思いつきでいいじゃないか
当たらずも遠からず的に

2009年6月アーカイブ

スター・トレック」面白かったです。

スタートレックのファン(トレッキーというのはおこがましい)で良かった、と思いました。

ピカピカのエンタープライズには、ちょっとばかし泣きそうになりました。

とはいえ、単純な「過去にこういうことがありました」とか「あの人たちの若かりし頃は」ではありません。

ファンにとっては、別の時間軸で進むスタートレック(になったことが今回のエピソード)です。向こうの彼らとこちらの彼らと、どちらも知っているのが・・・あぁ、この視点こそSFそのもの。

スタートレックのことを何も知らなくても、SFが嫌いでなければ、楽しめる映画だと思います。
SF映画の場合、舞台背景説明をストーリーにどう組み込むかが大変だったりしますが、それをはしょることなく、かつ、しつこくなく、丁寧に描いていると感じました。

NHK交響楽団
第1649回定期公演 Aプログラム
2009年6月6日(土)18時開演
2009年6月7日(日)15時開演
NHKホール
指揮:ジョナサン・ノット
・ストラヴィンスキー / 管楽器のための交響曲
・プロコフィエフ / ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19
   ヴァイオリン:庄司紗矢香
・ラヴェル / 優雅で感傷的なワルツ
・ドビュッシー / 交響詩「海」

2日とも聴きに行きました。
メインはもちろん庄司紗矢香です。6月1日のリゲティは腰痛で聴きに行けず残念でしたが、こちらは両日とも堪能しました。

プロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」は、ほとんど知らない曲でしたので、ナクソス・ミュージック・ライブラリーで予習しました。知らない曲だけに、偏らないように複数のソリストの演奏で、曲の大まかなイメージをつかむくらいまでは聴きました。

庄司紗矢香の演奏は、音のダイナミックレンジならぬ演奏のダイナミックレンジとでも言ったらいいのか、それが大きくて、とても気持ちの良いものでした。この曲に新しい印象を付け加えてくれたので、これまで聴いてきたナクソスの演奏も、今夜からまた違って聴ける気がします(しばらく他の演奏は聴く気になれませんが)。

ソリストのアンコールがありました。バッハのソナタでした。NHKホールの響きに合っているのでしょうか、とても美しい演奏でした。
あ、そうではなくて、ホールの響きに合わせて演奏しているんだ・・・。きっとそうですね。

次は、11月のシンシナティ交響楽団とのシベリウスですね。

 

以下、せっかくなので他の曲についても(^^;:

ストラヴィンスキー「管楽器のための交響曲」は、管楽器だけで演奏する曲で、初めて聴きました。演奏者の椅子の位置はフルオーケストラの位置なので、指揮者と演奏者の間が空席状態でぽかっと空いているのが妙におかしかったです。

ラヴェル「優雅で感傷的なワルツ」は、大好きな「ラ・ヴァルス」と同じようなフレーズや和音がたくさんあります。そのたびに「ラ・ヴァルス」の華やかな展開が頭の中に浮かんでしまい、盛り上がりに欠けると感じてしまいます。まぁ、それが“感傷的”ってことなのかな・・・。
演奏自体は悪くなかったと思います。

ドビュッシー「海」は、ドビュッシーで思いつくのは冨田勲(^^;くらいなのでよくわかりません。

冨田勲の「月の光」昔もこんなジャケットでしたっけ?

 

今回の放送予定は

20090607_01

とのことです。テレビカメラは6日のほうに入ってました。今から楽しみです。

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