3/1に紹介したS&Mシリーズに続いて、Vシリーズを読み続けていました。
S&Mシリーズについて書いたときもそうでしたが、面白かったところを書くとネタバレになるので、きちんとした感想は書かないでおきます。
(以下リンク先はAmazon)
■ 地球儀のスライス(短編集:3/1に紹介)
・気さくなお人形、19歳
■黒猫の三角 Delta in the Darkness
■人形式モナリザ Shape of Things Human
■月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
■夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show
■魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge
■今夜はパラシュート博物館へ (短編集)
・ぶるぶる人形にうってつけの夜
■恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
■六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists
■捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest
■朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away
■赤緑黒白 Red Green Black and White
Vシリーズは、以前の話に出てきた登場人物がまた出てくるなど、S&Mシリーズよりも前後のつながりがあります。私は1冊の長編のような感覚で読んでいました。だいたい1週間に2冊のペースでした。
しょっぱなの「黒猫の三角」で、毎回毎回の謎解きよりもその外側に仕掛けられてる罠は何か、という読み方になってしまいます。それでも、たとえば「夢・出逢い・魔性」では全くノーマークだった罠にはまってしまいました。
また、S&Mシリーズとどうつながっているのかが、さらに外側にある謎。だから、私は1冊の長編のような感覚になってしまうわけですね。
そうそう、講談社文庫、「六人の超音波科学者」までは1ページ17行なのですが、「捩れ屋敷の利鈍」からは1ページ16行になっています。さすがにこれはトリックでも何でもないと思いますが(^^;。
さて、次は、いよいよ「四季」シリーズです。
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