C's Ensemble演奏会
2015年4月11日 (土) 13:30開場/14:00開演
雑司が谷音楽堂
バッハ
ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
バルトーク
ルーマニア民族舞曲
チャイコフスキー
弦楽六重奏曲 ニ短調 作品70 フィレンツェの思い出
C's Ensembleの初の演奏会からちょうど1年。そのときは弦楽の四重奏2曲と八重奏1曲でしたが、今回は前半がソロ+弦楽Tuttiが2曲、後半が六重奏曲というプログラムです。
前半、
バッハは女性、バルトークは男性という、それぞれ曲のイメージにぴったり合ったソリストでした。
バッハの1番は、かっちりしてる中に激しさと美しさがあって好きな曲です。
ソリストはVn4人のアンサンブルでご一緒している方なのですが、生き生きと演奏されていました。
この曲は、6年くらい前(教本1巻レベルの頃)のカラバヨで聴いて、特に2楽章の美しさに、自分もいつか弾いてみたいと思ったはずなのですが、まだまだ遠い曲と思っているうちに、そういう気持ちをすっかり忘れていました。
バルトークの曲はよく知らないのですが、ユニークな旋律と激しいリズムが交錯する民族舞曲は、力強い演奏でした。
バルトークも「2台のヴァイオリンのための44の二重奏曲」をいつか弾いてみたいと思ったことを思い出しました。
後半、
フィレンツェの思い出は、あっという間に終わってしまいました。このくらいの曲になるともう僕には技術的なことは「難しい」ということ以外はわかりません。ですが、演奏者個人としてもC's Ensembleとしてもチャレンジしてる楽しさが伝わってくる熱演でした。曲のいろいろな表情の向こう側に、その気持ちを感じることができて、こちらも楽しかったです(^^)
この日の午前中、僕は表参道クラシックスペースの「落ちてもいいよ!譜読み会」でモーツァルト弦楽四重奏曲第3番の譜読みをしていました。手が届きそうなところに、弾いてみたい曲があったと思いました。
上に書いたバッハやバルトークの「弾いてみたい」という曲たちも、演奏会レベルで弾けるようになることはないと思いますが、発表会レベルでなら、と思えます。
そういう気持ちを大事にして、自分なりにチャレンジしていこう!っていう、そんな元気が出てきた演奏会でした(^^)
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