東芝フィルハーモニー管弦楽団
第25回定期演奏会
2007年4月8日(日)14時開演
五反田ゆうぽうと簡易保険ホール
指揮:河地 良智
曲目:
ヨハン・シュトラウス2世/「こうもり」序曲
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:ダニエル・フロシャウアー
チャイコフスキー/交響曲第4番
下手だというわけじゃなくて、入場料1,500円だけのことはあるなというレベルなのですが、聴いていてまったく高揚感がわいてきませんでした。
一本調子。もちろん主題(と言うのでしょうか)のメロディが変わればテンポが変わるのですが、主題が切り替わる一歩手前でテンポを動かすとか、ほんの少しタメを作るとか、そういったことが全くありませんでした。
指揮者に期待したんですけどねぇ(お茶の水管弦楽団 第74回定期演奏会のように)。
学生オケのほうが練習時間がとれるということなのかなぁ。上手に演奏するための時間ではなくて、「こう演奏しましょう」って意志を固めていく時間が足りないのかもしれない・・・という気がしました。
まぁ、無難にオーソドックスにやるんだってポリシーなのかもしれませんから、単純に僕に合わないということなんだろうと思います。
それはそれとして・・・
残念だったのが、観客のマナー。
椅子をドスドスするわ(揺れるんだよ、それ)、パンフレットバラバラするわ(音は意外とひびくんだよ)、もう飽きましたってため息を5分おきにつくわ(そのあと必ず頭をかく)、指揮者がまだ余韻を残しているのに拍手始めちゃうとか、、、演奏者の関係者が多いせいか、曲を聴くのは苦痛って感じの人がたくさんいました。
僕は、子供がひそひそ話していようが、おとながクシャミ連発しようが、平気な方なんですけどね。
音楽は、無理して聴くものじゃないよ。。。