46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

2012年10月アーカイブ

初台タウンオーケストラ(http://hatsuok.blog.fc2.com/)で、来年2月24日の演奏会にトラさんで出ることにしました。

(なので、しゅみーとのアンサンブル・コミュ演奏会はまたも欠席です。)

演目はシューベルト「未完成」。

バイオリンとの出会いは、高校1年の部活。それまで、音楽といえば授業以外何もしていませんでした。
音なんかほとんど出せないまま2ndVnで演奏会に出ました。その時の曲がシューベルト「未完成」とブラームス「大学祝典序曲」。
その後、フォークギターがマイブームとなり、1年もたたないうちにバイオリンはやめてしまったのでした・・・。

「未完成」と「大学祝典序曲」は、そんな思い出の中でいつか弾いてみたい曲なのです。

初台タウンオーケストラは、メインの練習場所が同じ区内で。
見学へ行ったら「未完成」をやっていました。高校の時と同じ2ndVnを弾かせてもらったら、この3年3カ月の修行の成果で何とかなるかもーと思いました。

ということで、「未完成」リベンジ計画を発動することにしました!

しかし、さっそく困難が待ち受けていました。。。1stVnになりました(^^; わはは。
さて、どうなりますやら。

東大フィル・グラデュエイト・オーケストラ(http://tpgo.web.fc2.com/)はもちろん続けます。
こちらの本番は、来年5月12日です。


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10/13(土)は、いつもレッスンメモを書いている教室の発表会でした。
場所は昨年と同じ台東区ミレニアムホール。

曲は、海外サイトで見つけたEdmund Severn作曲「Polish Dance」。ポーランドの民族舞踏をモチーフに作られた3拍子の曲です。

ポーランド独特の舞踏リズムで重音かき鳴らすところあり、悲しさや苦しさを訴えかけるように歌うところあり、ピチカート+重音でピアノと楽しくからむところあり、ピアノ無しドソロのところあり、5分程度の短い曲の中にいろいろな要素が入っています。
YouTubeで音源を聴いたときに「弾けたら楽しそう、弾いてみたい」と感じました。

発表会では、この曲を聴いて「この曲っていいな」と思ってもらえるような演奏がしたいと思っていました。

 

本番。

ドキドキでしたが、弾きはじめ、最初の重音がホール全体に響いた感じがして、これなら行けそうな気がしました。

しかし、しかし、やっぱり緊張で硬くなっていました。

手首が固まって先弓が指板方向へ流れるクセが出たり、右足が震えだしたり、重音アップから勢いよくピチカート全弦じゃんっの後にすぐ低弦メロディに入るところで握りが浅くなって弓を落としそうになったり・・・。

そんな状態に気づくたびに修正できたこと、テンポやら音程やらが乱れても、ずっと曲の流れをキープし続けていられたことが、いまこうして書いてて不思議です。

フィナーレ部分もぎりぎり転ばずにいけて、ここだけは出したかったフラジオがきれいに響いて、最後の音符を弾き終えたとき、「弾いた~!」という大きな充足感がありました。

・・・右足の震えだけは、控え室に戻ってからもしばらく止まりませんでしたが(^^;

 

と、ここまで書いたところで、聴きにきてくださったFacebook友達さんが録音ファイルを送ってくださいました。

この曲に取り組んで3ヵ月、うまく弾けなかったところ、たっくさんあります。
でも、良いところも悪いところも今の自分がそのまま出ている気がするので、載せちゃいます。

うまく弾けなかったところは「今回の失敗」じゃなくて「次の課題」。そう思えるくらい、うまく弾けたところは気持ちよく弾けました。

 

あとで楽譜を取りに舞台袖へ行った時に、先生からは「この曲のファンが増えましたよ!」、初対面のゲストの先生からは「みんなでノリノリで聴いてました!」という言葉をいただきました。

「この曲っていいな」って思ってもらえたのかな、と嬉しく思いました。

 

最後になりましたが、今回の発表会に向けては、ピアノでお付き合いいただいた2人のマイミクさんはじめ、多くの皆さんからたくさんの応援をいただきました。

おかげさまで、本番、とても楽しかったです。ありがとうございました。

 


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土曜日の最終ピアノ合わせ(2回目)は、水曜日の悪夢がウソのように、なかなか良いできでした。

なんとなくですが、演奏しながら音で会話ができたことが嬉しかったです。

 テンポそう入りますか、もうちょっと早くしたいです。
 あ、でもこのほうが弾きやすいかも。これでいってみます。
 ここはあげていきます。ここは落とします。
 ここはこっちが聞いて合わせます。
 ラストは走りまーす!

