ライナー・キュッヒル ヴァイオリンリサイタル
〜 ウィーン芸術週間2010の感動を東京で〜
2010年7月13日(火)開演19:00
ヤマハホール
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
加藤洋之(ピアノ)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 作品23
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 作品96
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」
ベートーヴェンに限らずヴァイオリン・ソナタについては全くと言っていいほど知らない私でしすが、この日の演奏は素晴らしかったと思います。遅刻しそうになりながらも(^^;、行って良かったです。
毅然という言葉がぴったり合いそうなキュッヒルの雰囲気。
ヴァイオリンとピアノの息もぴったりで、ソナタというのはヴァイオリンとピアノ伴奏ではなくて、両者が主張し合ったり調和したりする音楽なのだなぁと、まだほんのちょっとですけど、わかった気がしました。
休憩後の「クロイツェル」が、また格別でした。
最近、オイストラフ&オボーリンのCDで聴いてみて、この曲は好きになりそうと感じていたのですが、この日の演奏にはすっかり魅せられてしまいました。
「クロイツェル」って、魔力が秘められた音楽のような気がします。
CDにはごくわずかしか封じ込められていないその魔法を、この日は思い切り浴びてしまったという感じです。
アンコールにたくさん応えてくれました。
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第3番 第2楽章
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第7番 第3楽章
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第6番 第2楽章
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第2番 第3楽章
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番 第3楽章
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第1番 第2楽章
ヤマハホールは初めてでしたが、決して広くはありませんが、広さの割には天井が高めで、ヴァイオリンとピアノの演奏にちょうどいいくらいの響きだったと思います。
幸せな時間が過ごせたなぁと思いました。
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