12月の発表会以降、実にのんびりというかじっくりというか、ビーバーのパッサカリアに取り組んできました。
一気に駆け上がるところなど指が回らないのでテンポを落として(でも拍感はキープして)、あちこちつまづきながらも(でも気持ちを切らすことなく)、弾き通すことができまして、ひと区切りとなりました。
出版されている楽譜には2つの版(PWM版とロスタル版)があるようで、端的に言えば現代版(?)のロスタル版を購入しました。
重なってる音を縦に並べる書き方ではなく、複数の旋律がわかるように書かれた楽譜は、慣れるまでちょっと時間がかかりましたが、見えてくるととてもありがたいものでした。
この曲をひとことで言えば、
ずっと続くソ、ファ、ミ、レを道しるべに、様々な経験を振り返りながら進んでいって、最後にとても優しい光が待っている。
かな。
だから、曲の最初の、単音のソ、ファ、ミ、レが一番難しいです。
まだ、発表会や弾き合い会で演奏できるところまではいっていませんが、先生もおっしゃっていたように、いつか響きの豊かなところで演奏できたらいいなと思っています。
次の曲は協奏曲をやりたいと思っていたところ、先生も同様だったそうで、
ヴュータン:協奏曲第4番第1楽章
か
ヴュータン:協奏曲第5番第1楽章(実際には単楽章だけれども)
を候補にいただきました。
ちょっと聴いてみて、5番も魅力的なフレーズがあって迷いましたが、4番にしました。
5番はなんとくなく自分が演奏している姿が想像できたのですが、4番はできなかったので、逆に取り組んでみようと思いました。
弾いてみたらどんな曲かな。
楽しみです。
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