こういう自分の意思を出せて、返ってくる音の返事を聴きながら弾けました。単に弾くだけじゃない、やり取りによる音の流れを作ることができたので、何度つまづいても、音楽が止まらずに先に進みました。とても楽しかったです。

昨年は、合わせていただいてることは感じたのですが、自分がどうすれば良いか考える余裕が全然ありませんでした。

先日も書きましたが、今年は、mixiつながりイベントで弾いていただいたことが、本当に役に立っています。ありがとうございます。

本番でこれが出せたらいいなぁ。
緊張するからなぁ。

 

本番までの練習メニュー

■この良いイメージをキープすること
・マイミクさんからアドバイスいただいたように、本番イメージを持って練習すること

■まず、いきなり通す
・本番がリハなし、楽屋での音出しのみなので

■つまづきやすいところの反復練習
・シフトするところ
・指が転びやすいところ

■ゆっくりと1音1音大事に弾く練習(表現)
・うたうところ、おさえるところ
・弓の位置(先中元/指板寄り駒寄り)
・ブレス!

■同じ調での基礎練習(音程)
・音階、アルペジオ
・カイザー7番、8番

こんな感じで最後まで頑張ってみよー!


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発表会へ集中モードレッスンが続いています。

ちゃくちゃくと練習を積み重ね、暗譜なんて考えもしませんでしたが、ゆっくりなら譜面を見ないでも弾けるほどに。

先週土曜日の1回目のピアノ合わせ(上記のレッスンのカウントには入れてない)では、ヤバい課題が無事に(?)見つかって、順調にきていたつもりだったのですが、、、

 

今週水曜日のレッスンは最悪のできでした。

 

日曜日にオケ本番を終えたばかりで、ちょっと気持ちがふわふわしてたってことは確かにあります。それでも、レッスン前の練習ではそれほど悪くはない感じだったのです。

ひどく緊張したわけでもなく、普通に弾き始めたつもりなのに、何もかも間違いだらけでバラバラでした。
いつものちょっとミスりましたぁとかいうレベルじゃなく、もうこの曲を初めて弾いた時のほうがましなくらい。

 

練習を積み重ねていくと起きることがある、、、と話には聞いていましたが、今まで「このことかな」と思っていたことは単なる不安と緊張だったかも。

 

こんなことになるのかllllll(- _ -;)llllll

 

みんな、これを乗り越えてきたのか~

 

明日は2回目のピアノ合わせで、あとは本番までレッスンはありません。
これが起きたのが本番じゃなくて良かったと気を取り直して、また1からのつもりで仕上げに入ろうと思います。

なんだかとてもいい経験をしている気がします。


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ベトベン5、6、4、10の予定が変更になってました。

聴きに行く予定のコンサート

・10/07(日)15:00 @彩の国さいたま
・10/08(祝)15:00 @東京文化会館
・10/20(土)13:00 @みなとみらい
  ヤナーチェク: ヴァイオリン・ソナタ
  ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 作品96
  ドビュッシー: ヴァイオリン・ソナタ ト短調
  シューマン: ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 作品121

・10/30(火)19:00 @サントリーホール
  ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番
  ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
  シューベルト:幻想曲 ハ長調 op.159

今回は4公演となりました。


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東大フィル・グラデュエイト・オーケストラ
第5回定期演奏会

日時:2012年9月30日(日) 開演14:00(開場13:30)
会場:武蔵野市民文化会館 大ホール
指揮:三重野清顕

プログラム:
 メンデルスゾーン/フィンガルの洞窟(ローマ稿)
 ゲーゼ/交響曲第1番
 メンデルスゾーン/交響曲第5番 宗教改革

 ※アンコールは、フィンガルの洞窟(ロンドン稿)

*****

TPGOに入団して3回目の定期演奏会。

1回目は当日に発熱しました。
2回目は1週間前のゲネプロで発熱しました。
今回は発熱なし!
・・・と言ったら、オケ宴会部長に「じゃ今回は1週間後ですね」と言われました。注意せねば。

それはさておき。

台風が迫る中、聴きに来てくださった皆さま、ありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか。

行けないけど頑張ってと応援してくださった皆さま、ありがとうございました。頑張れました。

 

今回は・・・楽曲以上に精神面がしんどかったです。ここそこでわき上がる暗黒面との戦いにモチベーションを奪われていました。

本番10日前に手術(軽いものです、大丈夫)を12月にすることに決まって、ふと漏らした言葉からわかってもらえて、それがきっかけで暗黒面に堕ちずにすみました。

“こっつぁがねぇ”ことだ、と思えるようになりました。

 

そうして臨んだ本番は、前回に比べると、弾けるところはより弾けたけど弾けないところはより弾けなかった感じです。あろうことか譜面を見失ったところもありました。
それでも、集中は切れませんでした。アンコール最後のピチカートまで弾ききることができました。

笑顔が返ってきました。

これを書きながらも頭の中でいろいろなフレーズが浮かんでは消えていきます。
これから先、ふとしたことで、意図的に使う開放弦の金属的な響きとともに思い出すでしょう。

僕にとってはそんな演奏会になりました。

フォースとともにあらんことを。

 


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