46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

2012年11月アーカイブ

クァルテット・ヒムヌス・コンサート
2012年11月30日(金)19時開演
仙川アヴェニューホール

モーツァルト 弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 KV421
ラヴェル 弦楽四重奏曲 ヘ長調
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74

アンサンブルレッスンでお世話になった小林先生がいらっしゃる弦楽四重奏団「クァルテット ヒムヌス」初の自主公演コンサート。
どの曲も生き生きとしていて良かったのですが、中でもラヴェルがとても素晴らしかったです。

※実際にこれを書いているのは2014/02/01です(^^;
 もう1年以上経っているのですが、昨日(2014/01/31)のヒムヌスのコンサートで、アンコール曲に演奏されたラヴェルの2楽章を聴いて、この日の演奏を思い出しました。
 コンサートレポートして書いてたつもりだったのですが、なかったので、日付をこの公演日にして書いておきます。


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少し時間が経っての振り返り。

5月の末から、個人レッスンを受けてる教室とは別の教室の弦楽アンサンブルクラスに参加してきました。
5月21日に書いたように、弦楽アンサンブル団を休団して自分を振り返った時、アンサンブルの基本を教わりたくなったのです。

11/10、11/11の2日間、その発表会でした。
250人を超える生徒が2日間まるまるかけて発表する大きな発表会です。

弦楽アンサンブルクラスは、チャイコフスキーの弦楽セレナーデの第1楽章をやりました(2日とも同じ曲)。
近年、人材派遣会社のCMでクラシックを聴かない人にも知られるようになった曲ですが、僕にとってはクラシックを聴き始めた十代の頃からずっと好きだった曲です。

パートの構成は練習中増減ありましたが、最終的には人数不足を先生にサポートいただくことに。
 1stVn:お子さん3名と先生1名
 2ndVn:お子さん1名、大人2名、先生1名
 Va:先生1名
 VaパートのVc:大人1名
 Vc:大人2名
 Bass:大人1名

僕は、2ndVnで参加しました。
重音はほとんどdiv.で弾くことになり、弾くほうの難易度はそれだけ下がったのですが、合わせるほうの難易度は変わりません(^^;
先生にサポートいただいたおかげで、厳しかった各フレーズの出だしなどなど、とても助けられました。
安心して弾ける分、引っ張ってもらう形で、僕も思い切り弾くことができました。

本番は2回とも、これまでの練習を通じて、アンサンブルとしても個人としても、最高のできだったと思います。
とても気持ちが良かったです。

*****

さて、最初に書いたように、アンサンブルの基本を教わりたくなって始めたレッスンでしたが、半年足らずの間に僕は何を学んだのでしょうか。

実は、レッスンでは、特に変わったことは何もなかったです。
  ~周りの音を聴きながら自分の音を出すこと ~
だけです。

そうだなぁ、、、今まで自分は周りの音を聴く能力がないと思ってもがいてきたのですが、それは単に演奏時の心がけが足りないだけなんじゃないか。。。というふうに捉えなおすことができました。

練習を重ねて発表するという流れは変わらないのですが、レッスンの仕上げとしてのアンサンブル発表という感覚が、自分の課題を別の角度から見るきっかけになりました。

レッスンを受けてみて良かったなと思っています。


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HNMSレッスン102

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先週は風邪でダウンしてしまい、レッスンをキャンセルしました。
気を取り直して、今週のレッスンに臨みました

音階 ト短調
 次回から4つずつ弓を返しながらビブラートで
 1音1音ではなくずーっとかけ続けてる感じで
 →弓のスピードが遅過ぎて音が苦しくなっている

カイザー24番
 ボウイングを6番で。頭の体操のよう。
 音符を4つずつではなく8つずつをひとまとめに
 音程注意。
 スラー以外を指定通りスタッカートに
 強弱記号忘れずに。
 →音程はずいぶんと良くなった(^^)/
  3rdポジションのシ♭が常に高めなのを注意
  より強弱を
  最後の重音のいくつかビブラートかけてみよう

