庄司紗矢香(ヴァイオリン)
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
■『庄司紗矢香(ヴァイオリン)&ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)』
2010年10月31日(日) 15:00開演
彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 作品30-3
ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 作品24 「春」
ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 作品47 「クロイツェル」
【アンコール】
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 作品30-2より 第3楽章 スケルツォ
■『庄司紗矢香 ヴァイオリン・リサイタル』
2010年11月6日(土) 14:00開演
ミューザ川崎シンフォニーホール
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調「春」 op.24
ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 op.30-2
ブラームス
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 op.108
【アンコール】
シューマン
ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調 第3楽章 インテルメッツォ
■『庄司紗矢香 ヴァイオリン・リサイタル』
2010年11月8日(月) 19:00開演
サントリーホール
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 op.24 「春」
ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 op.47 「クロイツェル」
【アンコール】
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第8番 第2楽章
庄司紗矢香のリサイタルとしては去年の1月のゴランとの演奏以来、ベートーヴェンのソナタを聴くのは今年7月のライナー・キュッヒル以来になります。
そのゴランとのときにも、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第7番を演奏してたんですね。。。その曲だけの印象は残っていませんが、演奏会が終わった後、とても微笑ましいような気分になったことを覚えています。まだ自分でバイオリンを始める前でした。
曲の解釈といったところまでは、僕はわからないのですが、1音1音をほんとうに大事に丁寧にしている、という印象を持ちました。
ちょうどレッスンでいろいろな音の出し方の基礎を学んでいることもあってか、メロディラインよりもその奏でられる1音1音の違いを聴き、右手の動きや左指の動きよりも弓と弦の接するところを見ていた、という気がします。
(だからこそ、CDでも擦弦の音が聴こえるようになったのかもしれません。)
中でも11/8の「春」「クロイツェル」は圧巻でした。
神経細やかに1音1音手抜きなしに最後まで弾き通す緊張感。
でも、そういう緊張感を感じられることこそが、僕が庄司紗矢香の演奏に期待することなんだなぁと、再認識しました。
(11/8は素敵な女性が隣にいらしたので、その緊張感もあったかもしれませんが(^^;。)
カシオーリとは、ゴランとの息の合わせ方よりももっと密度が高くて、でもべたべたしていない、お互いを尊重しあうってこういうことだっていう雰囲気がありました。
キュッヘルとは全然別の世界がありました・・・恐るべきは「春」「クロイツェル」という曲そのものなのかもしれません。
■Amazonで検索・・・いや、今回はこの1枚
-----
「庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオーリ」が良いなと思ってくださいましたら、
こちらを ぽちっとm(_ _)m
コメントする