46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

HNMSレッスン341、342

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前回、1週間単位のペースを取り戻しつつありますと書いたところで、連休に突入し。。。
そこからの2回分。
 
■音階:3オクターブ
変ホ長調継続中。
前回、音がずれやすい特定の音がある・・・と書きましたが、まさに(^^;
でも、左手へ意識が偏ると音階なのに1音1音ブツ切れになります。

言われてみれば1音1音バラバラだったなー・・・と気が付きます。しかし、弾いてる時には全くわからないというわけでもなく、1音1音はっきりとしていながら音が繋がっている時の感覚との違い、言葉にすると、なんとなくの窮屈感のようなものは感じていたりします。

その感覚の違いをうまく捕まえてフィードバックしていけるようになれば、それが「自分の音を聴いて弾く」につながるのかも。

 
■エチュード:クロイツェル:7番
1-4でとることの多いオクターブを弦を飛び越えてとる取り方で。
→6番をしっかりやった効果もあり、弦のつかまえ方はできている。
→終わり近くの小節またぐスラー、アップはターランという音作りができているが、ダウンではスラー2番目の音(小節の頭の音)が強すぎる。
→音程狂いがちなところ。

・弓の角度を変えてからその角度を固定して弾くべきか?
→そういう練習もあるが、今回は移弦の動きの流れの中で弾けるように。

前半がアップ始まり、後半がダウン始まりで、どちらもアップが高音側でダウンが低音側の移弦です。拍が逆になので、気を付けなくてはと思いますが、拍が音に強く出すぎないようにとのこと。

次回は、リズムパターンを変えて、付点8分+16分 キタ━(゚∀゚)━!

 
■曲:ヴィオッティ コンチェルト第22番第1楽章
2回のレッスンのうち1回目は頭からカデンツァの前まで4ページ通し。
2回目は4ページの中でも大変な真ん中2ページ目と3ページ目。

大きなトピック(?)は2つ

・弓の持ち方が浅くなっている。
  悪い癖が出ましたな。要注意ですな。
・3ページ目出だし、拍がわからなくなってる。
  実は今までなんとなく弾いていたということかも。

次回はまた4ページを通します。

過去メモ(★は今回、再指摘も含め):
・出だしのアウフタクトからのミドラミはひとつのフレーズであるように。
・1段目、ターンをばらして書いてあるようなところ、装飾音的なところは優しく弾く。
・1段目、先に進みすぎ。オーケストラよりも遅く入るくらいの気持ちでたっぷりと弾く。ただし、テンポがだんだん遅れることのないように。それを伴奏のない練習でもイメージしてキープできるように。
・オクターブ下のミドラミ。出だしのE線の音に対して、こちらはD線。D線の響きを出すように。
・練習番号Aから、ひとつのスラー内で弓をだんだん長く使うような弾き方で。
・練習番号Aから、ドが高めに浮く。レ#の3を離すときにその3の指も2のほうへ持ってくる。
・カデンツァの入りはどこに行こうとしているのかまだはっきりしない感じを出す。
・ここでのカデンツァは実は基本の和音(ミドラ)。
・拍の頭が、弓の返しの音にならないように。
・転調後の付点四分音符からのターンや装飾音では、付点四分音符を十分に弾いてから
・連続トリル、トリルはまずはひとつから。
・連続トリルのスラーでワンセット(1音目(トリル)と2音目)。
・pで半音ずつ上がるところ、弓は少なく。
・同、シフトの大きさは小さく(4つ目のド#を1で取るところ)。
・1ページ目下から3段目、音のはねるところ中間音を入れてのシフト練習を。
・1ページ目下から3段目、pで半音ずつ上がるところは弓を少なく。
・1ページ目下から2段目、クレッシェンドからf(brillante)をもっと。
・1ページ目最終段最高音の後、4拍目四分音符からの拍感(二分音符できっちりと)。
★1ページ目最終段彩桜音の後のドのナチュラルの音をどうとるか。
・2ページ目の出だしからはフレーズを大きくとらえる。
・同、4分の4の曲だけれど、ここは2分の2のように。
・装飾音の練習方法。
・同じ音のスラースタッカートを別の指で取り直すところ、2つ目の音は次につながるアウフタクトのイメージで。
・練習番号Bから、アクセントは動く方の音だが、軸は固定しているシの音に。
・2ページ5段目の連続重音、弓の返しをレガートに。
★2ページ6段目のpp重音、スラーはスラー感を出す。→機械的にならないように。
・練習番号Cの手前の裏拍スラーは拍をしっかりとる練習を。
・2ページ7段目3度の重音13-24シフト13・・・13を押さえたまま24を置くようにするとシフトが安定する。
・練習番号Cからの各小節で4拍目が3拍目までの動きにつられやすいところ、3拍目までは4拍目に向かっていき、4拍目は別ととらえる。
・3ページSOLOはじめ、付点四分音符と8分音符を同じ音色でキープ(dolceと書いてあるので8分音符を軽く弾きがち)。
・3度の和音半音の幅が含まれるかすべて全音の幅かを。
・3ページ1段目からの重音スラー、弓の動き止まりがち。
・練習番号Dから、フィンガリング確認。小さなシフトをしっかりとる。
★3ページ目中段、半音ずつ上がるところはシフトをしっかりと。
★連続トリルは頭の音をはっきり、トリルは軽やかに。
・付点16分+32分音符からのトリル、付点16分+32分音符の音もはっきり。
★上記2項はつながりのある小節
・3ページ8段目最後の小節アクセント3つはだんだん強く、それぞれのアクセントの次からフレーズが始まる。
・練習番号Eの前の全音符ソ♯はうわつかないように。
・練習番号Eから、入りはそっと。
・3ページ下から2段目最後の小節からレガートで。
・3ページ最後の転調後、4ページフレーズのどこから長調→短調に切り替わるかを明確に。
・同、1音1音を区切りすぎない。
・4ページ5段目重音に入る手前のフレーズを歌う。
・練習番号Gから3小節目、弓の動きは小さくして重さで表現。
・Tuttiの3小節手前、離さなくていい指。
 
カデンツァ(ヨアヒム版)。
・スラーのところと弓を返すところ
・2段目、拍を失いがちなところ
・音程の取りにくいところはともかく、3ポジでのファがことごとく高めに浮くところ
・強弱記号はないが、いったん収めて再スタートするイメージを持って弾くところ
・8段目、9段目、休符のあるところ、ないところ
 
 
*****
 

ヴィオッティは、4ページ分をゆっくり20分くらいかけて弾いています。
ちなみに、YouTubeでは、12歳の女の子が僕の3分の1の時間で弾いています(ちなみにバイオリンは赤くはない)。

あらためて遠くから譜面全体を眺めると、10倍の時間をかけても弾ける楽譜には見えませんな(^^;
(写真はこの曲の2ページ目と3ページ目)

20180517KIMG1262.jpg

それが3倍の時間くらいで、止まったりずっこけたりしながらも、弾きながら味わえるというのは、けっこう贅沢なことだなぁ。


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この記事について

このページは、SLANが2018年5月17日 22:38に書いた記事です。

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