115回目は「ひばり」の余韻というか、本当に楽しかった(^^)という話で盛り上がりながら始まりました。
116回目はレッスン前の音出しの時にやばい音程を少しでも良くしようとポジション移動の基本練習をしていたら、いきなり褒められました(^^)。プロでも本番前にさらう時は基本の動きを何度も繰り返すのだそうです。
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音階 小野アンナさん、3オクターブ ニ長調
シフトアップのきっかけのタイミング
シフトダウンの親指の位置
少しずつ早く弾いていってみよう
→ちょっと早くなった
さらにテンポをあげてみよう(^^;
あ、こんなふうに書くととても早そうに読めるかもしれませんが、そんなことは全然ないです(^^;
もともと早く弾くのが苦手なので、ようやく楽譜通りのスラーがひと弓でぎりぎり弾けるくらいです。
じわじわと頑張ろう。
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カイザー27番
いろいろ転調してるけど「ハ長調」を意識する
スラーでfp
→音を切りすぎるとスラーでなくなる
クレッシェンドでのスタッカートの弾き方
→弓を大きく使いすぎないこと
→だんだんとテヌートで音を切る感じで
クレシェンド最高音から8分休符で置くまでの
右手の動きに一体感を
大きな音になると、弓を必要以上に大きく早く動
かしてしまい、重さが抜けてしまう癖
次回から右手を刻みのパターンに変更
ポイントは4つの弦の音色を揃えること(´-ω-`;)
弓の位置と重さと速さを変化させる
この27番、自分的課題の音程鍛えるのにちょうど良いのですが、先生、このまま右手も鍛えさせようと決めたらしいです(^^;
これもじわじわと頑張ろう。
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曲:モーツァルトのメヌエット
Moderato
・出だし他のタラ、タラ、タラ、パターンは右腕
回りの空間を意識して弓を横に動かす感じの音
づくりで
・逆につなぎのf部分は「歌」のように
ビブラートのかけかたは細かく(小さくではなく)
・トリル付きでの付点8分+32分2つのリズム
・その付点8分の音は32分の前で抜かない
・リピート後、クレッシェンドからfにかけて、
しっかりfになるように持っていく
・転調部終了の四分休符はブレスでゆとりを
Trio
・スラーからspiccato
- spiccatoの前の音は弓を弦から離さない
- spiccatoの次の音をspiccatoにしない(^^;
・spiccatoで弓がぶれる
→弓先がどこにいるか意識すること
・付点四分音符が短い
・リピート後の4つずつ上昇形は最低音の動き
を意識しながら、弓少なめにゆっくりリズム練習のこと
・最終段、弓が流れる→動かす方向を意識
・初めに戻るところでひと息入れる
前に「軽やかに/なめらかに/力強くの切り替えを意識したい」と書きました。その心がけのせいか「この曲の中にあるいろいろな表現を常に考えながら右手が動いていますね」と言っていただきました(^^)v
まぁ、まだまだアタックがきいてないとか、スラーからspiccatoへの切り替えが混乱するとかあるのですが(^^;
それに対して、左手が右手に追いついていないところがたくさんあって、何か所か取り上げてのレッスンとなりました。指の動き、たとえば、23421というパターンを2343..と毎回間違えてしまうような場合、頭の中の指の動きのイメージを修正すること。などなど。
そんなわけで、演奏としての完成度は全然低いのですが、どうやら最低ラインはクリアできたみたいで、合格いただきました(^^)/
次回は、ちょっと戻って、ドイツ民謡の「Life Let Us Cherish(楽しき人生)」です。
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モーツァルトのメヌエット、この短い曲が求めてる表現は、めまぐるしいくらいたくさんあると感じました。
ステージでアイネク弾いた時にも、オケで交響曲第25番弾いた時にも、発表会の全員合奏でディヴェルティメント第3番弾いた時も、こんなふうには感じませんでした。
もしかしたら、ちょっとだけ、モーツァルトの難しさに気づけたかもしれない・・・です。
楽しき人生は、テーマとバリエーションの前にイントロダクションがあって、イントロダクションからテーマに入るところに
☆☆☆ カデンツァがある! ☆☆☆
「楽しき人生」になるか「悲しき人生」になるか、このカデンツァがポイントに違いない(^^;;;