46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

2016年3月アーカイブ

■音階:3オクターブ:曲と同じハ短調
・調が変わったので、とりあえず、ビブラートかけながら1音1音弓を返してゆっくりと。
・2回目は少しだけテンポを上げてみた。
→音を1音1音弾くのではなく、音階という流れに乗って弾くこと
 (弓元と弓先で少し音が抜けている)
・3回目そこに気をつけてみた。
→良くなった。さらに弓の重さのかけ方を再確認(意識の持ち方で音が変わる)。

しかし、少しだけテンポを上げただけで、いろいろ出てくるものだなぁ。
それだけ基本ができていないということではあるけれど、まだまだ伸びしろたっぷりということでもある・・・ということにしておきます(^^;;;
「そう!いい音です。」って言われて、再現できないというか、まだそれを自分で区別できる耳ができてない(^^;;

 

■エチュード:ドント作品37(35じゃないよ^^;)18番
・単音ですが1音1音移弦あり。はじめは2つ一組で和音として弾く練習から。左手のフィンガリングがややこしい(^^;。。。これまた良い訓練になりそうな曲。
→弓を使いすぎないこと
→移弦の動きを最小限に
→奇数番目の音のつながりと偶数番目の音のつながりを
→後半の転調部分は柔らかい音色で
→最後の6小節は最後の2小節の重音の音(ド#とラ)を意識する

・テンポが上がってきた
→弓を使いすぎないこと・・・再度^^;
無限ループに陥らないようにせねば。
次回まで、少し落ち着いたテンポで練習のこと。

 

■曲:ブラームス:スケルツォ
(F.A.E.ソナタの中のブラームス作曲の第3楽章)

この曲を始めて約1か月。そう長い曲ではないし、同じようなパターンも多いので、もう少し進展してそうなものなのですけど、まだまだ手探り状態です。 
先に日記に書いた133小節目2拍目からの8分音符2つの音の高さ
1)|ド~ラソ|ファ#~ソラ|・・・(自分の楽譜)
2)|ド~シラ|ファ#~ソラ|・・・(IMSLPの楽譜)
について、この曲を発表会で演奏されるというマイミクさんから、どちらの演奏音源もありとコメントいただきました。ありがとうございました。
ちなみに先生がお持ちの楽譜は2)でしたが、念のためピアノ譜も確認して合っていればご自分の楽譜で、とのことで、結果、1)でいくことにしました。

ユジャワンがピアノを弾いてる演奏があったので、自分のしおり代わりに載せておきます。

こんなテンポで弾けるようになるより先に自分の寿命がくると思いますが、レッスンの仕上げ的にピアノと合わせる機会があったらいいなと内心思い始めていました。すると、先生のほうから先に「この曲も弾く機会があったら是非チャレンジを」とのお言葉が(^^;
・・・ということで、OCSのピアノ伴奏者付き弾き合い会(8月?)で、この曲にチャレンジすることにしました。

*****

先日(2月8日)、ホルストの「春の歌」という曲をご紹介しました。
その時は、

> 春になったら、まだオープンな発表会に参加する元気はないと思いますが、ピアノと合わせる機会があったらいいなと思います。

と書きましたが、縁あって4月3日の空音舎「お花見会」で演奏することになりました。ピアノは空音舎2ndSoundsでハープにチャレンジされてる方です。

この日記での3回のレッスンのうち1回を使って、音色重視のフィンガリングや弓順についてアドバイスをいただきました。まだ右手も左手も新しい動きに戸惑っているような状態ですが、日曜日までに楽しく弾けるようにしたいです。

空音舎「お花見会」では、この曲のほかに、合奏曲2曲にそれぞれ2ndVnとVaで参加する予定です。
2ndVnで参加する曲はけっこう難しいです。
Vaで参加する曲は易しいのですけど、まだぱっとハ音楽譜が読めないので、音符の半数に指番号書きこみました(^^;
どちらも、どんなアレンジの曲なのか知りません。当日午前中からのリハが初合わせで判明する衝撃をも楽しみにしています。


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ブラームスの「スケルツォ」(ピアノ曲ではなく、F.A.E.ソナタの中のブラームス作曲の第3楽章)について、、、

頭から数えて133小節目、調号が元に戻る3小節前、2拍目からの8分音符2つの音の高さ:

(以下、調号は#(ファ)1つです。)

