思いつきでいいじゃないか
当たらずも遠からず的に

小澤征爾&新日フィル

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小澤征爾&新日本フィルハーモニー交響楽団特別演奏会
2009年1月16日(金)19:15開演
すみだトリフォニーホール

指揮:小澤征爾

曲目
・ハイドン/協奏交響曲 変ロ長調Hob.I-105
  [オーボエ]フアン=マヌエル・ルンブレラス
  [ファゴット]河村幹子
  [ヴァイオリン]豊嶋泰嗣
  [チェロ]花崎 薫
・ブルックナー/交響曲第1番(リンツ稿・ノーヴァク版)

パンフレットに日本オーケストラ連盟が作った「スマイル&ハーモニー」という小冊子が挟まれていました。コンサートでの良いエピソードを載せている形式なのですが、これを読むと、あぁこういうふうに振る舞えばいいのかってことが伝わる作りになっています。これ、いいですね。
その効果か、今回の演奏中の会場はとても静寂感があって、とても良かったです。あめ玉取り出すカサカサ音も楽章の切れ目でしたし、演奏中にパンフレットをパラパラめくる音も聞こえませんでした。

さて、演奏ですが、ハイドンの協奏交響曲は、オーボエ、ファゴット、ヴァイオリン、チェロのソロ4人の協奏曲で、まったく初めて聴きました。ブルックナーの1番もほぼ初めて聴くようなものでした。
昨年末に聴いて良い感じだった第九と同じ新日フィルでしたが、今回はあまりピンときませんでした。よく知らない曲ということもあるし、曲が「盛り上がりまっせ〜」ってものでもないこともあるでしょう。
でも、何かこう、弦と管の響きが合っていないというのか、一体感に欠けるような感じがしたのと、指揮者の動きに対して反応できる幅が狭いような気がしました。

ちょっと残念でしたが、まぁ、いいか(^^;。

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