音符の重音はまだやっと。
しかし、その効果があってか、レッスンでは流れができてきたとのこと。
メトロノームはアナログの小さいの1台含めて何台か持ってますが、たいていのは四分音符=40が最小値。倍にして60で弾いてもいいのですけど、拍をしっかり感じるために裏拍は鳴らしたくなく。
1台だけ30まで出せるものがあったので、30で。
とりあえず、30で通るように頑張ろう。
■曲:ベリオ コンチェルト9番 1楽章
今回は、出だしの暗譜チェックと練習番号B、C。
ここまでのメモ再掲+新しい指摘事項:
・最初の9小節までで良いので暗譜
・そろそろ32分音符かけ上がりなど拍に入れるようメトロノーム練を
・最初のフラジオ、小指の置き方、弓の使う量、左指を離すタイミング
・続く16分音符から二分音符は弓を離さずつなげる
・トリルからの装飾音はっきりと(左指ではじくと音が明確になる)
・ゆっくり弾いてる今のうちから弓を少なく/多く使うところをそう弾く
・3小節目のかけあがりはリズム練習を
・4小節目:ここまでの最高音「ラ」ポジショニング(1の指の位置)を確実に
→3段目からの同じフレーズも同様(ただし、同じ音なのに指が違うんだー)
ペータースの楽譜、小節番号がない(^^;
・4分音符+16分音符4つの移弦は腕の動きで
・2つずつのスラー部分はひとつ目の音を強く
・その先の臨時記号ミ♭の音程
・重音に入ってからの2音(重音だから4音か^^;)スラーはレガートで。グリッサンドになっては変だが、シフトの変化音が聴こえるように
練習番号Aから
・最高音まで上がっていくところ、各拍の頭の重音だけのシフト練習を
・3連符半音ずつ上がるところの音程、同じ音でもポジション変えてとるところと変えずに指だけずらしてとるところ
練習番号Bから
・オクターブ重音で進むところ下の音を出し、上の音は少しで良い
・Bから4小節目の8分休符までをワンフレーズで聴こえるように
・ppは指板寄りにはせずに音を作る
・同ppはレガートに。弓の返し、移弦、ポジションチェンジで音が切れないように
・三連符スタッカートは鋭くなり過ぎないように
・同じパターンに見えて、良く見ると違うところ(^^;
・下から2段目、装飾音のある小節は4拍目の音を意識して
・オクターブ上のシフトは音階のシフトと同じ
・8分音符‐16分音符をタイで結んであるところ、タイを意識しすぎ。この小節の場合、付点音符のつもりで良い
・4分の4拍子から8分の6拍子に変わるところ、8分の6拍子の手前の付点四分音符フェルマータから8分音符のところ、その8分音符が次の8分の6拍子の拍感で入れると良い。そのために、フェルマータのところでブレスを入れる。そうすることで、伴奏も8分の6拍子のテンポをつかめる
練習番号Cから(8分の6拍子)
・良い感じで弾けている
・32分音符スラーが続くところ、今のゆっくりのうちから左手でしゃべるように
・2か所のdolceのハイポジ音程は半音をしっかり
・曲想の変わるところ、降りてくる方の休符の一つ前の音は小説の頭の音だが、そこで「拍」の強い音にならないように
・後半ppのanimatoは、先弓で、音はしっかりと
・そこからのcresec.に入る部分はヘミオラ
・オクターブ上がるところの音の高さ間違えてた(^^;
・練習番号Dの手前の音階はレガートで。音の頭がアクセントにならないように
練習番号Dから
・Dの最初の4分音符は4分音符
・アルペジオは、時間がかかってもいいからまず指を置いてからの練習を
・そのアルペジオ、16分音符3つが8分音符分
・8分音符重音からのトリル、8分音符は弓先まで一気に使って弾く
・続く4分音符+8分音符のトリルは弓を長く使って響きを作る
・重音低高続くところは元弓でコンパクトに、高音側の重音を強調
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8月21日(日)OCS弾き合い会が迫ってきました。
カルテットで、ハイドンOp.42の1、2楽章。
ヴァイオリンソナタで、ブラームス:スケルツォを弾きます。
ブラームス:スケルツォ、レッスンで取り組んだだけで終わってしまう曲も少なくない中、この曲いいなぁ、と思った曲を弾く機会があるということは、とても幸せなことだと思います。
2回目のピアノ合わせもありました。
ピアノの成田先生と、例の(?)入りにくいところを何度も合わせていただきつつ、ffのテンション保ってさらに上にいくとか、dim.......なのにいきなり音を小さくしないとか、よりおおらかに弾くところとか、より煮え切らなく弾くところとか、、、。
テクニックがどうこうじゃなくて、自分がそこで何を感じているのかを明確に意識して弾くということだな、と。
あぁ、難しい。
あぁ、楽しい。
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