曲「エックレスのソナタ」
 過去の指摘も含めて
 1楽章:
  弓のどこ弦のどこ使ってどういう音で弾くか
  フレーズ感
  続ける休符と切る休符
  抜く音抜かない音
  ビブラートをどうかけるか
 →さらに
  左手で弦をしっかり押さえるか柔らかく押さえるか
  左手の押さえ方で右手をリードする音の作り方
 2楽章:
  スタッカート切る
  重音は別もののつもりで移弦の動きも大きく
  指板寄りで弾かない
  トリル付き音符で長さが怪しいところが
   次の音が曲頭と同じアウフタクトのつもりで
   (似たようなパターンのところも同様に)
  二分音符も長さが
   メトロノーム先生に聞いてみよう
 3楽章:
  アダージョは人それぞれのテンポがある
  3拍で弾く「1と2と3と」ではなく「123」
 →さらに
  最初の出だし、弓を弦に迷いなく置く
 4楽章:
  次回は4楽章もやる

*****

「エックレスのソナタ」は、曲がつかめてきましたね、と言っていただきました。
ほんと、ようやく、ちょっとだけ、気持ちを入れられるようになってきました。

さらに、この曲にもっとふさわしい音の作り方を教わり・・・。
これがまた難しくて、この曲のレッスンのうちにはできないと思うけれど、片鱗だけでもつかみたいと思っています。


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HNMSレッスン100、101

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発表会が終わって、ちょっとお休みを入れて、レッスン再開です。

 

■100回目!

ひとしきり発表会の時の話を。
最初に入るところを音がとても大きく響いてたとか、いろいろな表現ができていたとか、実は足が震えてたけど音には出てなかったとか、課題だった最後の三連符が続くところがしっかり弾けてたとか、そこは楽屋で最後までリズム練習してましたとか、、、。

レッスンは、しばらく発表曲をやっていたので、元に戻ってリハビリみたいな感じでした(^^;

音階 ト短調(曲と同じ調)
 弓を根本まで使ってないし・・・わはは。
 これまでアルベジオはビブラートなしでやってきましたが、
 次回から4つずつ弓を返しながらビブラートで。

カイザー24番
 事前に5回ぐらいしか弾いてなくて音程がとれない。。。
 特に、3rdに上がったとき指の間隔が狭くなり、音が低めに
 でも、以前と比べたら、最初から少し早く弾けるようになっ
 たと言っていただいた。
 次回から、ボウイングを6番で。

曲「エックレスのソナタ」
 1楽章:弓のどこ弦のどこ使ってどういう音で弾くかとか、
    フレーズ感とか、なんかもう真っ白
 2楽章:スタッカート切れてないし、重音緩いし、、、
 次回、3楽章、ゆっくりな曲で6拍で数えちゃうところを3拍で
 弾けるようになることが目標

 

■101回目

音階 ト短調(曲と同じ調)
 ビブラートが固い。指ごとのクセで早さが変わってしまう。
 アルペジオのビブラートは1音1音かける感じじゃなく、
 ずーっとかけ続けてる感じで・・・って難しい(^^;

カイザー24番
 ボウイングを6番にしたら、音程を気にかけつつスラーを
 付ける付けないが大混乱。結局、レッスンに間に合わず。
 頭の体操みたいですね、と言ったら、実はそれが狙いな
 のでした(^^;
 音符を4つずつではなく8つずつをひとまとめに捉えること。
 スラー以外を指定通りスタッカートに。
 強弱記号忘れずに。

曲「エックレスのソナタ」
 3楽章:
  アダージョは人それぞれのテンポがある。
  3拍で弾けるまでまだまだかかりそう・・・それができ
  ないと、この曲、卒業させてもらえんのだろうなぁ。
 1楽章:
  出だしのフレーズ感はとても良かった。
  続ける休符と切る休符。
  抜く音抜かない音。
 2楽章:
  重音は別もののつもりで移弦の動きも大きく。
  トリル付き音符で長さが怪しいところが
  →次の音が曲頭と同じアウフタクトのつもりで
    (似たようなパターンのところも同様に)
  指板寄りで弾かない。
  いまいち気合いが足りなかったか。
 次回もこの3つの楽章を(4楽章はあとまわし)

*****

カイザー24番での音程の話で、ちょっと楽典的な話が出ました。

楽典系の本は、定番教科書的な「楽典―理論と実習」とか、とっつきやすそうな「CDで聴く 一冊でわかる楽典」とか、いくつか持ってるのですが、目を通したことがあるのは「音楽の基礎 (岩波新書)」だけだったりします。

でも、いくら読んでも、実感と結びついてないから、頭に入らないんですよね~。

だからというわけではないですが、今は通勤時間に1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫)なんぞを読んでいます。

ヤナーチェク : シンフォニエッタ (セル/クリーヴランド管)」も買っちゃいました。まだ聴いてないのですが(^^;;;


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