46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

2012年8月アーカイブ

8月26日(日)に、とある教室の発表会に外部参加枠で参加してきました。
弦楽器の発表者が少ないので・・・とSNSで呼びかけられてまして、思い切って申し込んでみました。

曲は、マザス(マザ)作曲「12の小さな二重奏」作品38から第1番。
もともとはVn×2本のための曲ですが、Vn+Va用の楽譜を使いました。
Vaの方は今回はじめてアンサンブルを組みました。某mixiのイベントでたまたまこの曲を2人で弾いてみたのをきっかけに、お誘いしました。

この曲は初級者向けですが、しっかりとした3楽章構成で、
 第1楽章 Allegro maestoso
 第2楽章 ROMANZE Andante
 第3楽章 RONDO Allegretto
となっています。
2人が主旋律と伴奏を交互に演奏したり上下でハモったり・・・Duo曲の中でも入門的な位置づけの曲だと思います。

難しくない曲のはずだったのですが、練習ではずっともたつき感から抜け出せませんでした。
その意識もあってか、いや、単に緊張のせいでしょうけど(^^;、本番はこれまでの練習含めて一番早いテンポで入ってしまいました。
しかし、一番前の席でとてもノリ良く聴いてくださる方が!
なんだか嬉しくなって、こちらも楽しく弾けました(^^)


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8月19日(日)に福島市のあづま総合体育館で開催された「ふくしま・みんなの演奏会( http://www.kibouproject.com/ )」に参加してきました。

西本智実さんの指揮の下、誰でも参加し演奏できる震災復興祈念演奏会です。
夏季休暇での帰省を兼ねて、参加することにしました。

会場は本当に体育館です。

演奏参加者は・・・
イルミナートフィルから
 バイオリン 6名
 チェロ、クラリネット、トランペット、ホルン 各1名
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 小計 10名
一般参加
 バイオリン 63名
 ビオラ 9名
 チェロ 18名
 コントラバス 6名
 ピッコロ 3名
 フルート 36名
 オーボエ 7名
 ファゴット 3名
 クラリネット 27名
 ホルン 13名
 トランペット 25名
 トロンボーン 10名
 チューバ 3名
 サックス 19名
 ユーフォニューム 3名
 パーカッション 13名
 マンドリン 3名
 ピアニカ 11名
 カスタネット 25名
 リコーダー 20名
 ボンゴ 1名
 タブラ 1名
 プサルター 3名
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 小計 322名
合計 332名!

スマホのカメラに入りきらなかった・・・。
Kibo330


■2012年08月18日(土)本番前日リハ

東京から出がけにスマホを線路に落として駅員さんに拾ってもらったり、受付で僕の名前のふりがなが間違っていて列を並びなおすことになったり、何やら不吉な気分・・・。

<<< 13時~ >>>

高校生以下を対象にしたワークショップ(と言っても西本さんへの質問に答えるだけでしたが)があり、大人たちは2階席でその様子を見ていました。

西本さんはきりっと厳しい表情の写真を演奏会のチラシなどでよく見かけますが、演奏会は残念ながらまだ一度も行ったことがありません。
30分ほどのワークショップはとてもなごやかで、西本さんは厳しさと優しさのバランスのとれたしなやかさを持った方なのだなぁと感じました。
300人相手にどんな指揮をされるのかなぁとわくわくしてきました。

<<< 14時~ >>>

いよいよ練習開始です。
まず西本さんやイルミナートフィルから参加された皆さんをリーダーにパート練をやることになりました。金管は別室、バイオリンとビオラはその場で、チェロは前の壁沿い、木管は後ろ、、、とあちこちに散らばりました。

ここだな、ここで勇気を持って言ってみよう・・・
「すみません、バイオリン、1stと2ndが入り組んでいるんですけど」
皆、自分の登録番号の貼られた椅子へ座ったのですが、前後左右、バラバラなところがあったのです。
そこで1stと2ndがきれいに分かれるように席替えしました。

いや、決して僕が言ったからってわけじゃないと思うのですけど(^^;、ここで声を出したことが僕自身の朝からの不吉な気分を断ち切ることになった気がします。

ちなみに、僕は指揮者ほぼ正面の3列目になりました。

リハ前の座席からの風景
Ensou_ichi


休憩挟んで、全体合わせ。
まずはチューニングから。通常のオケのようなやり方ではなく、コンミスのAの音にまず弦を合わせ、そこから、順番忘れたけど、木管各楽器、金管各楽器・・・と合わせていき、最後に全楽器でAを出しつつ弦は他の線も合わせる、という方法をとりました。
西本さんの「響きを合わせましょう」という言葉が印象に残りました。

