46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

初中級者向けの会05

| コメント(6)

昨日は、某SNSの「初中級者向けの会」に参加してきました。

課題曲は「レベル5:主よ、人の望みの喜びよ」です。

6人参加のうち、レッスン始めて1年未満なのはたぶん私だけ。
とはいえ、超初心者向けの会04 の頃に練習始めてから2か月になるし、先週の東京おとばよ会で初めて落ちずに弾けたりしてたし、前日練習でもナクソスの演奏に合わせてなんとか弾けてたのですが・・・。

甘かった[E:shock];。全然弾けない・・・。

先生が来るまでの練習時間はメトロノームを使うのですが、全然合わせられない・・・そういえばこの曲はメトロノーム聴きながら練習したことない・・・[E:coldsweats01]

先生が来てからも、しどろもどろ状態でした。演奏のポイントの指摘が頭にあると弓や指がおろそかになります。

別のことを意識しながら弾けるようになる練習をしないといかんなぁということですね。メトロノーム聴きながらの練習をさぼらないようにしたいと思います。

そのかわりというのかなんというのか、どこでつまづいても流れに戻れるようにはなった気がします[E:smile]

 

演奏のポイントがたくさんありました。この曲、この楽譜を、どう解釈するのか、という視点だったような気がします。

  • 1stパートと2ndパートの受け渡しを意識すること
    互いのパートを良く聴きながら、というのは大前提です。
    2つのパートがメロディとベースを入れ替えながら進んでいくアレンジなので、前のパートでどう弾いているかをしっかり聴いて、それを受け継ぐように入ること。
    そのために三連符メロディに入る小節の頭の音が重要。
    また、音程の基準はベースラインを弾く側の音に合わせるのが基本。
     
  • 三連符メロディラインは最高音に向けて盛り上がるように。
    弓を使う長さと弓に加える圧力のバランスをとること。
    強弱の幅をつけるためにも三連符メロディに入るときの音が大きくなりすぎないこと。
    曲の最初の入りも同様。
     
  • 転調部分は少し重く
    少し弓を使う長さを短く、かつ少し力をかけて。
     
  • 弓のアップダウン
    できることなら音を切らさず1弓で最初から最後まで弾きたいくらいな音楽なので、それができるのであれば、どんな弓使いでも良い・・・という考え方をふまえた上で、実際のアンサンブルでは、皆が揃うように決めを作ることになる(今回はその人の弾き方で自由でした)
     
  • 三連符の音の強弱のつけかた
    「タタタ」を3拍子のリズムで。3つ目がおざなりにならないように注意。
     
  • 楽譜でいうと60小節目から63小節目までは2拍で考えるべし
    1stパート「タタタタタタ・タタタタタタ・タタタタタタ・・・」と変わるところは、それまでの三連符の「タタタ・タタタ・タタタ」と同じ弾き方ではない、という意味です。
    特に「タタタタタ・タタタタタ・・・」と最高音だけ強くなることのないように。
    63小節目の最後の「タタタ」は64小節目からの三連符に戻るきっかけになる三連符なので、少しゆったりと弾くのも良い。
    なお、同じ場所の2ndパートには、(付点四分+四分)スラー+八分音符のパターンがありますが、この(付点四分+四分)が長くとりがちなのも注意。
      
  • 3rdポジション
    1の指の位置をしっかりとること。手をだらりと下げた状態からいきなり3rdポジションでも音がとれること。
     
  • ビオラとバイオリンの違い
    バイオリンはベースラインでも抑揚をつけて弾くことが多いけれども、ビオラは逆に音楽全体を支えるように淡々と弾くのが普通。

いま思いだせるのは、こんなところかなぁ。

レッスン後に皆で通して弾きました。パートを入れ替えて2回。ちょと最後がずれたけど、他の方の音もそれなりに聴きながら弾けて気持ち良かったです。

実は、もひとつあります。

  • 曲を弾き始めたら、とにかく最後まで弾くこと

レッスン後の演奏「最後に合わせて弾きましょう」ってみんなで弾き始めたのに、私は練習のつもりになってしまっていたのか、ずれたところで弾くのをやめてしまいました。
昨日一番の反省点です。


-----
「初中級者向けの会05」が良いなと思ってくださいましたら、
こちらを にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ ぽちっとm(_ _)m

コメント(6)

昨日はご一緒くださいまして有難うございました。
練習記、先生のご指示どおりの記事ですね。
分かりやすい解説で有難いです。

聞き漏らしがない・・・

いつも1人での練習しかしていなかったので他人の音を聞く事が苦手です。
その訓練は年取ってからではなかなか大変なものがありますが、馴れもありましょうから頑張ってゆくつもりですので、お見捨てなく!

SLANさん、バーバさん、先日はお世話になりました!
 先生のおっしゃった内容、よく頭にメモされていて素敵です!
 あと、転調部分の音程に関しては、ファが#に近いようにズレないようにって強調してましたね[E:flair]。あ、もういっこの音も注意されましたが忘れましたが。。。[E:wobbly]明るくなりないのか、暗くなりたいのか聴いている人が分からないとのコトで!(聴き間違ってたらごめんなさい!)

SLANさんはヴァイオリン始めてまだ一年に満たないなんて、ビックリです[E:eye]
手の形もボウイングも綺麗で[E:notes]
きっと先生がしっかりした指導なさる方なんですね!
私は十数年も習っているのに、(あまり練習してもいませんが、)未だに指番号やⅴП指示等譜読み指導ないと独学で曲が弾けませんよ~[E:sweat02]
また、次回もどうぞ宜しくお願いいたします[E:cat]

>ビオラとバイオリンの違い
バイオリンはベースラインでも抑揚をつけて弾くことが多いけれども、ビオラは逆に音楽全体を支えるように淡々と弾くのが普通。

ついにビオラにデビューしたのですか?!

バーバさん、コメントありがとうございます。

はい、いっしょにうまくなりましょう!
よろしくお願いします。

しばこさん、コメントありがとうございます。

あー、ありましたありました。
しばこさんの記憶どおり、転調して重い響きになったのに、その音がずれると明るくなってしまう、というような話でしたよね。

私はレッスン受けてるのは本当に初めてですが、30年前に高校の部活で1年、25年前に大学のサークルで1年、バイオリンに触ったことがあります。そのときにたまたま教えてくれた人が良かったのかな・・・何も覚えてませんが[E:coldsweats01]

しばこさんの弓使い、きれいだなと思っています。そういうふうに動かせるようになりたいです。

こちらこそ、次回またよろしくお願いします!

uptailさん、コメントありがとうございます。

残念ながら私ではなく隣にいらした方です。

でも、ビオラがだんだん身近に感じてきたのは確かですねー。

まぁ、バイオリンでせめて3rdポジションができるようになるまでは封印しておきます(^^;。

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、SLANが2010年2月14日 15:22に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「東京おとばよ会004&005」です。

次の記事は「初の1週間毎日練習達成」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ブログ村ランキング

人気ブログランキング