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12月の発表会以降、実にのんびりというかじっくりというか、ビーバーのパッサカリアに取り組んできました。
一気に駆け上がるところなど指が回らないのでテンポを落として(でも拍感はキープして)、あちこちつまづきながらも(でも気持ちを切らすことなく)、弾き通すことができまして、ひと区切りとなりました。
 
出版されている楽譜には2つの版(PWM版とロスタル版)があるようで、端的に言えば現代版(?)のロスタル版を購入しました。
重なってる音を縦に並べる書き方ではなく、複数の旋律がわかるように書かれた楽譜は、慣れるまでちょっと時間がかかりましたが、見えてくるととてもありがたいものでした。
 
 
この曲をひとことで言えば、
 
ずっと続くソ、ファ、ミ、レを道しるべに、様々な経験を振り返りながら進んでいって、最後にとても優しい光が待っている。
 
かな。
だから、曲の最初の、単音のソ、ファ、ミ、レが一番難しいです。
 
まだ、発表会や弾き合い会で演奏できるところまではいっていませんが、先生もおっしゃっていたように、いつか響きの豊かなところで演奏できたらいいなと思っています。

 
 

次の曲は協奏曲をやりたいと思っていたところ、先生も同様だったそうで、
 
 ヴュータン:協奏曲第4番第1楽章
  か
 ヴュータン:協奏曲第5番第1楽章(実際には単楽章だけれども)
 
を候補にいただきました。
ちょっと聴いてみて、5番も魅力的なフレーズがあって迷いましたが、4番にしました。
5番はなんとくなく自分が演奏している姿が想像できたのですが、4番はできなかったので、逆に取り組んでみようと思いました。
 
弾いてみたらどんな曲かな。
楽しみです。
 

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1月に日本将棋連盟のお年玉認定で二段の免状を申請し、昨日届きました。

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道場などで指したらせいぜい5級くらいだと思うのですが、連盟100周年などなど寄付のつもりもありました。
また、会長の羽生さんは、先日、今期で会長職を退任されるとの表明がありました。私は羽生さんのファンなので、今回のタイミングで申請して良かったな、と思っていたりもします。

ちなみに初段の免状は、米長会長、森内名人、渡辺竜王の時にいただきました。
今回同様に道場ではなく、今はもうないYahoo!検定での認定でした。電車での長い通勤時間を利用して新聞の棋譜を毎日追っていた頃なので、今よりは強かったと思います。

 

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第一生命ホール クァルテット・ウィークエンド 2024-2025
クァルテット・インテグラ

2025年1月11日(土)14:00開演
第一生命ホール

三澤響果(ヴァイオリン)
菊野凜太郎(ヴァイオリン)
山本一輝(ヴィオラ)
パク・イェウン(チェロ)

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 Op.18-3
バルトーク:弦楽四重奏曲 第3番 Sz.85 BB93
ブラームス:弦楽四重奏曲 第3番 変ロ長調 Op.67

 

生演奏聴いてないなぁと遡ってみると、新型コロナの影響もありますが、かれこれ丸4年くらい聴きに行っていませんでした。

昨年末、ふと、弦楽四重奏を聴きたいと思い立ち・・・。

幸い、わりと近くに「クァルテット・ウィークエンド」シリーズを続けている第一生命ホールがあります。
調べてみると、以前「サラサーテ」のカルテットのページで紹介されて以来、なんとなく気になっていたクァルテット・インテグラにまだわずかに空き席が。
そして、4年の間に私もシニア料金の歳になってました! ← 決め手(笑)

 

どの曲も最初の1音から惹きこまれ、そのままあっという間に終わってしまいました。久しぶり過ぎる生演奏鑑賞というだけで受ける感動は抜きにできませんが、音色も響きも「クリア」で、曲そのものがダイレクトに伝わるような感覚でした。

アンコールはハイドン「五度」の第4楽章。これもとても楽しかったです。

チケットを取ったときに良い席は残っておらず、1stVnを背中から見るような位置でしたが、久しぶり過ぎる生演奏鑑賞がクァルテット・インテグラで良かったと思います。

2023年1月に「第1番」、2024年1月に「第2番」、そして今年が「第3番」で最後ということでした。6月からは新たにベートーヴェン・ツィクルスが始まります。聴きに行こう。

 

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