集まっていきなりの合わせなので、いろいろ、いろいろ(^^;
たとえば、パーカッションの音が響きすぎて、1人で叩いているスネアドラムが、2人がずらして叩いているかのような音で聴こえたり・・・それでラヴェルのボレロやるわけです(^^;

そんな中、西本さんの指示や指揮は凛として迷いがなく、とてもわかりやすかったです。

パート練から全体合わせまでで、ボウイングの変更も何度か。あぁ、こういうのに動じなくなったなぁ。

■2012年08月19日(日)

<<< 10時~ >>>

ゲネプロは、昨日と同様、パート練をやってから全体合わせ。
まとまり方が格段に上がっていました。ひと晩でこうも違うのかと、ちょっとびっくり。何度も本番を経験しているつわものが多いのかも。
実際の司会進行などはどうなるのやら不明ですが、本番も指揮者について行くだけですね。

<<< お昼 >>>

お昼ご飯は、お袋さんが作ってくれたおにぎりをいただきました(^o^)

<<< 14時~ >>>

いよいよ本番です。
司会者と西本さんのやり取りのあと、演奏開始。

★ブラームス ハンガリー舞曲
イルミナートフィル&福大管弦楽部&有志による演奏。
この曲の演奏者以外(僕も)は、体育館の壁沿いにパート別に待機です。
模範演奏というわけではなく、初級者の方も頑張って弾いてました。いい演奏だったと思います。

演奏後、司会者と西本さんのやり取りの中、演奏者全員が着席。
客席が正面2階席のみというのは初体験。見下ろされる配置にちょっと緊張しましたが、リハーサルどおりにチューニングしているうちに落ち着きました。

★ワーグナー 双頭の鷲の旗の下に
管楽器のみの演奏で弦楽器はお休み。
出だしからとても心地よい響きが聴こえてきて、なんだか嬉しくなりました。

★エルガー 行進曲「威風堂々」第1番
管弦楽。僕にはこの演奏会の中で一番難しい曲です。ノリに遅れないようについていくことに集中しました。
弾き終わった時、ちょっとばかりじーんときてしまいました。全体として午前中のGPよりもとても気持ち良い演奏になってたのです。

やっぱり本番に強い人たちが多いに違いない。楽しい(^^)

休憩

後半は、客席とともに演奏します。
前半の司会者ではない進行役の方が2名。演奏がぐだぐだになる可能性も見越して用意されたようなのですが、結果的にはあそこまでは必要なかったですね(^^;

★青山樹理 新曲
この演奏会で出番が少なそうなパーカッションのために作曲された新曲です。
前日リハーサルの後に演奏者がタイトル応募して、この場で発表:タイトル「Sparkle」に決定!

客席の手拍子も比較的複雑なことを考えていたようなのですが、客席に向かって「ホルンが入ってきて・・・」と説明するも、進行役の方から「お客様はそれではわからないでしょう(^^)」とフォローが入って・・・結局、西本さんが客席に振り向いて合図を出したら客席でシンプルな手拍子スタートとなりました。
パーカッションの効いた気持ちのいい曲です。パーカッション以外は割と簡単ながら、きれいなハモリです。

この曲で、僕は世界初演の曲を弾いたことのある人になることができました(^^)v

★ラヴェル ボレロ
青山樹理さんのアレンジで。
演奏前の語りで、どの楽器が何人集まるのかわからない段階での編曲だったので大変だったとの苦労話が(別の曲の時だったかも・・・どの曲にしても大変だったろうと思います)。

リハーサルでなかなか合わなかったラストの「たたた~たたたたたた」。僕はリハの休憩時間、こればかり練習してました。本番は最後の音をダウンでいくところ、勢いでアップでそのまま弾いちゃいましたが^^;、頑張って「合った」という気がしました。

本番って、演奏者全員の集中力が1点に集約する瞬間を感じることがあります。この日の演奏ではここでした。昨日からの練習通じて、本当に気持ちがひとつになった瞬間かもしれません。
西本さんが「今までで一番いいできだった」と言ってくださったとき、全体が優しい雰囲気に包まれた気がしました。

ここに来て良かった。

★杉本竜一 Believe
これも青山樹理さんのアレンジです。客席は歌います。

この日、両親とともに、弟夫婦も聴きにきてくれていました。たまたま同じ運動公園内の競技場で甥っ子のサッカーの試合があったのです。
弟夫婦は合唱仲間。両親は弟夫婦の歌声をそばで聴けて良かったと言ってました。うん、良かった。いい弟を持ったと思います。

