「三体」の完結編(?)「三体III 死神永生」読み終えました。
何を書いてもこれから読む方の先入観になってしまいそうなのですが・・・。
最初にこれまでのあらすじが載っていました。それでいいかなと思ったのですが、つながりが気になって「三体II 黒暗森林」の下巻から読み直しました。そうだ、この黒暗森林のラスト。これに続けていったい何を書こうというのか。
・・・ここまでやるか(笑)
訳者あとがきの中で著者がこの三部作をふりかえったエッセイが紹介されていました。それによれば、最初の二巻はSFファン以外の一般読者に広く受け入れてもらうように書いたけれど、この第三巻は既存のSFファン以外の読者を取り込もうとするのは諦めて、ハードコアのSFファンと自任する自分自身にとって心地よい〝純粋な〟SF小説を書くことにした、とのことでした。
・・・そういう作品でした。面白かった(^^)
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