僕が購入したヘンレ原典版(ブラームスのソナタ集):
http://webshop.yamahamusic.jp/import/products/detail.php?product_id=85172

|ド~ラソ|ファ#~ソラ|
20160324_henle

IMSLPにあったBreitkopf&Hartel版とMuzyka版:
http://imslp.org/wiki/Special:ImagefromIndex/112438
http://imslp.org/wiki/Special:ImagefromIndex/89930

|ド~シラ|ファ#~ソラ|
20160324_breitkopf
20160324_muzyka

この曲の楽譜をお持ちの皆さま、もしお時間ありましたら、ここがどうなっているいか、教えていただけないでしょうか。。。

よろしくお願いいたします。


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「F.A.E.ソナタ ブラームスの「スケルツォ」の楽譜について」が良いなと思ってくださいましたら、
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ヴィオラのケース(先日の写真のVn+Vaのダブルのほうではなく、単独のケース)は、予算優先で、縦持ちの配慮が全くないものです。

最近、空音舎2ndSoundsで月2回ペースで持ち出すようになって、不便を感じるようになりました。しかし、新しいケース買うなら、バイオリンのほうにしたいし(^^;

少し前に、立てた時の底にゴム足をつけました。

20160320_3

木ねじ止めなのですが、とがった先端が間違ってもケース内部に出ないように短めのねじとしたので、接着剤を併用しています。たっぷり使ったのでちょっと見た目が悪い・・・それも、実は、白い接着剤を使ったので、黒マジックで塗っているという(^^;;;

これで底が汚れにくくはなりましたが、上に取っ手がないと持ち運びの使い勝手は不便なままです。

そんな折、東急ハンズをうろうろしていたら、よさげな取っ手を発見。自分で取り付けることにしました。

まずはキリでぐりぐりと。木製なので簡単。内側は小物入れスペースなので、何も気にせず。

20160320_1

それにしても、キリを使うのは何年ぶりだろう。このキリは中学の家庭科の授業で買ったものではないかな?

取っ手をつけます。

20160320_2

上から小さなマイナスねじで止めているようなデザインですが、実は内側からM4のねじで止めています。取っ手に同梱のねじは長すぎが明らかだったので、長さ15mm、20mm、25mmのねじも買っておき、合わせました。

これで、かなり使い勝手がよくなりました(^^)


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3月13日(日)OCS弾き合い会に「クァルテット・オチテモー」で出ました。「オチテモー」の由来は、OCSの「落ちてもいいよ・譜読み会」です(笑)

演目は、モーツァルト SQ6番 K.159 から第2楽章と第3楽章。
10月31日(土) のOCS弾き合い会のときに「落ちてもいいよ・譜読み会」参加者のうち都合が合ったメンバーで第1楽章を弾いていたので、今回は、メンバーは異なりますが、残る2つの楽章を演奏しました。

出来は、

・・・という感じですが(^^;、これをスタートラインの記録としたいと思います。

ロゴは、弾き合い会後の懇親会でオチテモーのフランス語表記を考えてくださった方がいらして、他の方の意見も取り入れて作ってみたものです。

参加された皆さんの演奏は、ソロもアンサンブルも素晴らしかったです。そういう中に入っていていいのかなとも思ったりするのですが、皆さん真剣に聴いてくださるので、励みになります。

僕がリーダーというわけではないのですけど、楽しいノリを大事にしながら、今後もOCS弾き合い会に合わせた活動をしていけたらいいなと思っています。

 

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この1週間、ほとんど練習できておらず、昨日、空音舎2ndSoundとOCS弾き合い会(今日の午後本番)の練習とで、トータル数時間と、久しぶりに長い時間弾きました。

一つ発見がありました。

 

 楽器を弾いていると「肩こり」は楽になるかも

 

もともと猫背で肩こり持ちなのですが、楽器練習しているとよけいに肩がこる、というふうに考えていました。
しかし、この1週間で積もった肩こりは楽になった感じ。

これで演奏時に余計な力が入っているための左肩の違和感がなくなれば、マッサージ通わなくてすむ…というふうにはいかないかなぁ(^^;


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2月に続き、第3回空音らぼ「演奏家×音響」セミナーに参加しました。
http://soraotosha.jugem.jp/?eid=41

前回はチェロでしたが、今回はピアノ。ピアニストは工藤真希子さんです。気さくで明るい雰囲気の方で、セミナーも楽しい時間となりました(^^)

 

