体調不良で1回休んだので3回分(_ _;)
■音階:3オクターブ:曲と同じハ短調
・少しだけテンポを上げてみたの続き。左手の力が抜けずビブラートがかからない。
→ビブラートを大きくかけるかけ方で細かくかけようとしているので、限界がある。違う種類のビブラートができるようになりましょう。
ということで、また基本に返って、小さくかけるビブラートのアドバイスをいただく。
目標:大きいビブラートの音の豊かさを細かいビブラートでも出すようなかけかたで。
→アルペジオは音程が不安定なので、しばらくビブラート無しで。
■エチュード:ドント作品37(35じゃないよ^^;)18番
・単音ですが1音1音移弦あり。はじめは2つ一組で和音として弾く練習から。左手のフィンガリングがややこしい(^^;。。。これまた良い訓練になりそうな曲。
これまでのメモ
弓を使いすぎないこと
移弦の動きを最小限に
奇数番目の音のつながりと偶数番目の音のつながりを
後半の転調部分は柔らかい音色で
最後の6小節は最後の2小節の重音の音(ド#とラ)を意識する
リズム練習をしておくこと。
右手をもっと柔らかく。
→課題はあれど、この18番でやろうとしたことはある程度できたので次へ。ただし、移弦の動きが大きすぎるので、移弦の基本練習はしておくこと。
ということで、またまた基本に返って、開放弦を使って、移弦のアドバイスをいただく。
19番以降は重音メインではないものを先にやりましょう、ということで次は20番。
重音のエチュードはカイザーの20番(ISE版の番号で)以降はやってないので、あとで集中してやろうということだと思います。
■エチュード:ドント作品37(35じゃないよ^^;)20番
・というわけで20番は8分の9拍子で16分音符のスラーとスタッカートの組み合わせ。
先生曰く、18番よりも弾きやすいかもしれないですよ、とのことでしたが、本当に18番と比べたら、音がわかりやすい・・・だがしかし(^^;
ニ長調でシャープがファとドにあるのですが、臨時記号でソにシャープが付いたり付かなかったりしてまして、これを間違えても、メロディ上の違和感がなかったりして、という落とし穴が。
■曲:ブラームス:スケルツォ
(F.A.E.ソナタの中のブラームス作曲の第3楽章)
8分の6拍子で、頭の中は1小節2拍で進むわけですが、1小節に通常8分音符6つのところ、何気ないふりをしながら
・1小節4分音符4つ
になったり
・1小節4分音符3つ
になったりします。
1小節4分音符4つの切り替えは、1拍を3つで弾いてたのを2つにするという1拍単位での切り替えのせいか、最初の四分音符が若干長めになることを気をつければ大丈夫そうです。しかし、1小節4分音符3つは、2拍で3つとなるためか、うまく頭が切り替わりません。
ほかにもいろいろ
・少しテンポを上げると、ポジション移動がいいかげんに。
・中間部4分の2拍子fのespressivoは、遠くに大きく広がるf。
※僕はなんとなく優しく弾くイメージがあったのですが、そのイメージは大事にすること。けれど弱い音ではないということ。
・その中間部4分の2拍子から、8分の6拍子に戻るところは、間を取り過ぎないこと。
・ポジション高いとこの伸ばす音は、もっと粘る。
・ffで、高音のフレーズが終わり四分音符挟んで低い音から再開するところは、高音の勢いのまま入らず、仕切りなおす。
・シャープに弾くスタッカートと、うたうスタッカートと。
・某松葉<>のところ、出だしは弓先から弓をとても少なくアップで入り、ピークで弓を大きく使い返し、ダウンで大きく使って、最後の音は少なく弓先へ。かつ、指板寄りから駒寄りに、駒寄りから指板寄りに。ただし、返してからの動きは音がかすれやすいので、移弦のタイミングをうまく使う。
※高度すぎる。この曲の中で最大のチャレンジかも。
・最後の重音は、実際の演奏よりも長く粘る練習を。
次回は1度通してみることに。
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体調不良で1回休んだ際に、先日の空音舎お花見会でのホルスト「春の歌」のURLをお伝えし、聴いていただきました。
再現部で喜びを感じることができたこと、取り組んできたビブラートの成果が聴こえ始めていること、レッスンで一度みていただいたときに散々だった最後のフラジオがしっかり出ていたこと、など、良い印象を話してくださいました。
あとは、中間部をより自由に弾けるように、とのアドバイスをいただきました。
この曲は、また来年の春にも、どこかで弾かせてもらえたらいいなぁ、と思っています。