46歳からのバイオリン練習日記 のんびり楽しく。
バイオリンレッスン開始から日です。

楽器の違い

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昨日(おととい夜)、10のお店で30台ほどのバイオリンを聴かせていただいたことを書きました。

まだ下倉バイオリンで扱っている20万円おり上のクラス(K.Shimora、E.H.Roth)を聴いていませんが、いろいろと見えてきました。まぁ、しょせん上限40万円の世界なのではありますが。

■価格帯(セットで)

まぁ、弓にいくらかけるかにもよりますが。

  • 数万円以下
     通販ものでは、いきなり調整が必要な粗悪品もあるらしいです。
     
  • 5万円クラス
     信頼できるお店のものであれば、練習用として十分だと思います。
     聴いた中で1本選ぶなら、REGHIN。
     
  • 10万円クラス
     箱の表面で音が鳴っている感じです。でも、5万円クラスと比べて、音が出しやすい感じがします。練習用としてはもちろん十分ですが、弾けるようになると間違いなく上のクラスが欲しくなると思います。
     聴いた中で1本選ぶなら、ARS MUSIC #28。
     
  • 20万円クラス
     30万円クラスに比べるとやや平板ながら、ブランドごとの音の特徴が出てきます。「これはいい」と思うものが見つかる可能性があります。
     聴いた中で1本選ぶなら、Ferenc Béla Váci CDM-R。
     
  • 30万円クラス
     箱の中の空気が鳴っている心地よい感じがします。私の年齢から始めるなら、弾く楽しさを一生味わえる気がします。。。1年1万円か。
     聴いた中で1本選ぶなら、Henli Delille IV。
     
  • 40万円クラス
     30万円クラスと同様です。
     ただ、10万から20万、あるいは、20万から30万の“10万円の音の差”に比べると、30万から40万の音の差は大きくないように思います。
     聴いた中で1本選ぶなら、Santo Spirito Maestro。
     
  • もっと上のクラス
     たとえお金をたくさん持っていても手は出さないと思います(^^;。
     数百万円超のレベルになると、音の良し悪しだけではなくて「誰の作品か」ということで値段が変わるのだそうです。

 ちなみに、ガシャペリオンのような二足歩行ロボットを作ろうと思うと、40万円かかります。基本的なメーカー製キットなら10万円です。金銭感覚的には近いかも。

■地域

実際にどこで作っているかではなく。

  • ドイツ風
     はっきりとしていて力強い音です。Karl Höfner、Roderich Paesold など。
     
  • 東欧風:
     芯があって、かつ、柔らかい響きです。GLIGA、Ferenc Béla Váci など。
     
  • イタリア風:
     明るくて華やかさがある音です。
     といっても、イタリア製のものは聴いてません。Santo Spirito(中国)、Pygmalius、Braviol の音。
     
  • フランス風:
     カラッとした響きです。
     といっても、聴いたのは、カタログに「フレンチテイスト」とあったHenri Delille (ベルギー)です。

 やっぱり、サッカーと同じ傾向が・・・(^^;。


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コメント(2)

弦楽器は深いです。
あああ。自分で弾くんじゃない楽器にお金を出してしまいそうな自分が・・・ 怖い。

あああ。自分で弾けそうにない楽器にお金を出そうとしている自分が・・・ 普通に思えてきて 怖い。

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この記事について

このページは、SLANが2009年7月14日 00:44に書いた記事です。

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