・・・
本番終了。

なんだか、まだまだ弾いていたいという気持ちでいっぱいでした。

翌日の地元紙に写真付きの記事が載りました。
左上の隅に写ってるぢゃないか♪
Minpou_kiji

西本さん、青山さん、イルミナートフィルの皆さん、
実行委員会の皆さん、当日のスタッフの皆さん、
客席の皆さんも含めて演奏をご一緒した皆さん、
最初にこのイベントについて教えてくれた友達、
福島の家族、カミさん、、、

楽しかったです!
皆さん、ありがとうございました。


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マイペース

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仕事関係で購読しているメルマガで紹介されてたコラム。

「一流」と「二流」を分かつものは何か?
http://www.recruit-ms.co.jp/issue/consultant/0000000030.html

バイオリニストの例があったので、途中から半分趣味モードに(^^;;;

僕は、バイオリンを還暦までにいわゆる「1万時間」やるつもりです。
46歳からはじめたので14年。計算上は1日平均2時間で到達できます。

1日平均2時間とは週にして14時間。
たとえば、月~金:1日1時間、土日:合わせて9時間
たとえば、月~金:1日1.5時間、土日:合わせて6.5時間
たとえば、月~日:1日2時間(・・・あたりまえですが)

練習の中心をレッスンにおくことで、常にちょっとずつ難しいことをやっていくことができます。

上達することが目的ではなく、いろいろな曲を弾けるようになりたい、と思っています。

一流になりたいわけではなくて、いっしょに弾きたいと思える方と音楽としていっしょに弾けるようになりたい、と思っています。

時々こういうことを書いて、自分を鼓舞しないとね~。
そうしないと、きっとどこかで「このへんでいいか」と思ってしまう時が来るでしょう。それが一番怖いです。


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HNMSレッスン091

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・音階(篠崎4巻)右手への意識と左手への意識のバランス
 「1音1音ロングトーン」より音色重視で
  低い音は大きく高い音は小さくVibかける
  3の指でかけるときに注意
  左手Vib大きさに合った右手の動き
  日ごろから左手脱力練習するべし
  E線で手がネックから遠くなるクセが出る
 「分散和音」
  なめらかに、ひとつのラインを描くように
  オクターブ音を意識してみる
  シフトで上がったときの指の間隔の感覚
  シフト時楽器に手をつける離すの切り替え

・セヴシック
 1番を自主学習(まだ左手指が痛いので中断)

・カイザー22番
 あと数回かかると思ってたら思わぬ合格
 各小節の頭の音をしっかり出すこと
 次回、♭4つの23番、右手の音づくり
  Allegroは当面ゆっくりでいいけどPiu mossoはやる
  1小節UpDownUpDownだけど拍は2拍。4拍になるな
  スラーひとつひとつのアーティキュレーション

・曲(発表曲 Severn/Polish Dance)
 全体通せたので、また最初から細かいところ
 以下はこれまでのまとめ
 重音
  長い音にはビブラート
  スタッカートは軽く(力入りすぎ?)
  高音は頑張らなくても響く
  低い音をよりしっかり鳴らすイメージ
  レガートで弾くところとの対比
  かきならしで意識すべき音はどこか
  無伴奏部分の重音の練習方法
 G線ソロはG線鳴らす
  dolorosoは音の頭をはっきり弾きすぎない
  con fuocoの長い音の前の八分音符を大事に
  meno mossoでは、三拍子を意識、でもワルツじゃない
  E線に移る前にブレス
 速い音階フレーズ:まとめて指を置きはじくように離す
 シフトアップsulGのビブラートのかけかた
 歌うところ、どの音にこだわるか
 曲の頭のパターン、右手良し/左手動き速すぎ
 
**********

今週は都合で曜日が変わりました。
いつもより2日余裕があったはずでしたが、練習量は半日分くらいしか増えてないかな(^^;;;

カイザー22番は、実際のところまだまだ不安定だし、指摘事項もあったのですが、予想外の合格でした。
見た目より難しいです。テキストの解説にも「この曲は譜面を見ると簡単なようであるが、もっとも難しい練習曲である。」と書いてあります。
前回、21番の宿題でいっぱいであまりさらっていけなかったこともあって、今回はいつもよりまじめに練習したかいがありました。

次の23番は、上記のように最初から要求水準が高いです( ̄▽ ̄;)
昨日つぶやきましたが、良くなってきてるということに違いないと思って、頑張ります。


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