ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2008
5月2日(金)22:15-23:05 公演番号:115
東京国際フォーラム【Hall A】
曲目:
シューベルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド イ長調 D438
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
アーティスト:
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ヤツェク・カスプシク(指揮)
少し前の話になりますが、某家電量販店のテレビがずらりと並んでいるところを通りかかった時に、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の映像が流れていました。ソロのヴァイオリンの音が今まで聴いたことのないような(と言うほどいろいろ聴いてるわけではないですが、再生装置の違いとは別の)力強さで、思わず立ち止まってしばらく聴いていました。そのソロの演奏者が庄司紗矢香でした。
それ以来、生演奏を聴く機会があれば、と思っていたわけですが、今回、期待通りの音が聴けました。そもそもの楽器の持つ音色なのか、弾き方の違いなのか、たぶん両方なんだと思います。太い音、というのとは違うし、なんとも表現の言葉が見つかりません。機会があれば、また別の演奏を聴いてみたいと思います(5/5の小菅優との共演はチケット取れず)。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンは2005年から始まりましたが、これまで行ったことがありませんでした。それなりに定着してきているんでしょうか。今年は「シューベルトとウィーン」がテーマです。
シューベルトというと、「未完成」と「ザ・グレート」くらいしか聴いたことがありません(歌ものがあまり得意ではないこともあり)。今回、初めて聴いたシューベルトのロンド、14分くらいの作品ですが、軽くて明るくて気に入りました。新しい曲を知ることが出来て良かったなと思います。
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「庄司紗矢香」
「シューベルト ロンド」
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