思いつきでいいじゃないか
当たらずも遠からず的に

2008年3月アーカイブ

閃輝暗点

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昨夜、自宅でのんびりとパソコンの液晶ディスプレイに向かっていたら、急に、強い光を見た後のような光の残像が出ました。眼底検査のあとのような強いもので、でも形は丸くなくて、左下が角になってる大きめのカギ型。

何週間か前にも出たことがあり今回が2回目。「目が〜、目が〜」と冗談を言ってる場合ではなく、今日は眼科医へ。

(何の気なしに検索してみたら「ムスカ全セリフ集」というページを発見。すごいなー)

診断の結果、目には異常はなく、どうやら

 せんきあんてん
「閃輝暗点
(閃輝性暗点)

というものらしいです。

この秘孔を突かれると(違う(^^;)、脳のものを見るあたりの血管が狭くなって、それが原因で起こる。これがおさまって血管が広がるときに、ひどい偏頭痛になる人も多い。頭痛がないならないで、まれには脳梗塞なんかの可能性もあるらしい。。。とのことでした。

というわけで、頻繁に出るようなら脳の輪切り写真なんかを調べたほうがいいけれど、当面は様子見となりました。

*****

ついでに、最近、特に目が疲れると近くのモノにピントが合わないことがあるという話をしました。視力検査などの結果、メガネは今のままで問題はないとのこと。
仕事中は定期的に遠くを見て目のピント調整機能を休ませることというアドバイスと、ビタミンB12の点眼薬を処方されました。

第二種電気工事士

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ちょっとコンセントをいじって便利にしたいと思うことがあります。パーツは東急ハンズにあるし、やればやれないことではないのですが、資格が必要です。

ということで、突然ですが、第二種電気工事士の資格取得を目指そうと思います。今からじゃ今年はもう、ですが、来年に向けて・・・。

顛末を「第二種電気工事士」というカテゴリーで書いていきたいと思います。

3日坊主で終わったらごめんなさい・・・最初から弱気(^^;。

裁判所から、また特別送達で封書が届きました。原告代理人弁護士さんからの「訴えの取下書」でした。

えーと、これで、お役ご免かな[E:happy01]。

「銀河」引退

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寝台急行「銀河」が今夜で最後なんだそうです。

ロボファイト4のときに、東京大阪間を往復で乗ったのが最初で最後(記事「ロボファイト4番外編」)。

子どもの頃に「ブルートレイン」という言葉の響きにあこがれて、その列車に2度も乗れて良かったなぁと思います。

訴状が届く4

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第1回口頭弁論に行ってきました。場所は東京地方裁判所。結構大きな建物です。

入口を入るとすぐに手荷物検査があり、空港と同じようにバッグをX線透視機の係員に渡してからゲートをくぐりました。
財布などの小物は出さなくても良かったし、手持ちの検知器で身体をなぞるようなチェックはなかったので、ものものしさはそれほど感じませんでした。

エレベーターで裁判所からの案内に書いてある部屋番号のある階へ。法廷部屋は数フロアにわたってたくさんあるようです。
あちこちの部屋でさまざまな欲望が渦巻いている・・・じゃなくて、弁論やら判決やらが行われているかと思うと、ちょっとめまいがしそうでした。

部屋に着き中へ入ると、以前住んでいたマンションの理事長さんがすでに来ていました。マンションの多くの方を代表しているとのことですが、委任状という言い方じゃなくて何か別の言い方をしていました。
訴訟代理人は弁護士でないとダメですが、被告の中からなら代表みたいな形がとれるのかな・・・ちょっと検索してみましたが、よくわかりません。

部屋の広さは、この写真とくらべるとふたまわりくらい狭かったです。天井が十分に高いせいか、窮屈な感じはしませんでした。写真と同じく、奥の高い位置に裁判官席があり、手前に柵で区切られた傍聴席がありました。違うのは、左右の原告席、被告席がなく、代わりに部屋の中央に8人がけくらいの丸テーブルが置いてあるところ。丸テーブルの両側に原告と被告が座るようになっていました。

開始時刻が近くなってきて、事務の方が書類などを準備しはじめ、壁際の長テーブル席に司法修習生もやってきました。原告側の訴訟代理人となっている弁護士さんが来たときには、空気がちょっと緊張。僕自身も「いまは第3者」という気楽さがあったにもかかわらず、肩に少し力が入っていたように思います。

丸テーブルの原告席側に訴訟代理人の弁護士さん1名、被告席側に理事長さん夫妻とうちの夫婦の4人が座りました。ほどなく裁判官が入ってきて、高い位置にある裁判官席ではなく、我々と同じ丸テーブルの中央(高い位置の裁判官席の前)に座りました。