まず聴き比べです。

■1.いつもの空音舎
曲は、ムソルグスキーの展覧会の絵から「キエフの大門」の途中まで。
・屋根を全部開いて:おとなしいフレーズはきれいだけれど、ガンガン行くところは響きすぎてややうるさい印象。
・屋根を半分開いて:全体的に聴きやすいけれど、少し抑圧された印象。

音が違うことは明らかなのですが、僕が「こう聴こえる」と言葉にする部分は見た目や先入観があるかも。

 

■2.デッド
壁と2階手すりを布で覆い、話し声の響きも変わる中での演奏。
・屋根を全部開いて:「1.いつもの空音者」での屋根半開に近い音。抑圧感はないけれど、いろいろと物足りない感じ。
・屋根を半分開いて:高域が少なく、音声ファイル変換で容量節約したような音(^^;

前回チェロのときには、ホールの響きがなくなったことで楽器そのものの響きがダイレクトに聴こえてくるような驚きがありました。しかし、今回のピアノの場合は単に高域のない音に聴こえました。
これは、僕が、擦弦楽器ではそれなりにデッドな環境下の音にも慣れている(自宅の狭い練習部屋をデッド側に振っている)のに対して、ピアノはほぼ響きのある場所でしか聴いたことがない、ということが少なからず影響していると思います。

 

■3.ライブ
デッドにしていた布と、さらに参加者のコートなどもスタジオの外に出しての演奏。
・屋根を全部開いて:華やかで、短時間なら楽しく聴けそうだが、長い曲はしんどいと思う。
・屋根を半分開いて:今までの中ではこれが一番聴きやすいかも。

上で「見た目や先入観」と書きましたが、もしかしたら、屋根全開と半開では、見た目以上に、解放感と抑圧感の違いがあるのかもしれないと思いました。おそらく、ピアノ弾きさんが実際に弾いてる時には、それをもっと感じるのではないでしょうか。
感想を求められたときに言いましたが、「屋根全開で半分だけデッドにするとバランスが良さそう」と思いました。解放感があって、うるささ控えめ。

 

■4.柱状拡散体に布をかぶせて
屋根は半開で、3.ライブとの比較。
音の変化はあったのですが、前回のチェロのときのような音が無表情になったかのような感じはあまりなかったです。楽器の特性の違いによるものなのか、「2.デッド」で書いたように僕の経験の違いからくるものなのかはわかりません。
工藤さんは演奏者の感想として、柱状拡散体があるほうがまとまり感があるとおっしゃっていました。

 

■5.ピアノの下にたくさんの布を入れて
参加されてた調律師さんのリクエスト。
弾き始めは「これはバランス良いかも」と思いました。高域の抜けが良く、うるさくない感じがしたからです。しかし、聴いているうちに薄っぺらい音に感じてきました。音のあちこちが間引かれてるような・・・。
床からの反射音の影響がこんな感じに聴こえるというのは、僕にとっては新しい発見でした。

 

その後の工藤さんからのお話で印象に残ったのは、ピアノで音を飛ばすということ。擦弦楽器なら自分ではできなくても音を飛ばすイメージは持っています。しかし、ピアノは想像がつきません。それを鍵盤の仕組みがわかるモデル(鍵盤一つ分の模型)を使って、熱心にわかりやすく説明してくださいました。鍵盤を押す速さがそのままハンマーが弦を叩く速さなのではないことは知っていたのですが、その仕組みが音を飛ばすということに初めて結びつきました。

そのほか、ロシアでの体験談で古くからあるレンガ作りのような家では部屋を防音する必要がないけれど・・・とか、日本での体験談で某ホールのリハと本番との響きが・・・とかとか、楽しいお話を伺うことができました。

 

最後の演奏は、ピアノ鍵盤に向かって左側の壁だけに布をかけて、屋根全開となりました。なんだか「みんなで見つけたセッティング」です(^^)

1曲目は2階で、2曲目は1階で聴きました。1階で聴いたときには、演奏してる工藤さんの後ろ側だったのですが、弦を叩くハンマーの頭が見え隠れしていました。
本当はその見え隠れが音になっているのに、逆に音楽に合わせて動くメカニカルな仕掛けのように見えて、まるで幻想的なSFを読んでいるような感覚になって聴いていました。

 

ピアノは全く弾けないので参加を迷っていたところもあったのですが、音の響きの違いを通じて演奏者の感覚を伺うことは、視野(聴野?)が広がります。参加して良かったと思っています。


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