46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

HNMSレッスン339、340

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だんだんと、1週間単位のペースを取り戻しつつあります。
 
■音階:3オクターブ
変ホ長調、♭3つなのに長調って弾きにくい...というところから始まって、ずいぶん慣れたなと思います。
今では、たとえアルペジオのシフトでずれても、その次の音で合わせ込んでいけるまでに・・・って、そもそもシフトでずれるな、ということでもありまするが(^^;
 
音がずれやすい特定の音があるので、もうちょっと、この調を続けてみようと思います。
 

■エチュード:クロイツェル:6番
弓先のマルテラート。
「次回、仕上げ」ということで、地道に1音1音止める練習をやっていきました。
弾いてて、あやしいところもありましたが、なんとか合格(^^)
 
この6番、弓は止まらないし、止めると力が入るし、音程(特に後半)取れないし、自分にはとてもいい練習となりました。
 

■エチュード:クロイツェル:7番
1-4でとることの多いオクターブを弦を飛び越えてとる取り方で。
右手の確実な移弦もさることながら、左手のフィンガリングが。前半はまだ、どこかの指を押さえたまま次の音を押さえられるところが多いので安定感があるのですが、後半はそれがうまくいかないパターン(^^;
そのほか、半音ずつ上がり下がりするところの音の高さがまだ頭に入っていないのと、小節をまたぐスラーで拍を見失う危険なところあり・・・。
 

■曲:ヴィオッティ コンチェルト第22番第1楽章
カデンツァ(ヨアヒム版)。

ポイント:
・スラーのところと弓を返すところ
・2段目、拍を失いがちなところ
・音程の取りにくいところはともかく、3ポジでのファがことごとく高めに浮くところ
・強弱記号はないが、いったん収めて再スタートするイメージを持って弾くところ
・8段目、9段目、休符のあるところ、ないところ
 
メモ:
・出だしのアウフタクトからのミドラミはひとつのフレーズであるように。
・1段目、ターンをばらして書いてあるようなところ、装飾音的なところは優しく弾く。
・1段目、先に進みすぎ。オーケストラよりも遅く入るくらいの気持ちでたっぷりと弾く。ただし、テンポがだんだん遅れることのないように。それを伴奏のない練習でもイメージしてキープできるように。
・オクターブ下のミドラミ。出だしのE線の音に対して、こちらはD線。D線の響きを出すように。
・練習番号Aから、ひとつのスラー内で弓をだんだん長く使うような弾き方で。
・練習番号Aから、ドが高めに浮く。レ#の3を離すときにその3の指も2のほうへ持ってくる。
・カデンツァの入りはどこに行こうとしているのかまだはっきりしない感じを出す。
・ここでのカデンツァは実は基本の和音(ミドラ)。
・拍の頭が、弓の返しの音にならないように。
・転調後の付点四分音符からのターンや装飾音では、付点四分音符を十分に弾いてから
・連続トリル、トリルはまずはひとつから。
・連続トリルのスラーでワンセット(1音目(トリル)と2音目)。
・pで半音ずつ上がるところ、弓は少なく。
・同、シフトの大きさは小さく(4つ目のド#を1で取るところ)。
・1ページ目下から3段目、音のはねるところ中間音を入れてのシフト練習を。
・1ページ目下から3段目、pで半音ずつ上がるところは弓を少なく。
・1ページ目下から2段目、クレッシェンドからf(brillante)をもっと。
・1ページ目最終段最高音の後、4拍目四分音符からの拍感(二分音符できっちりと)。
・1ページ目最終段彩桜音の後のドのナチュラルの音をどうとるか。
・2ページ目の出だしからはフレーズを大きくとらえる。
・同、4分の4の曲だけれど、ここは2分の2のように。
・装飾音の練習方法。
・同じ音のスラースタッカートを別の指で取り直すところ、2つ目の音は次につながるアウフタクトのイメージで。
・練習番号Bから、アクセントは動く方の音だが、軸は固定しているシの音に。
・2ページ5段目の連続重音、弓の返しをレガートに。
・2ページ6段目のpp重音、スラーはスラー感を出す。
・練習番号Cの手前の裏拍スラーは拍をしっかりとる練習を。
・(再)2ページ7段目3度の重音13-24シフト13・・・13を押さえたまま24を置くようにするとシフトが安定する。
・練習番号Cからの各小節で4拍目が3拍目までの動きにつられやすいところ、3拍目までは4拍目に向かっていき、4拍目は別ととらえる。
・3ページSOLOはじめ、付点四分音符と8分音符を同じ音色でキープ(dolceと書いてあるので8分音符を軽く弾きがち)。
・3度の和音半音の幅が含まれるかすべて全音の幅かを。
・3ページ1段目からの重音スラー、弓の動き止まりがち。
・練習番号Dから、フィンガリング確認。小さなシフトをしっかりとる。
・連続トリルは頭の音をはっきり、トリルは軽やかに。
・付点16分+32分音符からのトリル、付点16分+32分音符の音もはっきり。
・3ページ8段目最後の小節アクセント3つはだんだん強く、それぞれのアクセントの次からフレーズが始まる。
・練習番号Eの前の全音符ソ♯はうわつかないように。
・練習番号Eから、入りはそっと。
・3ページ下から2段目最後の小節からレガートで。
・3ページ最後の転調後、4ページフレーズのどこから長調→短調に切り替わるかを明確に。
・同、1音1音を区切りすぎない。
・4ページ5段目重音に入る手前のフレーズを歌う。
・練習番号Gから3小節目、弓の動きは小さくして重さで表現。
・Tuttiの3小節手前、離さなくていい指。
 
 
カデンツァ含めて最後までたどりつきました。
次回は頭からカデンツァの前まで。
 
*****
 
クロイツェル、これまで何となく弾いていたものを、ひとつひとつ確認しながら身に付けていく、というように感じています。
 
僕は時々「ぐるりと一周して」という書き方をしていますが、そうですね、カイザーからドントの予備練習までが1周目で、クロイツェルが2週目という感じです。
 
1週目は2011.2から2017.7まで6年半くらいかかっていて、2週目は今のペースだと8年くらいかかるかなぁ。
 
ちなみに、木星の公転周期が11.86年だそうです。
 


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このページは、SLANが2018年5月 1日 14:43に書いた記事です。

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