進行は裁判官が直接行いました。まずは出席者の確認。次に訴状に対する答弁書についての確認。

僕とカミさんからの答弁書については問題となるような不備もなかったようで、「売却したということですね」で「はい、そうです」というやりとりで終了。ちょっとほっとしました。
マンションの理事長さんからの書類は、答弁書としては形式上も内容も不備があったようでした。理事長さんは話したいことがあると許可を求め話し始めました。が、すぐに裁判官から「経緯などは不要、結論を先に述べるように」と指示が入り、訴状に書かれている図面をもとにした主張になりました。ひととおり主張が終わったところで、裁判官から「論点は○○○ですね。他にはありませんね」と確認があり、「次回までに書類で出すように」との指示が出ました。

その後まとめに入りました。
僕とカミさんについては、裁判官から原告側の弁護士さんに、取り下げの手続きか、さらに主張することがあれば書類を提出すること、という指示が出ました。
マンションの理事長さんに対しては、主張内容の書類を提出するよう再度指示が出ました。

最後に、全員が都合の良い次回の日時を決定しました。口頭弁論は第1回の日時は強制的に決められてしまいますが、以後はこうして調整するようです。

これで、第1回口頭弁論は終了しました。実質10分あったかどうか。あっさりしてましたが、答弁書を書くときにいろいろ検索して調べたことからすれば、訴状のシンプルさから言ってイメージ通りでした。

目的が明確な会議はこのように進行するのだ、というお手本のようでした。

森博嗣 S&Mシリーズ

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昨年12月から、森博嗣の「すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER」から始まる一連のS&Mシリーズ(10作品+短編集に入っている4編)をずっと読み続けていました。

(以下リンク先はAmazon)

すべてがFになる The Perfect Insider
冷たい密室と博士たち Doctors in Isolated Room
笑わない数学者 Mathematical Goodbye
詩的私的ジャック Jack the Poetical Private
封印再度 Who Inside

まどろみ消去(短編集)
 ・ミステリィ対戦の前夜
 ・誰もいなくなった

幻惑の死と使途 Illusion Acts Like Magic
夏のレプリカ Replaceable Summer
今はもうない Switch Back
数奇にして模型 Numerical Models
有限と微小のパン The Perfect Outsider

地球儀のスライス(短編集)
 ・石塔の屋根飾り
 ・マン島の蒸気鉄道

森博嗣のミステリィ工作室
 ・上記作品についての作者「あとがき」

あえて大人買いはせず、1冊読み終わりそうになったら次の1冊を買うことにしました。特に意味はないのですが、本屋は好きなので。
気がつくともう2月も終わりです。1週間に1冊のペースですね。

すべてがFになる」の解説(瀬名秀明)に書かれていた

本作が気に入った方は、是非ともこのシリーズを順番に読んでいって戴きたい。シリーズ最終作『有限と微小のパン』に至ったとき、あなたは作者の策略に驚愕することだろう。

という文章の通り、順番に読んでいき最終作でくらくらしました。

このシリーズを読むための回路はすでに頭の中にありました。読んでいくうちにその特定の思考回路が刺激され強化されていくかのような、そんな心地 よさがありました。いや、怖さかも。怖いから読み続ける、読み続けるうちに読む速さがどんどん速くなっていき、最終作で回路がスパークした、そんな感覚でした。

シリーズを読み終えての感想をひとことで言うと、「クロックが遅くてもいいから、同じアーキテクチャーが欲しい」です。誰と同じ、はあえて書きません(^^;。

・・・・・

いわゆるミステリーは、ごくごくたまにしか読みません。たいてい自分には合わないなぁと感じてました。

たとえば、岡島二人の「99%の誘拐」や「クラインの壷」。面白いです。
でも、私は、前者のような人間ドラマには興味がない(あー、でも、藤原伊織の「テロリストのパラソル」は良かったな)し、後者もSF的展開を期待してしまう(“クラインの壷”にバーチャルリアリティとくれば)ようです。

なので、今回も、ごくごくたまに、のつもりでした。作者の森博嗣のことも本屋に行けばΦとかΘとか目にとまるんですけど、それだけでした。

ごくごくたまに、でも手にとって読んでみるものですねぇ。

・・・・・

ちょうど今出ている「編集会議 2008年 03月号」の特集が「森博嗣と理系作家の思考回路」というものです。「理系作家」という呼称やくくり方はあまり私には意味はないのですが、森博嗣の作品リストなどもあったので買ってしまいました。
おかげで本棚にあった「猫の建築家 」という文庫本も森博嗣だったことに気が付きました。

今はVシリーズを読み始めています。これがまた・・・。

今後、押井守監督「スカイ・クロラ」の公開(8月)までに、原作も読んでおきたいなと思います。

 

<<追記2008/04/06>>

S&Mシリーズその後

今夜はパラシュート博物館へ
 ・どちらかが魔女
 ・双頭の鷲の旗の下に

捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest

虚空の逆マトリクス
 ・いつ入れ替わった?

 

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